新しい日銀総裁の名前
愚生が株を売却後は、いつものように株価は上昇する。つくづく反対売買をすれば儲かると言いたくなる。なぜ売却後に株が上がるかはよく分からないが、現状は景気後退という黄色サインは出ていることだけは確かだ。そう考えれば、あと一年くらいは外野から眺めた方がよいと思う。株で連戦連勝などは、絶対にありえない。はっきり言って、丁半博打と同じだが、出口戦略の良し悪しで結果が決まるような気がする。株を買う時は、判断はともかく上がると思って買う。不動産でもそうだが、自宅以外は出口戦略のない投資はあり得ない。愚生の友人にも自宅の価格は〇〇くらいだと言う人がいる。愚生は自宅を売ったら、借りるか買うかしなければ雨露は凌げないから資産だとは思っていない。自宅は価格より、本人にとっての快適さだろう。年老いて広い戸建てなどに住めば、草むしりが大変だ。愚生はセキュリティーがしっかりしたマンション暮らしの方が良いと思っている。棺桶を前にして、ステイタスが云々などくだらない話だと思う。ところで、間もなく黒田日銀総裁の後釜になる新しい日銀総裁の名前が明らかになる。失敗した後始末として、イールドカーブ・コントロール政策(YCC)の撤廃をどうするのだろうか。昨年の12月の政策金利会合では、長期金利の変動幅の上限を0.25%から0.50%に引き上げた。長期金利が跳ね上がるのを抑えるために、上限を0.50%にした。しかし、その後も、8、9年などの年限の国債での上昇圧力が働き続ける。値オペで10年のところの金利上昇圧力を抑えた。その結果、長期金利は歪んだままの曲線となった。指し値オペは、日銀が決めた上限を超えると、いくらでも長期国債を購入しなくてはいけない。長期金利が日銀の決めた上限を上回って上昇しようとする限り、日銀のバランスシートは膨らむ。日銀は意図せざる量的緩和を続ける羽目に陥る。やはり、YCCの撤廃を決めて長期金利を市場に委ねるしかない。現状であれば、10年債権は1%から1.5%へと上昇する。しかし、長期金利が上昇してしまうと、政府の利払い費が膨らんでしまう。また、企業の資金調達コストも増える。問題は多くても、次の総裁で長期金利はしばらく上昇していくだろう。4月以降の軌道修正はどうなるのだろうか。それを見るまで、とても円をドルに替えて、外国株に投資する気にはなれない。
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