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2023年2月

2023年2月28日 (火)

「衣食足りて礼節を知る」

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愚生は終活と言いながら、株式取引は少々やっている。昨年までは、マイクロソフト持っているだけで何も考える必要はなかった。ずいぶん前から抱えていた株のため含み益が十分あったからだ。しかし、マンション購入のために一昨年末に4割くらい株を売った。昨年は下げ続けたため、今年の戎天井というアノマリーがはずれたため現金化した。終活中という事もあって、負けない投資をしなければと考えるとなかなか銘柄を長く持つことはできない。少し愚生の思いと違うと、すぐに損切りをかけているからだ。この歳になって、スイングトレードやデイトレは体力的にはきついが、安全第一を考えれば妥協できる選択肢になる。少し勉強も必要だと思い株式投資関連のユーチュウブも見るようになった。その中でも株で儲けている人は億円単位のようだ。億円くらい儲けていないと恥ずかしくて投稿できないのだろうか。億り人とは上手くいったものだ。もちろん、人生はお金だけではないから、儲かればよいというものではないだろう。しかし、「衣食足りて礼節を知る」という諺もあるくらいだから、お金に窮する生活は送りたくない。人生は一回切りだからと、無謀なことをして一生を暗く過ごす人もいる。また、無理をせずに平々凡々の生活で満足する過ごし方もある。最期に棺桶に入る時は同じだといっても、片足を入れるまでは満足な生き方をしたいと思う。人それぞれ価値観は違うだろから、何をもって良いと判断するかは個人の自由だ。長いサラリーマン生活だったから、いろいろな人を見る機会があった。愚生の親しい人でも早く逝った人がいる。死因は病気だが、傍から見てもサラリーマン時代に不遇だった人が多い。酒の飲みすぎや白血球の異変、癌などが直接な死因だが何かしら不遇な環境が影響を与えたと思う。愚生のことをひどく嫌っていた先輩が、何十年か経つと愚生より資格が下になることもある。愚生自身も対応しにくいが、本人はもっと不快だろう。長い人生だから先のことは判らない。早期に人を値踏みして不用意な発言をしないことだと思う。若い人には助言できても、一度失敗した人には命取りでサラリーマン人生が終わったに等しい。事業部長より広い敷地に大きな家など造った課長職のひとがいた。建てている時に関西の工場に飛ばされた。そして、家が立った時には中国山地の子会社への左遷だった。その結果、単身赴任で定年近くまで建てた家に満足に住むことはなかった。事業部長と彼の関係は詳しくは知らないが、何かあったのだろう。そう思うと、愚生は臨機応変に上手く立ち回ったと褒めたくなる。

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2023年2月27日 (月)

身分を明かさないでの寸評は困る

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昨日、将棋・第72期王将戦七番勝負第5局で藤井聡太王将(5冠)が羽生善治九段を101手で下し、対戦成績を3勝2敗とした。並行して挑戦者として臨んでいる棋王戦五番勝負でも奪取へあと1勝としており、最年少6冠の実現が濃厚だ。勝負は藤井王将が大激戦を逆転で制した。一時は形勢を逆転され、超難解の試合になった。一進一退の激しい攻防だったが藤井5冠が終盤の強さで寄せ切った。これで藤井王将は先手では27連勝とした。渡辺明棋王に挑戦する棋王戦五番勝負に勝てば、6冠達成となり、羽生九段の24歳2カ月の最年少記録を29年ぶりに更新する。さらに第81期名人戦の順位戦A級では広瀬章人八段と首位並走している。渡辺名人への挑戦権を得て名人位を奪取すれば、最年少21歳2カ月の記録を更新し、併せて7冠達成となる。この王将戦の対局はAbema.TVで無料放送されていないので、画面は毎日新聞電子版で棋譜、IA評価はユーチューバーの画面を見ながら観戦した。おもろかったのは、ユーチューバーの滑稽な解説だ。元奨励会員と言う肩書だから、プロ棋士の将棋など解説する棋力はない。しかし、水匠という将棋ソフトを使って両対局者を批評していた。プロ棋士であれば、プロの棋力があるから棋士が指せる手かを検証しながら解説する。このユーチューバーはAIソフトの評価を見て批評しているだけだった。三段リーグまで行けずに、奨励会を級位クラスで退会したのだろう。そうであれば、藤井5冠や羽生九段の評価など恐れ多いと思わないのだろうか。自分が強いなら小山さんのようにプロ棋士試験をうけたらどうだろうか。単に元奨励会員だと言っても、顔出しもしないで身分を明かさないでの寸評は困る。評価値の内容が本当にあっているかの検証責任はどうとるのだろうか。彼の場合はソフト指しの疑惑が出てからウォーズ局動画の本数が減った。そして、将棋ウォーズがソフト指しへの厳しい対応を広報したとたんに、アカウント削除したなど怪しい行動が多い。プロの公式戦を解説するのは棋力やスポンサーへの配慮から問題ではないかと思う。現実に将棋ソフトと同じ手を棋士が指せる可能性は少ない。ソフト評価から、自分の指し手のように大騒ぎして解説するのはどうかと思った。愚生は、当人は棋力もないのに解説するその傲慢さから見て、たぶん20~30代の若い人だと思う。金儲けのためなら何でもするのだろう。彼は本業が株だと言っていたが、その冷静さを欠く発言から考えて、株で儲かっているとは思えない。額に汗して何か飯の種でも身に着けたほうがよいのではないだろうか。

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2023年2月26日 (日)

