はっきり言って藤井五冠は強すぎる
昨日は、将棋の第72期王将戦7番勝負の第1局2日目を午後から見ていた。藤井聡太王将=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠vs羽生善治九段の対戦だ。藤井君は史上最年少5冠であり、羽生九段は永世7冠の資格を持つレジェンドだ。将棋は後手の羽生が「一手損角換わり」を誘導した。藤井王将は想定していなかった戦型だったという。2日目の午後になり、徐々に羽生九段の形成は悪くなっていき完敗となった。羽生九段は対局後に「ちょっと何が悪かったか調べてみないとわからないです。細かい変化のところを掘り下げて考える必要はあるかなと感じました」と語った。愚生も対局を見ていて思ったことは、藤井王将の指し手がAIとほとんど一致していたことだ。次戦の第2局は、1月21、22日の両日、高槻市で行われる。羽生九段は気持ちを切り替えて次の対局に集中というが、今回の対局で藤井王将には勝てないと確信したことだろう。これは愚生だけではなく、多くの将棋ファンも同じ気持ちだろう。はっきり言って藤井五冠は強すぎる。一局では勝てても、番勝負となれば実力通りの結果になるからだ。棋王戦と名人位のタイトルを持つのは渡辺明二冠だ。今年の棋王戦の挑戦者は藤井五冠、名人戦も挑戦者の可能性が高い。渡辺二冠も夏頃には無冠になっているだろう。今の状況から言えば、藤井七冠の実現はほぼ確実だろう。残念なことに、王将戦第2局目からは有料放送だと言う。竜王戦は讀賣新聞だから放映権は無料なのだろう。王将戦は毎日新聞だから有料だそうだ。毎日新聞が放映権料を取るからから有料なのだろう。身の丈に合わないタイトル戦などいつまで保持しないで、どこかの企業にでも売却したらどうだろうか。毎日新聞という貧乏会社が将棋界の足を引っ張っているようにしか見えない。斜陽産業となった新聞社の紙を配送するシステムは、いずれなくなるだろう。新聞やテレビ、雑誌もコンテンツ勝負となった。NHKの解体もいずれ現実味を帯びてくるだろう。
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