IT大手企業の移り変わりは激しい
つい最近までは、IT大手企業を表すのにFAANGという単語を使っていた。しかし、最近はMATANAという言い方に替わったようだ。この頭文字は、Microsoft (MSFT), Apple (AAPL), Tesla (TSLA), Alphabet (GOOG), Nvidia (NVDA), and Amazon (AMZN)を指すのだという。FAANGの中から、Meta (META) and Netflix (NFLX)が除かれ、代わりに Microsoft, Tesla, and Nvidiaが加えられた。確かに、フェイスブックやインスタグラムも下火になりMetaの広告収入が伸び悩んできた。Netflixもウォルトディズニーなどと配信で競合し会員数が伸びていない。そろそろ市場が成熟し競合が多くなり、会員数の伸びが止まったようだ。一方、MATANAに頭文字を並べる企業は順風満帆に業績を伸ばし、今後の成長を見込める。愚生の知見では、クラウド関連企業のMicrosoftやAmazon、Googleは確実に伸びると思う。なぜなら、情報産業の成長の中でストレージ容量は常に級数的に膨張して増えてきたからだ。ただ、三社の中でAmazonはクラウドサービスで大きく黒字を出しているが、Eコマース分野は固定費が大きく利益率が低い。「セブン&アイHLDGS.」は、スーパーマーケットのイトーヨーカ堂の業績が伸び悩み、業績を立て直すために伸びが著しい子会社のコンビニ・セブンイレブンと合併した。Amazonもクラウドサービスの利益でいつまでEコマースの固定費を支えられるのだろうか。いずれにせよ、FAANGそしてGAFAM、MANATAとIT大手企業の移り変わりは激しい。ところで、昨日は野球のMLBと将棋の王位戦が放送されていた。愚生も朝から夕飯くらいまで、テレビ(王位戦はAbema.TV)を齧りついて見ていた。大谷翔平君が31・32号のホームランを打ってエンゼルスは勝った。藤井聡太君も王位を防衛した。愚生のような無責任な観客は気楽だが、本人たちは大変だっただろうと思う。勝利を期待する人たちは、負けると贔屓の引き倒しという事もあるから大変なプレッシャーだ。余生をのんびり暮らしている愚生などはつくづく果報者だと感謝したい。
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