死にゆく者が足を引っ張る

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日経によると、デジタルカメラの平均単価が急上昇しているという。デジタルカメラをヤフオクですべて売却した愚生にとっては初耳だった。コロナ禍で旅行をしなくなったせいで、カメラはスマホで十分だと思い旬のうちにすべて売却したからだ。必要ならその時点で再度考え直そうと思っていた。2022年の世界のデジカメ平均単価は8万5千円と新型コロナウイルス禍前と比べて3年で2倍超に上昇したという。愚生が最後に持っていたカメラはサイバーショット「SONY DSC-RX100M6」だったので、既に後継機種は販売されていた。ヨドバシカメラでは価格が18万円台だから低級機が減ったのだろうか。スマートフォンの台頭で縮小してきたデジカメだが、日常風景をこだわって撮影したいという初級者の市場を切り開いているという。ただ、スマホの撮影機能もずいぶんと進化したから、それほど広がるマーケットとは思えない。しかし、動画撮影では高級デジカメで夜間でも撮影できる機器は必要だろうから市場は底堅い気もする。愚生が持っていたソニーSONY「α7SⅢ」の前機種α7SⅡなどは夜間撮影には非常に適していた。最近のカメラは、人工知能(AI)など先端技術を活用し高速で動く被写体を撮影・認識できるものが多いというから簡単になくなる市場だとは思えない。ところで、終活の一環で愚生が立ち上げていたサーバーを閉じた。持っていたコンテンツは、愚生だけのものではないと考えていたのでメモリスティクにコピーしてメンバーに発送した。なにか物を整理すると、すっきりした気持ちになる。そういえば、愚生の住むマンションも死後に面倒な手続きをしなくて済むように妻名義に切り替えた。愚生自身の持ち物は僅かしかなくなったが、家族にすべて分配したため、先々の憂いがなくなったことで気持ちは軽い。よく「死んだら渡すから」と言う生前の口頭遺言などは当てにならない。突然死の場合は、法定相続人の間では何の権利も保証できない。また、死んだらと言うことは「死ぬまで渡さない」と言い替えることもできる。確かに、一旦渡してしまえば、どうするかは譲渡先の自由だ。愚生の親族の中にも、自身の借金が多く苦しいので生前贈与を受けた先祖代々の土地を断りもなく売却したひともいる。しかし、死にゆく者が生きている人の足を引っ張ることはよくない。愚生は早く渡して好きにさせるのが一番良いと思う。そう思って、横を見るとチワワのロイ君がかわいい顔で寝ている。そういえば万が一の時に、この子の見受け先に渡す金も用意しなければと、もうひと踏ん張りするモチベーションが沸いてきた。

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2023年2月25日 (土)

金や米国債投資は為替との関係が悩ましい

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昨日発表された1月の個人消費支出(PCE)価格指数は、予想を上回る伸びとなった。これを受け、米金融当局の利上げは長期間続くとの想定で、経済がソフトランディングできる可能性は低いとの見方が強まった。相場が昨年10月の安値から急激に上昇し割高感が出てきたことで、年初来の上昇は日ごとに削られている。S&P500種株価指数は、週間ベースでは今年に入り最大に下げた。米国債利回りが上昇する中でハイテク銘柄中心のナスダック100はこの日1.7%下げた。政策金利のピークについては、7月までに5.4%程度と、従来予想から引き上げられた。アナリストは、この低調な第4四半期の決算シーズンを踏まえれば、現時点で株式に上振れ余地はほとんどないとの予想だ。FOMCが政策金利を従来の織り込みより高く引き上げれば株式市場はしばらくの間は調整するという見方が多い。市場が待ち望む利上げ休止までには、もう少し時間がかかるようだ。どうも米政策金利を6.5%に引き上げる必要があるという声も聞こえてきた。一方、米国債は大幅安となり、利回りが以下の通り上昇した。
国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 3.92% 3.6 0.92%
米10年債利回り 3.94% 6.6 1.71%
米2年債利回り 4.81% 11.6 2.47%
 円は対ドルで一時1.4%安の1ドル=136円52銭となり、2カ月ぶり安値を更新した。各地の主要中銀は、インフレ沈静化のため追加利上げをしている。当然、円は下落方向に一段と進む可能性がある。一方、利上げの可能性でニューヨーク金相場は週間ベースでは2週連続の下落となった。日本人の愚生にとって、金や米国債投資は為替との関係が悩ましい。ところで、今朝見た夢にF社時代の同僚や先輩が出てきた。何故出てきたのかは知る由もないが、何かの予兆のような気がする。ご不幸がなければと頭をよぎってしまう。F社を辞めてから、もう20年くらい経つ。いまさら、もう何の関係もなくなった人たちが頭をよぎることは不思議だ。

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2023年2月24日 (金)

終わりにしようと思うと手がかかる

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昨日、愚生が独ドメインで運用しているレンタルサーバーを解約することにした。最初にカナダの会社と契約して運用し始めたのは20世紀だったと思う。当時はIT技術者として現役だったため、世の中の趨勢を見るつもりで独自ドメインを取得して運用した。つまらない内容のHP作成にかなりの時間を費やした気がする。その後、早期退社したため、細やかだが自社用のホームペジも作った。多くの先輩たちが固定費を大きくして失敗していたため参考になった。重要なことは必要なことは自分自身で行い、不要な経費を発生させないことだと思ったからだ。そのかいもあって、紆余曲折ではあったが何とか古希まで普通の暮しができた。そして、細やかだが子供たち世帯をアシストすることもできた。今もペットのロイ君(チワワ)と一緒にマンションに過ごすことができて嬉しい。今のマンションは、ロイ君と一緒に探したため入居してから、彼は決して家の壁紙など齧ったりはしない。しかし、前の戸建ての時は、自分の物だと言う意識がなかったためデストロイヤーのように家を齧った。そのため、次男に家を引き渡す前にロイ君が齧った壁紙やブラインドをすべて交換した。小さな体であっても、自分のものは大切にするようだ。サーバーを解約するにしても、多くの目的で使用していた独自メールアドレスの変更が必要だった。ほとんどの場合は、ネットで可能ではあったが「みずほ銀行」だけは来店しないとできないという。障害を一番起こす銀行が、一番手がかかるので放置することにした。ただ、サーバーを閉じるにあたって自分で作成したもの問題はない。しかし、同窓会の写真集などは今のメンバーに配る必要はあるだろう。そう思って、メモリースティックの重さを量ると郵便で送れるようだ。引っ越しや家終、終活と終わりにしようと思うと手がかかるものだ。そういえば、母が逝ってからそろそろ一周忌になる。来月末には、墓参りに田舎まで行ってこようと思う。

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2023年2月23日 (木)

