マスク着用義務
政府は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを「5類」へ変更するという。これにより、屋内でのマスク着用について症状のある人らを除き原則不要とする。愚生自身もマスク着用は息切れの原因になるため早期に廃止して頂きたい。今は、屋外はマスク不要と言うが実際にはほとんどの人が着用している。人の目があってマスクを外すわけにはいかないからだ。尾身医師のような専門家でもない座長が、「マスクをしたほうが望ましい」などと曖昧な表現を使うからだ。新型コロナは現在、感染者らの入院勧告や外出自粛要請などを伴う「新型インフルエンザ等感染症」の分類だ。これは結核などに相当する伝染病と言う分類になる。一方、5類は季節性インフルエンザ並みの風邪扱いだ。現在の基準は、距離が確保でき会話をほとんどしない場合はマスク不要と言う。しかし、現実にマスクをしなくてもよいと想定することは難しい。今回5類に移行した場合は、着用対象を発熱などの症状があって他人にうつすリスクがある人のほか、高齢や基礎疾患で感染防止が必要な人らに限るとなる。そうすると愚生のような高齢者で基礎疾患がある人はマスク着用が継続なのだろうか。また、満員電車などの特に感染リスクが高い場所での扱いは調整するという。いい加減な曖昧な変更では、現状のマスク着用義務は変わらない。はっきりとした指針にして頂きたい。屋外については既に近距離で会話をしなければ原則マスク不要としているというが、「原則」、「近距離」、「会話」などと条件を付けられている。このような表現がある限りマスク着用となってしまう。現実にマスクを着用しないで将棋の棋戦で負けとなった棋士もいる。5類になれば、一般の診療所や病院でも診察が可能となるのはありがたい。愚生は5回もワクチン注射をしたが、今後は新型コロナに感染しても問題がないのだろうか。こう考えると旅行支援は今回が最後となりそうだから、もう一度箱根の温泉に行ってこようかと思う。
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