アップル株やテスラ株は高すぎる
年明け初日の取引となる米国株式市場では、アップル株とテスラ株が大きく売られた。アップルは4%超下落し、時価総額は2021年3月以降で初めて2兆ドルを割り込んだ。株価は約1年半ぶりの安値を更新した。アップルの投資判断の目標株価を180ドルから140ドルと大きく引き下げられた。需要後退を反映し、2023年度の出荷目標を2億4500万台から2億2400万台に引き下げたことが大きな理由だ。確かに愚生もバカ高いアップル製スマホから販促製品で売られている1円スマホに替えた。実際に使用して思ったことは、アンドロイドOSのスマホでも愚生が使用する環境なら微差だ。投資家は世界経済の減速と高インフレがアップル製品への需要に打撃を与えていると懸念しているようだ。アップルの四半期売上高のアナリスト予想平均は1%減となっており、2019年1-3月期以来の初の四半期減収になる。また、テスラ株が12%以上急落した。需要低迷に加え、物流の問題で納入台数が予想を下回ったことが嫌気されたという。この日の取引では時価総額が500億ドル近く減少した。失った時価総額は米自動車大手フォードの時価総額にほぼ匹敵するというから莫大な金額だ。やはり景気減速の影響を大きく受ける可能性が高いと見られているようだ。確かにEVの競争激化は世界的で起きている。今後の需要低迷でテスラ株は、一段の売り圧力に見舞われてもおかしくない。イーロン・マスクCEOが米ツイッターの買収を完了して以降、約3700億ドル減少した。マスク氏が買収資金を調達するためテスラ株を売却したことや、同氏がツイッターの経営に時間を割かれるとの懸念が株価下落の一因となっているようだ。同社の2022年の納入台数は40%増加したが、目標の50%増には届かなかったことが嫌気されたようだ。愚生は以前からアップル株やテスラ株は高すぎると思っていたから、今回の下げでも驚かない。スマホは成熟市場だから、いずれは価格競争になると思っていた。EVや水素自動車など、脱炭素車はこれから多岐にわたるだろう。テスラはEVの一本足打法で、どこまで優位性を保てるのだろうか。
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