米国債ETFを購入

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FRBは1月31日〜2月1日に開いたFOMCの議事要旨を公開した。この会合では数人の参加者が0.5%の大幅利上げを継続するよう望んでいた。会合後に金融引き締めの早期終了を見込んだ市場は期待予想の修正を迫られた。FRBは短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を4.5〜4.75%としていた。会合後にパウエル議長はインフレ沈静化が始まったと発言していた。そのため株式市場関係者は、FRBが金融緩和に積極的なハト派に傾いたと判断した。そして金融引き締めの早期終了を見込んで債券買い(金利は低下)と株高が起きた。しかし、今回の議事要旨ではFOMC参加者のなかで金融引き締めに積極的なタカ派の意見も根強かった。物価の先行きは上振れするリスクがあると慎重な声もあった。会合後、クリーブランド連銀のメスター総裁とセントルイス連銀のブラード総裁は講演で0.5%の利上げを主張したと明らかにした。いずにしても、今後の利上げについてさらに継続的な行うという表現が維持された。そう考えると、FRBが2023年中に利下げするという見方よりも、物価が目標の2%に向かうと確証を得るまでは引き締め的な水準を維持するとの方針だ。このため市場はすでにインフレの早期終息という楽観論の修正を迫られている。特に雇用統計は非農業部門の就業者数が前月比で51万7000人増となり、伸びが予想の倍を超えたからだ。また、消費者物価指数(CPI)の上昇率や小売売上高も事前の市場予想を上回った。その結果、米国債が売られ記録的な安値(金利上昇)となった。愚生もドル円の為替は少し心配だが、数年持てば利回り10%以上も利息が付く米国債ETFを購入した。先週から、朝礼暮改の損切りが多いので今回は期待通りの儲け話になって欲しいものだ。

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2023年2月22日 (水)

テスタ君の箴言

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最近ユーチュウブ作品をよくみている。旅行ならスーツ君、株ならテスタ君関連の動画をみる。二人とも実際に旅行や株で実績を上げているから見る価値がある。愚生が見る基準は特にないが、話し方がイライラさせるようなものは見ない。また、顔を出さないで漫画を使って話す動画も見ない。なぜなら、情報の根拠がないものもが多いからだ。センセーショナルな題で見る側を引き付けておいて、最期に「かもしれない」や「可能性がある」などと言われると腹が立つ。推測だけで何ら根拠のない内容では見た方が時間の無駄だ。どうせ取材などしないで、その辺の三面記事から作ったような動画だ。ユーチューバーと呼ばれる人たちは。動画再生回数の数でユーチューブからお金をもらえると言う。詳しいことは知らないが、相当な数のアクセス回数があるサイトでも、数百万円くらいだという。スーツ君などの場合は、数千万円以上も稼ぐようだ。多くの人がユーチューバーとして動画作品を作成しているので、競争は激しいようだ。額に汗して普通に働く方が楽なように思える。株式の売買にしても、テスタ君のようにデイトレで億単位のお金を稼げる人は希だろう。愚生も物までやってみたことがあるが、マイナスにならないようにはなんとか可能だが大きく稼ぐことは難しい。テスタ君のように稼ぐには相当な決意や鍛錬、研鑽が必要だろう。愚生の経験から言えることは、短期より長期の方が儲けやすい。ただし、その時の環境も大きく影響するから一概には言えない。テスタ君の動画を見ていて参考になったことは、負けている株から売れとの指摘だ。なかなか損を確定することは辛い。いずれ上がると思って長く持つうちに、更に損失が膨らむ。愚生も何回も経験したが、なかなか見切っての損きりは容易でなはなかった。ブログを書いているうちに短期で持つ予定の株がずるずると下げてきたので、指数を除いてすべて売り切った。トータルは±0か多少マイナスかも知れない。どうも愚生の予感だが、米国株はもう一段下値を探るような気がする。米国の政策金利の上昇は株式市場で言われる楽観的な予想より高くなる気がする。もともと米国株は割高だったため、PERが少し高い気がする。どこまで下がるかは分からないが、米コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーが約2000人の削減というニュースを聞けば、多くの企業で従業員の首切りをしている。どの企業も業績が悪化しているのだろうから、株が上がる方がおかしい気がする。テスタ君の箴言の中に、「ノーポジだと思って判断せよ」というのがあるが、まさにその通りだ。

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2023年2月20日 (月)

デイトレで使うための大型モニター

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先週末に買ったディスプレイで株価ボードを映すと画面が広いため見やすい。これまで、テレビ画面でパソコンモニターを代用していたためデイトレはやりにくかった。米国株への長期投資であれば、画面が多少見にくくとも問題はなかった。ただ、見やすいからと言って儲かることは別だ。今終の棲家としているマンションもマイクロソフト株のおかげだ。株で損ばかりしていたが、今回だけは多少儲かったからだ。運が良かったからだけの勝利だが、なかなか二匹目のドジョウはいないようだ。ユーチューバーにはたくさんの株式関連の人がいる。中には何十億円も儲けているテスタさんや井村さんと言う人がいる。彼らの真似をして儲かるとは思わないが、勝利話を聞いていると参考になる。そう思って、デイトレで使うために大型モニターを買った。愚生も企業にいたため多少は決算書が読める。そういうこともあってか大型株で好業績な企業株しか買わない。短期で売りそびれても長期保有できる銘柄が安心だからだ。いずにしても、需給で売買するのは慣れが必要なようだ。愚生の友人にも動きの良い銘柄に投資するという人がいた。しかし、最近は株の話が出てこないからそれほど上手くいかなかったのだろう。愚生は日本株に投資していなかったため、身近な企業の決算書などは読む機会はなかった。田舎にも腐るほどアパートを建てているダイワハウスや積水ハウスの売り上げ・好決算をみるにつけ、詐欺師紛いの会社が健全そのものなのに驚かされる。ついでに悪名高い大東建託も儲かっているのには呆れた。アパート建設が悪いとは言わないが、少子高齢化でのフルローン建設など破綻確率が多いから早期に止めるべきだろう。

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2023年2月19日 (日)

