金や米国債投資は為替との関係が悩ましい
昨日発表された1月の個人消費支出(PCE)価格指数は、予想を上回る伸びとなった。これを受け、米金融当局の利上げは長期間続くとの想定で、経済がソフトランディングできる可能性は低いとの見方が強まった。相場が昨年10月の安値から急激に上昇し割高感が出てきたことで、年初来の上昇は日ごとに削られている。S&P500種株価指数は、週間ベースでは今年に入り最大に下げた。米国債利回りが上昇する中でハイテク銘柄中心のナスダック100はこの日1.7%下げた。政策金利のピークについては、7月までに5.4%程度と、従来予想から引き上げられた。アナリストは、この低調な第4四半期の決算シーズンを踏まえれば、現時点で株式に上振れ余地はほとんどないとの予想だ。FOMCが政策金利を従来の織り込みより高く引き上げれば株式市場はしばらくの間は調整するという見方が多い。市場が待ち望む利上げ休止までには、もう少し時間がかかるようだ。どうも米政策金利を6.5%に引き上げる必要があるという声も聞こえてきた。一方、米国債は大幅安となり、利回りが以下の通り上昇した。
国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 3.92% 3.6 0.92%
米10年債利回り 3.94% 6.6 1.71%
米2年債利回り 4.81% 11.6 2.47%
円は対ドルで一時1.4%安の1ドル=136円52銭となり、2カ月ぶり安値を更新した。各地の主要中銀は、インフレ沈静化のため追加利上げをしている。当然、円は下落方向に一段と進む可能性がある。一方、利上げの可能性でニューヨーク金相場は週間ベースでは2週連続の下落となった。日本人の愚生にとって、金や米国債投資は為替との関係が悩ましい。ところで、今朝見た夢にF社時代の同僚や先輩が出てきた。何故出てきたのかは知る由もないが、何かの予兆のような気がする。ご不幸がなければと頭をよぎってしまう。F社を辞めてから、もう20年くらい経つ。いまさら、もう何の関係もなくなった人たちが頭をよぎることは不思議だ。
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