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2022年11月16日 (水)

ロシアのミサイルがポーランドに着弾

Pjlq
ロシアのミサイルがウクライナに隣接するNATO加盟国(北大西洋条約)のポーランドに着弾した。その結果、この攻撃で2人が死亡したという。ロシアがウクライナに侵攻後、ロシアの兵器がNATO加盟国に着弾するのは初めてだ。このため、バイデン大統領はポーランドのドゥダ大統領と緊急電話会談をした。北大西洋条約は加盟国の攻撃を全加盟国への攻撃と見なし、武力行使を含む必要な行動を直ちに取ると規定している。今回実際に起きた場合、攻撃を受けた加盟国の防衛支援がなされるのだろうか。ロシアが間違ってミサイル攻撃したとは思えないから、NATO加盟国の足元を見ているだろう。これで何も発動されないなら、NATOは張子の虎条約になってしまう。愚生は、日米安全保障条約も実際に米国が日本を守る保証はないと思う。米国が日本の軍備を削ぐ目的に作られた安保条約だからだ。現実に米国が日本の安全など心配するとは思えない。ウクライナ戦争はバイデンがNATOは参戦しないと言ったことが、プーチンのウクライナ侵略を招いた。頭の弱い政治家がトップを勤めたおかげで、ウクライナでは大勢の人が死んだ。そして、米国の複合軍産企業を儲けさせるために、バイデンは戦争をすぐに終わらせようとはしない。米国は、航空機などの最新武器をウクライナに早期に供与しない理由だ。その裏には、米国の世界戦略の思惑が透けて見える。中国の台湾武力侵攻に米国が盛んに言及するのは、TSMCなどの台湾半導体産業の保全だ。そう考えると、これから不要になってくる石油などを産出するサウジアラビアなどの中東諸国に関心を払わなくなったのも理解できる。いずれにせよ、プーチンが擦ったマッチの火が飛び火してロシア連邦の崩壊に向かっている。火遊びで焼死しそうなプーチンを見ていると溜飲が下がる思いだ。

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