将棋の神様に見放された棋士は負け

9_20230219091501 第48期将棋棋王戦5番勝負の第2局が、昨日金沢市で行われた。藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖)vs渡辺明棋王(名人)に藤井5冠が勝ち2連勝とした。藤井5冠が棋王奪取となれば、史上最年少6冠となる。第3局は、新潟市で行われる。勝てば藤井5冠が羽生善治九段の24歳2カ月の最年少記録を29年ぶりに更新する。棋王11連覇を目指す渡辺名人はかど番に追い込まれたというより、藤井5冠にこのあと3連勝は望み薄なため決まったようなものだろう。戦型は角換わり。将棋はねじり合いの中盤から、終盤わずかにリードを広げた藤井5冠が終盤力を発揮し寄せきった。形成の判断は、どの棋戦でもAIに頼るようになった。終盤まで互角と言う判定だったから、最後まで難しい将棋だったようだ。藤井5冠は対渡辺戦が6連勝とした。タイトル戦での渡辺戦は10連勝とし、一気に史上最年少6冠獲得に王手をかけた。6冠を達したのは羽生だけで、当時24歳だった。今回20歳の藤井聡太5冠が達成すれば、最年少で史上2人目の快挙となる。時間の短い棋戦と言っても朝から夜の7時くらいまで観戦していたので疲れた。しかし、贔屓の棋士が勝つと溜飲がり爽やかになる。負けた渡辺明さんは、さぞ疲れたことだろう。ずいぶん昔の話になるが三浦冤罪事件を起こした張本人だから、愚生は未だに嫌いな棋士だ。物事を口にする場合は、もう少し深く検証してから発言すべきだった。軽率な発言で将棋界を揺さぶったことは、未だに忘れられない。愚生も呆れたことと、腹立たしさで、将棋を数年見なかった。その後、藤井聡太という大天才が表れて将棋人気が復活して棋界を救った。将棋の神様に見放された棋士は負けるのが必然だろう。

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2023年2月18日 (土)

犬猫といえ人と感情に差はない

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市場ではFOMCが今後2回の会合でそれぞれ0.25ポイントの利上げを実施するとの見方が完全に織り込まれているという。一方、タカ派は0.5ポイントの利上げを支持する可能性を示唆している。市場ストラテジストは「市場は新たな綱引き状態にあるようだ。米国債利回りは金利が『より高い水準に、より長期間』とどまる」との見方だ。一方、株価市場は「都合よくソフトランディングの可能性を示唆している」と指摘する。こうした見解の相違は、株式相場では特に楽観的でひどいようだ。ただ、CPIの速報などから米金融当局の主張を投資家がようやく信じ始めているならば、株式相場は今後暴落する。愚生もそう思って、株を売却したがすぐに思った方向には向かわない。ところで、終活を迎えた晩年になったせいだろうか、若い頃のことが思いだされる。嬉しかったことや悲しかったことなど数多くの思い出があるが、どうしても辛かったことのほうが思いだされる。また、数多くの失言で多くの人を傷つけたことは残念だ。この歳になって相手側の気持ちに今ごろ気が付くとは遅い。ただ、彼らも因果応報というか、愚生への過去の報いと思えば納得するだろうか。人は一般的に自分がした施しは覚えているが、人への感謝の方はすぐに忘れる。そう考えれば、ずいぶんと自己中心的な動物だと思う。この歳になって思うことは、犬猫といえ人と感情に差はないと気づかされることだ。そう思うと殺処分の活動をしている人たちには頭が下がる思いだ。愚生が過去に飼っていたペット達にも、ずいぶんと理不尽なことを押し付けたと反省する。犬猫だといえ、愛しく思う感情は人と変りない。その証拠に、親は子犬を本能的に守ろうとする。世話になった親に感謝の念がない人を見るとどうかと思う。歳の甲で長男の方が次男より愚生のことを若い頃から見てきた。子供は親の姿を見て学ぶと言うだけあって、愚生の生きざまを少し多く理解してくれているような気がする。

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2023年2月17日 (金)

年金受給額くらい

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昨日の米株式相場は0.5ポイントの利上げを検討しているとする米金融当局者の発言で反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は1.9%安。クリーブランド連銀総裁は、前回FOMCで、政策金利を0.5ポイント引き上げる論拠はあったと指摘した。ブラード総裁も、次回のFOMCで0.5ポイントの利上げを支持すると述べた。昨日発表された米経済指標では、1月生産者物価指数は予想を上回る大幅上昇となった。やはり、労働市場の逼迫がインフレを持続的後押ししているとのことだ。この発言が伝わると10年債利回りは3.8%を上回り、年初来の高水準(安値)を付けた。円は対ドルで1ドル=133円台後半に小幅上昇した。いずにしても、インフレ見通しにリスクが顕在化する場合には、利上げペースを再び加速させる可能性がある。どうも経済指標からの観点からはインフレは収まっていないようだ。金利上昇となれば、一段の株安の可能性もある。愚生も個別銘柄はよくわからないので、残った米ドルでバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI:米国株式市場全体の3500以上の銘柄を投資対象)の上場投資信託に替えた。朝令暮改の方針のため、自分自身がなにをやっているのかよくわからない。ただ、株価暴落説も現実味が増していることから個別銘柄の持ち株はすべて処分するつもりだ。ところで株式ソフトを使用しているとテレビモニターでは解像度が悪く字が見にくいのでパソコンのモニターを購入した。モニターを買うなど何十年ぶりだろうか。液晶のモニターが出始めた30年くらい前は20万円くらいしたような気がする。昨日注文した低機能27インチ液晶モニターが1万4千円とういうから隔世の観がする。「安かろう、悪かろう」のモニターだろうが、儲けの少ない愚生には十分だ。ボラティリティの高い相場であれば、長居は無用のためデイトレで臨むしかない。エネルギーコストの上昇で、日本の貿易赤字が膨らむばかりだから、当分の間は円安に振れるような気がする。愚生ら世代の年金受給者には、電気ガス料金の値上がりは我慢できないレベルに達してきた。岸田政権にはしっかりとして頂きたいものだ。いくらインフレ2%目標というが、実際にはほとんどのものが30%位値上がりしている。上っていないものは、年金受給額くらいだろう。

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2023年2月16日 (木)

骨折り損のくたびれ儲け

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ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社、バークシャー・ハザウェイが14日に米当局に提出した資料では、 台湾セミコンダクター株(TSMC)の米国預託株式の保有を86.2%削減し、829万株にしたことが明らかになった。このせいで、バークシャーを信用して提灯買いしていた投資家が多かったため株価は5.3%も下落した。愚生も信用した一人だったため、夜中にTMSC株をすべて処分した。昼間に日本株で儲かった分が吹っ飛んでしまった。なにかハツカネズミが罰ゲームで振り出しに戻された気分だ。中長期的には上がる株だとは思うが、地政学リスクやバフェット氏がすぐに売却した理由がわかるまで持つことは止めて、一旦損切りした。TSMC株はバークシャー以外の投資会社も大量に手放したという。例えば、投資会社のタイガー・グローバル・マネジメントやGQGパートナーズ、キャピタル・グループのほか、米資産運用大手ブラックロック、米金融大手JPモルガン&チェースなどが昨年第4・四半期に台湾セミコンダクター株を大量に手放していた。タイガー・グローバルの場合は、昨年第3・四半期に取得したTSMC株130万株を全て第4・四半期に売却した。現在の価格で1億1900ドルに相当する。また、GQGパートナーズはTSMC株の保有を63%も減らした。同様に、キャピタル・グループは950万株強を手放し、JPモルガンとブラックロックはそれぞれ約400万株を売却していた。なにか愚生たち末端の者たちには分からないトップシークレット情報があるのだろう。こうも異口同音に、大手投資会社が売却したのでは、事業そのものが堅調だとしても当分株価は上がらないだろう。いずれ理由は明らかになるだろうが、下々の者はリスクを避ける為に「人の振り見て我が振り直せ」と後に続くしかない。「骨折り損のくたびれ儲け」とは正にこのことだ。

