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2022年10月25日 (火)

ソ連崩壊時の国境まで撤退

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ロシアのプーチンは、ウクライナ侵攻を始めたが目的のほとんどは失敗している。そして、ロシア軍は張り子の虎だということを世界に晒した。21世紀の民主主義国家に生きる愚生には、目的のためには手段を選ばないというプーチンには呆れてしまう。欧米や日本を含む自由民主主義諸国が重視する基本的な価値観を完全に無視するからだ。ロシア軍が占領したあらゆる場所で、民間人が虐殺されている。また、ミサイルや砲弾で意図的に民間施設を破壊している。ロシア軍は、捕虜への虐待や女性への性的暴行など傍若無人な振る舞いだ。民主主義国家の軍隊では、とうてい考えられない行為だ。更に、自国の負傷した兵士を撤退の足手まといだと射殺するなど、信じられない。いずれにせよ、プーチンが何を言おうがすべて嘘だろうから、傾聴に値しない。第二次世界大戦後、共産党独裁国家は国家名には民主主義や共和国という名称が付けられている。しかし、事実上の一党独裁や専制君主国家だ。プーチンのロシア、習近平の支那、金正恩の北朝鮮というぐあいだ。一部の取り巻きが地域住民を奴隷のように扱い搾取している。サウジアラビアなど中近東諸国の王国も同様かもしれない。独裁政権は何時までも続くはずはない。最期は排斥され、本人が処刑されて終わるだろう。戦に負けそうになったプーチンはウクライナに停戦を求めるが、誰も彼の言葉を信用しない。無理な相談だろう。ロシアがウクライナに戦争被害を弁済する気がなければ停戦などありえない。また、停戦後に戦争犯罪を厳しく追及する必要がある。プーチンにとって、残された道はソ連崩壊時の国境まで撤退しかないだろう。

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