プーチンの言葉の裏側
虚言癖のある人は、何を言っても勘繰られる。例えば、プーチンを見ていると彼が何を言おうと言葉通りに受け取れない。国民向けに後二週間で軍事動員が終わると言ったところで、11月からは新平の徴兵の時期に当たるから手が回らないとしか見られない。また、ウクライナの大規模攻勢をしないということは、ロシア軍の弾が尽きたということだろう。プーチンの言葉の裏側を読み取れば真実が見えてくるような気がする。彼はメディア向けにウクライナ戦争は必然的なものだと言うが、そのような考え方は誰も納得しないだろう。まさか、21世紀に民主主義国家でこのような馬鹿げた軍事行動が支持されるとは思わないからだ。しかし、情報統制があったロシアではウクライナ侵略の支持率が高かったというから、ロシア国民の民度が推し量られる。いずれプーチンの嘘は必ず彼に帰っていくと思う。プーチンが少し真面ならば、さっさと国境までロシア軍を撤収させるべきだ。それではメンツが立たないというが、プーチンのためにこれ以上死者を出すことは避けなければならない。この時代に、一生に一度の生を受けてきた人々を、意味もなく殺戮するという蛮行は理解しえない。ロシア連邦は、人口では日本より少し多く、GDPは韓国と同規模だ。核兵器を持っているからと大国面をしていても、所詮張り子の虎でしかない。自由主義経済から切り離されてしまえば、ロシアなどは石油と石炭以外は何も生産できない。今期の戦争で、多くのロシアに進出していた企業が撤退した。石油を掘るにも、欧米からの技術支援がなければ継続しえないだろう。半導体が供給されなければ、ロシアで精密軍需機器など造ることはできない。ロシアのドローンと言っても、エンジンは日本からの輸入というから、経済性制裁を受けて製造できないという。身の丈を知らないと痛い目に合って初めて気が付くのだろうが、今はもう遅い。
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