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2023年2月15日 (水)

買い値を上回る物は長期的には金の地金

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株を長く持つとリスクが大きいことから、日本株はデイトレードして売買しようと思う。愚生自身はそうお金に困っているわけではないから、小遣い稼ぎくらいの気持が重要だと分かった。投資家のテスタ君などの話を聞いてなるほどと思うことがある。株を売る時のタイミングの問題だ。予め決めた値段で売る場合は、一般的には株の値段が上がっているときだ。一方、上がっているからと株の売却を引っ張っていると、ピークを過ぎて下がっている時になる。どちらが高く売れるかは知れないが、少なくとも前者の方は納得した価格で売ることができるだろう。後者の場合は、大きく機会損失を失う可能性や損切りになる可能性まである。長期保有できるものはと言えば、価格変動はあるにしても長期的に必ず買い値を上回る物は金の地金くらいだろう。プーチンや習近平のように米国債を信用しない連中は金地金を買うから下がることはない。そもそも金融緩和と称して、紙に文字を印刷して国債と称してお金を捻出する各国政府は信用できない。当然発行が多く成れば、価値は希薄化する。国の富がそれ以上に増すことは希だからだ。そう考えれば、ある程度の資産は金地金や裏付けのある物が安心だ。金地金でなければ、売却可能な不動産でも良い。しかし、市街化調整区域や田舎の土地では実需がないから、紙幣以上に価値がないかもしれない。銀座の土地なら下がることはないだろうから安心だが・・・・。

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2023年2月14日 (火)

テスタ君の箴言

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愚生は少しばかり株式投資をしている。ユーチューブを見ているとテスタ君や井村さんといった若い人たちが50億円~60億円も儲けているという。若いと言っても、愚生に比べての話であって、彼らもアラフォーと呼ばれる歳だ。ベンチャー企業の創業者であれば、もっと資産のある人もいるだろう。しかし、PCの前に座って儲けたというから親近感がわく。そうかといって、愚生が彼らのような難易度の高いことをできるとは思わない。愚生の株式投資期間だけで言えば、彼らが生まれた頃からやっている。長い期間やったとしても、研鑽を積んできたとは言えない。彼らの爪の垢を煎じて飲みたいくらいだ。愚生に限らず、株式投資で失敗している人は多いだろう。テスタ君の箴言とも言える中で、含み益を実現益にすることが容易でないといっていた。年間を通算すれば負けもあるだろうから、実際に半分くらいしか取れない時もあると言う。要するに、2億円(プラス)勝っても1億円(マイナス)くらいの負けで半分と言う表現を使ったのだろう。それを聞くと愚生も何か癒された気になる。これだけ株の名人級のひとでも、半分くらいの儲けを吐き出しているなら、愚生ごときは当然だと思うからだ。ところで、昨年購入依頼をしていた「大谷翔平氏」のメダルが家に届いた。金メッキというから、そのもの自体に価値はあるとは思えないが希少性はあるだろう。限定品といって販売されたものだから数は少ない。愚生がこの世にいる間に、メダルの価値が上がるかはわからないが期待しよう。藤井五冠の色紙や扇子、クラウドファンディングで貰った野村克也氏のバットなどもあるが、価値はどれだけあるのだろうか怪しい。特に野村克也氏のクラウドファンディングは決算書も公表されていないから不透明極まりない。野村克也さんは、お金には潔癖な人だったから残念に思っているだろう。

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2023年2月13日 (月)

まだまだ悟ることが必要

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愚生だけではないだろうが、最近めっきりテレビ番組を見る時間が減った。時間に縛られたテレビは、自身の活動に制約をかすからだ。たいした用事もない愚生でも、自分の時間は自由に使いたい。そのためユーチュウブ作品を見ることが多くなった。また、「こち亀」のようなアニメなどの古い作品はアベマテレビでも放映されている。選択肢が広がったことは視聴者にはありがたいことだ。これまでは、電波を独占したものだけが優先的に放送で視聴者得る形だった。それがインターネットの普及で、内容があるコンテンツを製作すれば、いくらでも視聴者が付いてくるというふうに変わってきた。旅番組でもユーチューバー「スーツ君」などの作品が圧倒している。売れなくなった俳優のわけのわからない臭いコメントがないから楽しいのだろうか。やはり付け焼刃なコメントより、筋金入りの乗鉄のスーツ君の解説が面白い。各方面からの依頼作品も多いようで忙しそうだ。広告を依頼する方からみれば、費用対効果がよいから頼むのだろう。スーツ君の紹介動画を見て、その後訪問する旅行客が多いという。愚生の場合は、過去に行った事のある場所であっても、そういう見方があるのかと改めて思い出に耽ることがある。愚生の育った田舎でも、知らない場所が紹介されると改めて行きたくなる。田舎を離れてから50年以上も経つから変わった所も多いのだろう。神奈川県E市に越してから、もう一年になる。年月の経つのは早いものだと驚かされる。晩年の時を刻むことは、野球の消化試合をこなしているのにも等しい。振り返れば、高校生時代はもう少し寝たいと思った。社会人になってからは、寒い朝は通勤したくないと思いながらも、雨カッパを着て自転車で最寄り駅まで行った。そういうことから開放されたシルバーライフに感謝をしない自分を見ると、まだまだ悟ることが必要だとつくづく思う。

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2023年2月12日 (日)

