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2022年11月14日 (月)

安全資産というと何になる

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仮想通貨交換業大手のFTXが破産したおかげで、暗号資産やブロックチェーン関連企業の株価が大幅下落した。暗号資産銀行シルバーゲート・キャピタルが10%安となり、下落を主導した。ビットコインへの積極投資で知られる米ソフトウエア会社マイクロストラテジーも2.6%下落した。暗号のマイニングを手掛けるライオット・ブロックチェーンとマラソン・デジタル・ホールディングスもそれぞれ約5%下落した。ところで、FTXの顧客が預けた資産は保全されているのだろうか。関係者によると、FTXが破産申請前日に投資家と共有したバランスシートの内訳によれば、負債は90億ドル(約1兆2500億円)近くで流動資産は9億ドルだといわれる。ブロックチェーン分析会社エリプティックによれば、破産申請から24時間以内の暗号資産の不正引き出しは推定4億7700万ドルに上ったとみられる。日本での仮想通貨資産は保全されていると言うが、実態はどうなっているのか怪しい。愚生など、未だに仮想通貨に価値があるのか不思議に思っている。ただ、米国が垂れ流す紙の紙幣も、紙そのものには価値はない。1万円札は10円程度でできているというから、国は印刷すればするほど儲かる。米国政府の信用があってのドル紙幣だろう。一方、日本の円紙幣はその額に見合った米国債で保障されていることになる。国民が日本国債を買わなくなったら、円が暴落する可能性もある。それでは、安全資産というと何になるのだろうかと迷う。金地金とか不動産とかという答えもあるが、少子高齢化社会の日本では不動産は不安だ。そう考えると、多少リスクはあってもGAFAMなどに投資する人が多いのは理解できる。愚生の個人的意見だが、ザッカーバーグがインフラを作るというMETAだけは投資するきにはなれない。

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