年金受給額くらい
昨日の米株式相場は0.5ポイントの利上げを検討しているとする米金融当局者の発言で反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は1.9%安。クリーブランド連銀総裁は、前回FOMCで、政策金利を0.5ポイント引き上げる論拠はあったと指摘した。ブラード総裁も、次回のFOMCで0.5ポイントの利上げを支持すると述べた。昨日発表された米経済指標では、1月生産者物価指数は予想を上回る大幅上昇となった。やはり、労働市場の逼迫がインフレを持続的後押ししているとのことだ。この発言が伝わると10年債利回りは3.8%を上回り、年初来の高水準(安値)を付けた。円は対ドルで1ドル=133円台後半に小幅上昇した。いずにしても、インフレ見通しにリスクが顕在化する場合には、利上げペースを再び加速させる可能性がある。どうも経済指標からの観点からはインフレは収まっていないようだ。金利上昇となれば、一段の株安の可能性もある。愚生も個別銘柄はよくわからないので、残った米ドルでバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI:米国株式市場全体の3500以上の銘柄を投資対象)の上場投資信託に替えた。朝令暮改の方針のため、自分自身がなにをやっているのかよくわからない。ただ、株価暴落説も現実味が増していることから個別銘柄の持ち株はすべて処分するつもりだ。ところで株式ソフトを使用しているとテレビモニターでは解像度が悪く字が見にくいのでパソコンのモニターを購入した。モニターを買うなど何十年ぶりだろうか。液晶のモニターが出始めた30年くらい前は20万円くらいしたような気がする。昨日注文した低機能27インチ液晶モニターが1万4千円とういうから隔世の観がする。「安かろう、悪かろう」のモニターだろうが、儲けの少ない愚生には十分だ。ボラティリティの高い相場であれば、長居は無用のためデイトレで臨むしかない。エネルギーコストの上昇で、日本の貿易赤字が膨らむばかりだから、当分の間は円安に振れるような気がする。愚生ら世代の年金受給者には、電気ガス料金の値上がりは我慢できないレベルに達してきた。岸田政権にはしっかりとして頂きたいものだ。いくらインフレ2%目標というが、実際にはほとんどのものが30%位値上がりしている。上っていないものは、年金受給額くらいだろう。
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