日本の無人島を買った中国人

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産経新聞に、中国人の30代女性がSNSで「日本の無人島を買った」と投稿した記事があった。投稿によると沖縄本島北方の無人島、屋那覇島(やなはじま)とこのとだ。中国メディアに対し、親族の会社名義で島の土地を購入したと説明しており、登記上の所有権移転の記録と一致している。登記によると島の一部は令和3年2月から東京の中国ビジネスコンサルティング会社が所有している。島がある伊是名村(いぜなそん)役場によると島全体を占有したわけではなく、所有しているのは5割程度という。島は私有地と村有地が混在し、砂浜の大部分は村有地という。こいう記事を見ると、少し問題があるのではないかと思う。例えば、この島を中国政府に売り渡せば日本国の土地とは言え、中国政府が所有者なる。習近平やプーチンなどは、自分の領土でもない土地や人民を平気で占領する。ましてや正式に買った土地だと言えば、アラスカのように自国領だと言い張る気もする。私有地を売却するにしても、広大な土地の場合は村や県の許可を取り付けることを義務づけるべきではないだろうか。この中国女性がどういう素性の人かは知らないが、こんな島を買ったところで使い道はないだろう。あるとすれば中国政府への寄付や売却くらいだろう。日本の領海付近の無人島は、市町村が買い上げや管理ができないなら国有化すべきではないだろうか。中国のSNSでは、中国領土が拡張した。沖縄県石垣市の尖閣諸島(中国名:釣魚島)も買おうなどのコメントも見られたというから深刻だ。北海道のニセコにしても多くの旅館やホテルが外国人が買い占めていると言う。日本の土地を外人に買ってもらうのは結構なことだが、取得した物件を放置している事例もあるから何らかの法規制が必要だろう。少子高齢化が進む日本では、素性のよい人たちの移民促進も一案だと思うのだが・・。

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2023年2月11日 (土)

日本共産党には言論の自由がない

Q 共産党は同党改革を訴える著書を出した京都府の党員松竹伸幸氏を除名した。理由は出版などが党規約に反するという。どうも習近平政権と同様に共産党というイデオロギー政党は、一党独裁で異論を許さないようだ。野党共闘や広範な市民との連合を訴えてきた日本共産党の方針とは相反する。処分のきっかけは、先月出版された自著「シン・日本共産党宣言」という本だ。共産党に党首公選制を導入することを提案し、党首選に立候補するという。出版理由は、今の選出方法や党運営が党内の異論を可視化するようになっていないからだという。共産党の党首は、2、3年に1度開かれる党の全国大会で選ばれる。党大会には、各都道府県委員会から選ばれた代議員約1000人が参加する。代議員たちの投票で、中央委員会を選定する。その中央委員会から、委員長以下の主要メンバーが決まる。自民や立憲民主のように複数候補が立ち、党員や党国会議員が投票する公選ではない。要するに選挙は形式であって、すでに体制は決まっている信任投票なのだろう。松竹氏は、日米安全保障条約を堅持しつつ、米国の核兵器に頼らない「核抑止抜きの専守防衛」を共産の基本政策にするよう唱える。これは、共産党綱領の「日米安保条約廃棄、憲法第9条の完全実施で自衛隊の解消」とする路線とは大きく異なる。しかし、愚生が中学生時代の日本共産党は、「安保条約破棄、憲法改正で独自軍隊の創設」だった。いつの間に、旧社会党のように非武装中立になったのだろうか。ウクライナ戦争の現実を見れば、軍隊の抑止力を伴わない独立はありえない。プーチンや習近平、金正恩など数多くの独裁者が蔓延る。この現実に、共産党どう対応するのだろうか。相手を考慮しない世界観で、無責任としか言いようがない。共産党に限らず、野党の日本維新も変人の集まりとしか思えないから広がらないだろう。創価学会の代弁者としての公明党も同様だ。立民は民主の残党だからコメントしようがない。NHK党は主張がはっきりしているから、NHK放送のスクランブル化で終了だろう。日本に真面な野党がいないことも政治の停滞を招いている。国民は民主党で懲りているから拙速なことは求めない。そう考えれば、自民党しか選択肢はない。ところで、一昨日に引っ越し記念で箱根温泉に行ってきた。うまいものを食べて、酒を飲んで温泉に浸かることは極楽だとつくづく思った。愚生は政治に興味は無いから、政治家は仲良くやって頂きたい。

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2023年2月 9日 (木)

今さらできることはない

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今日は引っ越しから1年経った記念日だ。正確には明日だが、箱根の温泉に行くので今日としよう。昨年の今頃は、梱包を頼んだ引っ越し屋さんの作業員が家に来ていて、ワンちゃんも含めて気ぜわしかった。年明けに住所が変わるとなると、新型コロナの注射や確定申告も前住所で急いで行った。子供たちが学校に通っていなかったことは幸いだった。愚生はお上りさんだったため、F社に入社と同時に横浜市の田園都市線沿線の社員寮に住んだ。当時の社員寮は、6畳に2人と酷い扱いだった。入社後は残業100時間というハードな時代だったため、半年後には寮を出て会社近くのアパートに越した。その後、結婚して川崎市宮前区(当時は高津区)丘陵に建つ団地や家族が増えたこともあって横浜市青葉区(当時は緑区)のマンションに住んだ。そして、子育て時代を含めて東京郊外の戸建てに32年間も住んだ。人生は長いようだが、愚生にとっては走馬灯のような気がする。今の神奈川県E市のマンションも越してから1年と言うが、昨週越した感覚だ。人の一生は短いと言っても、記憶を掘り起こせばいろいろなことがあった。思いだしたくないことも多いが、そういう記憶に限って鮮明に浮かぶ。今年お袋が逝ったことは、気分的に一息ついたという気もあるが、なにか寂しい気がする。明日は我が身だとつくづく思う。人生でやり残したことはないかと問われても、今さらできることはないと思うから考えたくない。愚生の人生は、古い自転車に子供たちと妻を含めた4人乗りのようなものだった。自転車を漕ぐことを止めれば、一家心中するしかなかった。選択肢がなかった分、人生の歩みに不満はない。そういう意味では、お天道様に照らされた時期もあり良い人生だった気がする。愚生が田舎に住んでいた頃は、親に連れられて温泉によく行った。そういうこともあってなのだろう、温泉に浸かって何も考えないで寝ていると一番幸せを感じる。

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2023年2月 8日 (水)

