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2022年9月20日 (火)

弱い日本の弱くなる円

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「弱い日本の強い円」の著者、佐々木融氏が楽天証券のセミナーに出ていた。佐々木氏の本は、2011年末頃に出版された。当時は円高が進んでいるからこのようなタイトルだったのだろう。一般向けの経済書で、為替変動の原理をわかりやすく書いた本だ。著書では、国力が強いと通貨も強くなるのになぜ円高なのか。日本人の多くが抱くそんな疑問を解き明かした内容だった。要するに、通貨と通貨の間でお金がどう流れているかで為替相場は決まる。つまり、アメリカは経常赤字(貿易赤字)だからドル安になって当たり前。中長期的には、物価上昇は通貨の価値下落を促す。つまり、日本は他国よりインフレ率がずっと低かったので、円高になったということだった。しかし、今回、日本のインフレは他国に比べて小さいが、大きく円が売られている。また、日本の輸入の多くを占める化石燃料は年ごとに減っている。円安の原因は、低すぎる日本の政策金利が問題だという。そして、企業が海外に製造を移したことで輸入が増えている。製造を日本に戻すにも、少子高齢化で労働人口が少ない。今回は、購買力指数から考えられないくらい円安になっているから、これからどこまで下がるか見当もつかないという。企業は既に、円を売って海外資産に変えていることも円安の一因だという。個人まで円を売れば、大暴落する。円高は、円を印刷すれば抑えられるが、円安は買い支えても外貨準備高が尽きたら破産する。佐々木氏は、はっきりとは言わなかったが、政府の財政赤字を円の暴落で埋め合わせようとしているのかと勘繰りたくなるとまで言っていた。要は、日本国民の円資産(国債など)を政府の借金に投入することだ。日本のインフレについては、すべての輸入物価格が上がっている。そうなれば、日本も何れ金利が上昇するだろうと言う。今お金を借りるなら、固定金利でなければ危ない。アパートローンなどの事業用資産の借り入れは、変動金利だから土地バブル時のように金利が跳ね上がると、多額に借り入れをしていると大やけどを食らう。歴史は繰り返すというが、いつか来た道だ。ところで、愚生宅の愛犬は、調子が悪い様だ。朝から愚生の部室に来て、抱いて欲しいという。愚生でも良いなら、いくらでも抱っこをしてやった。何か悲しいことや不安なことでもあるのだろうか。ただ、愚生としては、朝からオキシトシンをたくさんもらったもので愛犬には感謝している。

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