将来を憂いたくなる
米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを継続するという懸念だろうか。米国主要株価3指数は軒並み、7年ぶりの大幅な下落率を記録した。これで、米国株式市場は4営業日続落した。特に暗号通貨が暴落してマイニングが下火になったせいか、エヌビディアなどの半導体株が値下がりした。S&P500種は8月半ばに付けた高値から8%超下落した。やはり、パウエルFRB議長が26日のジャクソンホール講演でタカ派姿勢を改めて強調したことを受けて米国株に売り圧力が拡大したようだ。月間ではS&P500は4.24%安、ダウ工業株30種は4.06%安、ナスダック総合は4.64%安となった。その中で、HPはPC販売低迷を理由に7.68%安となった。いつまで米国株安が続くかは分からないが、早々に終わるとは思えない。ところで、昨日はカミさんと箱根温泉に一泊二日で行ってきた。箱根湯本駅まではE駅からロマンスカーで一時間足らずで行ける。愚生は日本各地の温泉に行ってきたが、あまり遠い場所は、行き帰りの疲労もあり癒しにならなかった。3月に新玉川温泉(秋田)に行った時は、東北地震にぶつかり温泉地から秋田新幹線で秋田空港からやっとの思いでE市に帰ってきた。温泉に行ったありがたさが吹っ飛んでしまった。どうもカミさんが温泉に行って嬉しいのは、食事の支度などを考えなくてよいことだという。温泉保養が目的なら、近場が良いと思うようになった。愚生宅の可愛いペット(チワワ)を、悲しそうな表情をさせてペットホテルにあずけるのは忍びない。冠婚葬祭や特別な理由があって旅行しなければならない時以外は、近場の観光地に行くことにした。若い頃はペットシッターなどに委託したが、今は夫婦共暇な時間をふんだんに持っている。かわいい子に悲しい思いをさせながら旅行していると、気が引けて罪の意識を感じる。今は新型コロナの影響対策で、県内割を使うとずいぶんと温泉ホテルに安く泊まれる。しかし、それでも温泉ホテルは閑散としていて、経営者の苦悩が伝わってくる。2020年年初から起算すれば、もう二年半にもなる。愚生はコロナ前、箱根温泉街に外国人も含めて大勢が押しかけていた頃を知っているからなおさらだ。観光業界や旅行業界の苦悩は容易に見て取れる。長崎にあるハウステンボスも香港資本に買収された。都内の高級マンションも中国人が買いあさっているというから将来を憂いたくなる。
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