取り越し苦労をするよりポジションを空

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昨日、ワシントン経済クラブの対談イベントに登壇した米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、1月の雇用統計について、誰も想定していない強さだったと語った。そのうえで、インフレを抑えるプロセスに、かなりの期間を要するとの見解を示した。1月の雇用統計は就業者数が市場予想を上回る伸びとなり、米債券市場で金融引き締めが長期化するとの見方が広がっていたからだ。パウエル氏はインフレの鈍化はまだ先は長いとも考えているようだ。金利については今後の金融政策はデータ次第で判断するという姿勢を強調した。愚生も夜中の2時まで起きていて、株の動きを見届けようと思っていた。パウエル議長の会見30分くらいから株価が上昇したため某銘柄を少しだけ買った。その後、株価が垂直に上がったためこれは幸先が良いと思っていた。ところが何をパウエル氏が言ったのか知らないが、途中から真っ逆さまに株は下がりだした。訳が分からないため、格言通り「迷わば休むべし、相場は常にあり」と考えて、買った株を全て売却した。取り越し苦労をするより、ポジションを空にした方が良いと思った。そういう訳で、昨晩はよく寝ていない。今朝、パウエル議長が何を言ったか調べてみたら、たいしたことを言っていなかった。前回の会見と同じで、利上げは今後もするという。そう考えればドル円は円高に振れたが、いずれチャートに従えば1ドル=138円くらいまで、円が売られる気がする。

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2023年2月 7日 (火)

元お笑い芸人の井村俊哉さん

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今朝のユーチューブを見ていると投資家の対談があった。愚生も鼻くそ程度だが株の売買をしているので面白く拝見させてもらった。登場した中に元お笑い芸人の井村俊哉さんがいた。お笑い芸人だけあって饒舌爽やかでおもしろかった。井村さんは2011年に元手100万円で本格的に株式投資を始め、2017年には通算運用益が1億円を突破し、昨年末には55億円に達したという。昨年は30億円以上も利益があったというから驚きだ。今は投資家から個人ファンド運営に活動の軸足を移すという。そして、将来的に日本の家計に貢献するファンドマネジャーとしての歩みたいとの抱負を語った。「井村銘柄」という、井村氏が手掛ける株は保有が判明しただけで投資家の買い注文が殺到する。本源的な価値が100億円の企業に市場で50億円の金額がついているといった、超過収益のある銘柄を見抜いて集中的に投資する手法だ。かつて芸人としての年収が3万円の生活を経験したこともあるというから苦労人だ。こうゆう話を聞いた後、愚生もいい加減な投資方法を改めようと思った。手始めに、多少プラスだったので手持株を全て売却した。少し真剣に投資しようと思ったからだ。出演者の中にテスタ君もいたが、彼はどちらかと言うと場を読んだデイトレが中心なようだ。デイトレであれば、損切りしても大きくは減らないから確実な気がする。ところで、6日の米株式市場では、S&P500種株価指数が続落した。米金融当局が政策金利の引き下げと踏んでいたが、引き締め策を続けるとの見方が強まったからだ。日本銀行の次期総裁人事に関する報道で雨宮氏との名前が挙がったことから、円は対ドルで一段安の1ドル=132円90銭を付けた。愚生も株は下がったが、円安で救われた間に米国株を手閉まった。先週決算を発表したアップルやアマゾン・ドット・コム、グーグルの親会社アルファベットといった大手テクノロジー企業の株価がそろって下げた。やはり、リセッションが起きないとインフレは収まらないのかもしれない。ストラテジストの中には、短期的な相場下落の後には力強い上昇ではなく、一段の下げを引き起こすと予想している人もいる。中には向こう1年にわたって、さらなる円高を促し、ドルは対円で下落し1ドル=120円台前半のドル安水準に達すると予想する人もいる。十人十色でアナリストと呼ばれる人は、予想が当たる人は希だが・・・。

追伸、井村さんは茨城県出身で群馬大学工学部機械システム卒とのこと。

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2023年2月 6日 (月)

これで円安・ドル高が進む

政府が日銀の黒田東彦総裁の後任人事について雨宮正佳副総裁に就任を打診したことが報じられた。政府は副総裁ポストを含めた人事案の最終調整というから、これで決まりなのだろう。次期日銀総裁には、雨宮現副総裁、中曽前副総裁、山口元副総裁の3人が有力と報じられてきた。その中で、最も継続性をアピールできるのが現任の雨宮氏だった。一方、異次元緩和からの距離感・改革色を最もアピールできるのが山口氏だ。山口氏については自民党安倍派の強い反発があったというから、岸田首相は党内で求心力を維持するための選択なのだろう。ただ、黒田総裁が主導した異次元の金融緩和は一定の成果があったが、市場機能の低下や財政規律の緩みといった副作用も目立つ。雨宮氏は2013年に就任した黒田総裁を企画担当理事や副総裁として支えた。そして、問題の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)といった金融政策のほとんどに関わってきた。ほとんどの人が、円高回帰と思っていたところに、このニュースが流れたため円安に振れ1ドル132円台に乗せた。愚生も当てが外れたため為替ヘッジの投資信託を売却して「無し」のものに買い替えた。雨宮氏の施策は分からないが、黒田総裁を踏襲するなら、米国の政策金利引き上げを踏まえれば円安方向に振れる気がする。次期総裁は経済・物価情勢を見極めたうえで、金融政策の正常化をどう探るのだろうか。超低金利に慣れた企業や多くの変動型住宅ローンを抱える個人にどう対処するのだろうか。これで円安・ドル高が進むと考えるのは先走りなのだろうか。

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2023年2月 4日 (土)

