昨年度の株式投資成績の結果
愚生は年に一度は資産の棚卸をする。ただし、売買が相対取引の不動産の価値はゼロとして資産には入れない。ずいぶん資産が減ったなと思って調べてみると、昨年度の株式投資成績の結果だった。旅行や引っ越し先マンションのリノベーションなどにも金を使ったが、株の運用成績は▲17%だった。一部は益出しで税金を払った分もあるが、めんどうだからグロスでの概略数値だ。ひどい成績だが、これでも円安で△10%くらいお化粧されての数値だ。米ドルベースでは▲30%のマイナスだろう。今から思えば、年初に株を全て売っておけばよかったのだろう。しかし、一昨年は△50%も株が上昇したことで含み益は充分あったことが災いした。ただ、終活用のマンション購入で40%程度売却したことが幸いした。鼻クソほどの資産だから、増えても減ってもたいした話ではない。息子達に渡した分を差し引いての範囲だから、あとは夫婦で使い切るつもりでいる。金は天下の回り物というが、公平には回らないのが世の常だ。愚生の運用成績は悪いが、著名投資家キャシー・ウッド氏と比べればくらべればずいぶん救われる。ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントの上場投資信託「アーク・イノベーションETF(ARKK)」との比較だ。このETFには、テスラやズーム・ビデオ・コミュニケーションズが含まれる。両銘柄は年初から年末終値まででそれぞれ▲65%と▲63%も下落している。数十年ぶりの積極的な米金融引き締めを背景に2022年を通してハイテク株中心のARKKは打撃を受けた。他人の不幸で自分が救われるわけではないが、多少気が楽になる。他人にはS&P500の指数ETFを勧めているのに自分はナスダック中心銘柄だったからだ。ただ、三木谷さんは携帯端末で▲6000億円、孫さんは投資で▲4兆円と言うからすさまじい。愚生と比べること自体が失礼だが、歳だけは勝っている。米国でも金のない人はクレジットカードで買い物するようになったという。多くの投資家が資産を失ったことだろう。しかし、隣の狂人が攻めてきて、街やインフラを壊しつくされたウクライナに比べれば、まだましだろう。
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