« 身分を明かさないでの寸評は困る | トップページ | 先のことは判らない »

2023年2月28日 (火)

「衣食足りて礼節を知る」

C7
愚生は終活と言いながら、株式取引は少々やっている。昨年までは、マイクロソフト持っているだけで何も考える必要はなかった。ずいぶん前から抱えていた株のため含み益が十分あったからだ。しかし、マンション購入のために一昨年末に4割くらい株を売った。昨年は下げ続けたため、今年の戎天井というアノマリーがはずれたため現金化した。終活中という事もあって、負けない投資をしなければと考えるとなかなか銘柄を長く持つことはできない。少し愚生の思いと違うと、すぐに損切りをかけているからだ。この歳になって、スイングトレードやデイトレは体力的にはきついが、安全第一を考えれば妥協できる選択肢になる。少し勉強も必要だと思い株式投資関連のユーチュウブも見るようになった。その中でも株で儲けている人は億円単位のようだ。億円くらい儲けていないと恥ずかしくて投稿できないのだろうか。億り人とは上手くいったものだ。もちろん、人生はお金だけではないから、儲かればよいというものではないだろう。しかし、「衣食足りて礼節を知る」という諺もあるくらいだから、お金に窮する生活は送りたくない。人生は一回切りだからと、無謀なことをして一生を暗く過ごす人もいる。また、無理をせずに平々凡々の生活で満足する過ごし方もある。最期に棺桶に入る時は同じだといっても、片足を入れるまでは満足な生き方をしたいと思う。人それぞれ価値観は違うだろから、何をもって良いと判断するかは個人の自由だ。長いサラリーマン生活だったから、いろいろな人を見る機会があった。愚生の親しい人でも早く逝った人がいる。死因は病気だが、傍から見てもサラリーマン時代に不遇だった人が多い。酒の飲みすぎや白血球の異変、癌などが直接な死因だが何かしら不遇な環境が影響を与えたと思う。愚生のことをひどく嫌っていた先輩が、何十年か経つと愚生より資格が下になることもある。愚生自身も対応しにくいが、本人はもっと不快だろう。長い人生だから先のことは判らない。早期に人を値踏みして不用意な発言をしないことだと思う。若い人には助言できても、一度失敗した人には命取りでサラリーマン人生が終わったに等しい。事業部長より広い敷地に大きな家など造った課長職のひとがいた。建てている時に関西の工場に飛ばされた。そして、家が立った時には中国山地の子会社への左遷だった。その結果、単身赴任で定年近くまで建てた家に満足に住むことはなかった。事業部長と彼の関係は詳しくは知らないが、何かあったのだろう。そう思うと、愚生は臨機応変に上手く立ち回ったと褒めたくなる。

|

« 身分を明かさないでの寸評は困る | トップページ | 先のことは判らない »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 身分を明かさないでの寸評は困る | トップページ | 先のことは判らない »