将棋だけでは十分な稼ぎではない

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日本将棋連盟から昨年の獲得賞金・対局料ランキングを発表された。藤井聡太五冠(20)=棋聖・竜王・王位・叡王・王将=が1億2205万円で、1億円超は藤井五冠、ただ1人だった。
2位以下は次の通り(カッコ内は前年の順位と獲得額)
②渡辺明二冠=名人・棋王7063万円
③豊島将之九段5071万円
④永瀬拓矢王座4668万円
⑤斎藤慎太郎八段2362万円
⑥広瀬章人八段2166万円
⑦菅井竜也八段1970万円
⑧佐藤天彦九段1819万円
⑨山崎隆之八段1770万円
⑩稲葉陽八段1580万円
女流棋士は、里見香奈女流五冠(30)=白玲・清麗・女流王座・女流王位・倉敷藤花=が1位(金額非公表)に返り咲いた。
これは獲得賞金と対局料の収入だけのランキングのため、実際の年収とは乖離している。例えば、藤井5冠の場合はCM料や将棋免状、扇子、色紙やイベント出場料など更にもう1億円以上はあるだろう。しかし、愚生の感覚では大変な仕事の割には、棋士の収入は少ないと思った。女流棋士の場合は非公開とあるから、もっと少ないのであろう。長年トップを快走していた羽生九段もB1に降級するとトップ10にも入らないようだ。順位戦に参加できない下位のフリー棋士などの暮らし向きが楽ではないような気がする。桐谷広人七段のように株で生計を立てている人も多いのかもしれない。桐谷さんが株を始めるきっかけとなったのは将棋だった。プロ棋士だった桐谷さんは、1980年代には将棋についての著作を活発に出版するなど、プロ棋士として活躍していた。そんな活動のひとつとして、証券マンたちへの将棋指導があった。それがきっかけで、個人投資家になったという。実際に株で生活するなら年間400万円程度(月33万円程度)で可能だと言う。株主優待でおなじみ桐谷さんは、株で4億円を稼いだという。トップ棋士でないかぎり、将棋だけでは十分な稼ぎではないようだ。将棋と言えば新聞や雑誌の棋譜が紙面を埋める。そのため、新聞社主催が多かったが、次第に本業が斜陽産業化したころから賞金や対局料が増えていないのだろう。最近は藤井5冠の出現で、ネットテレビの解説やゲスト出演などが盛んに放映されているから多少改善したのかもしれない。そう考えれば、将棋界は囲碁界のように縮小しているようには見えない。東京将棋会館や関西将棋会館の新築移転などが将棋界の活況を物語っている。
しかし、趣味を活かして生活しているのだから贅沢は言えない。棋士生活の年は強ければなに等しい。そう考えれば、画家や音楽家かよりも恵まれた環境なのかもしれない。

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2023年2月 2日 (木)

注目されていたFRBの声明

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先週から金融関係者の間で注目されていたFRBの声明は「インフレ率は幾分和らいだが、引き続き高止まりしている」との内容だった。ただ、物価上昇の直接的な要因として戦争と新型コロナウイルス感染拡大に言及した部分は削除された。そして、0.25ベーシス政策金利が引き上げられた。パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で、このところのインフレを巡る進展は利上げ終了を示唆するには不十分だと強調した。同時に、米経済を大幅なリセッションに陥らせることなくインフレ目標を達成する道はあるというが、市場関係者はだれも信じていない。インフレ抑制に向けた取り組みを進める中、FRBがどこで利上げを停止するかは明確に示さなかった。利上げの最終的な到達点が昨年12月に示した5.1%を超える可能性もあるとの見方も示した。そして、年内の利下げは適切ではないとも述べた。要するに年内の政策金利の利下げはないという事だから、利上げか金利維持というわけだ。S&P500の株価指数に連動するものは政府が供出したドルの総額だと言う説もある。そうであれば、株価は利率より市場の余剰金の引き上げの方が効くのではないだろうか。QE1~3で新型コロナ前の倍くらいの資金が市場に供出された。これを引き上げるとなると、株価は半値になってもよさそうだ。実際に、そこまでいかないだろうが大暴落の可能性は否定できない。また、市場ではドル安の流れだという。米国市場に魅力を感じなくなった投資資金が引き上げられているのだろうか。円に対してもドルが弱含みだ。日本の投資家が米国株を売って資金を日本に引き揚げればドル安円高の流れだ。今は1ドル128円半ばだから、もういっそうのドルの下落もありそうだ。1年前を思い出せば、1ドル122円や115円というドル円相場もあるだろう。今日は東京地方も強い寒波が来るという。勤め人を辞めた愚生には関係がないと、今の境遇に感謝している。今年はリセッションでいつ暴落が来るか分からないから、温泉に行く小遣い程度の利益でよいだろう。

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2023年2月 1日 (水)

政治家を恨みたくもなる。

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昨日くらいから、デヴィ夫人と鈴木宗男の「老害以外の何者でもない」という論争が盛んだ。この中で鈴木宗男は「歴史の勉強はあなたよりも私はしている。政治家として外交の現場に立ってきた」と反論していた。彼が勉強したことで確かなことは、堀の中のことだけだろう。宗男は歯舞色丹の旧地主から土地を買いあさっていたという噂だ。プーチンに騙されていたのは、世間知らずの安倍元首相やサメの脳みそといわれた森元首相、そして前科のつく宗男などたくさんいる。しかし、未だにロシアの肩を持つ森や宗男と言う胡散臭い連中は何なのだろうか。森さんはオリンピックの贈収賄でも名前が上がっている人物だ。愚生に限らず、世界中の多くの人がプーチンは悪党だと確信する。このような人物に未だに催眠術をかけられたように懐柔されている馬鹿な政治家を見ると呆れる。宗男などデヴィ夫人の爪の垢ほどの空虚な知識だろう。問題はこのような人物を選ぶ北海道民だ。そして支援する松山千春は病気だろう。リニアで言い掛かりをつける川勝平太静岡県知事を選ぶ静岡県民も問題だ。そういえば北陸新幹線でごね得を強行した泉田元新潟県知事も酷かった。愚生に限らず、あのような人物を選ぶ新潟県民は絶対に北陸地方に住む人たちは許さないだろう。田中角栄の地元利益還元政治を体感している県民性なのだろう。思いだせば美濃部元東京都知事のエゴで、どれだけ東北・北陸新幹線は無駄な費用と時間を使っただろうか。日本の政治家には、どうしてこのような問題人物が多いのだろうか。維新と言えば、ウクライナ降伏論で馬脚を現した橋下徹、音喜多、宗男とろくでもない人物ばかりが議席を持つ。立民、維新、公明とまともな政党が日本にないことが自民党の長期政権を許している。やはり、それを選ぶ日本国民の質が悪いと言うしかないのだろうか。ところで、確定申告の時期がきた。確定申告は税金を払う必要のある人や還付を請求するなら必要だ。要するに金の出し入れがなければ、確定申告をする必要はない。ただ、「相続時精算課税制度」や「贈与税の配偶者控除」は税金を払わないが申告の必要がある。愚生が死んでから譲れば同じだが、先々法定相続人が今と同じだとは限らない。そう考えて、遺言より自分の決めたように名義変更しほうが良いとおもった。また、「リフォーム工事」などについても控除はあるが、あくまで所得税控除であって還付金ではない。所得税を払っていなければ還付金はゼロだ。老後の僅かなお金からリフォームした愚生には、スズメの涙ほどしか還付されない。政治家を恨みたくもなる。

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