日本共産党には言論の自由がない
共産党は同党改革を訴える著書を出した京都府の党員松竹伸幸氏を除名した。理由は出版などが党規約に反するという。どうも習近平政権と同様に共産党というイデオロギー政党は、一党独裁で異論を許さないようだ。野党共闘や広範な市民との連合を訴えてきた日本共産党の方針とは相反する。処分のきっかけは、先月出版された自著「シン・日本共産党宣言」という本だ。共産党に党首公選制を導入することを提案し、党首選に立候補するという。出版理由は、今の選出方法や党運営が党内の異論を可視化するようになっていないからだという。共産党の党首は、2、3年に1度開かれる党の全国大会で選ばれる。党大会には、各都道府県委員会から選ばれた代議員約1000人が参加する。代議員たちの投票で、中央委員会を選定する。その中央委員会から、委員長以下の主要メンバーが決まる。自民や立憲民主のように複数候補が立ち、党員や党国会議員が投票する公選ではない。要するに選挙は形式であって、すでに体制は決まっている信任投票なのだろう。松竹氏は、日米安全保障条約を堅持しつつ、米国の核兵器に頼らない「核抑止抜きの専守防衛」を共産の基本政策にするよう唱える。これは、共産党綱領の「日米安保条約廃棄、憲法第9条の完全実施で自衛隊の解消」とする路線とは大きく異なる。しかし、愚生が中学生時代の日本共産党は、「安保条約破棄、憲法改正で独自軍隊の創設」だった。いつの間に、旧社会党のように非武装中立になったのだろうか。ウクライナ戦争の現実を見れば、軍隊の抑止力を伴わない独立はありえない。プーチンや習近平、金正恩など数多くの独裁者が蔓延る。この現実に、共産党どう対応するのだろうか。相手を考慮しない世界観で、無責任としか言いようがない。共産党に限らず、野党の日本維新も変人の集まりとしか思えないから広がらないだろう。創価学会の代弁者としての公明党も同様だ。立民は民主の残党だからコメントしようがない。NHK党は主張がはっきりしているから、NHK放送のスクランブル化で終了だろう。日本に真面な野党がいないことも政治の停滞を招いている。国民は民主党で懲りているから拙速なことは求めない。そう考えれば、自民党しか選択肢はない。ところで、一昨日に引っ越し記念で箱根温泉に行ってきた。うまいものを食べて、酒を飲んで温泉に浸かることは極楽だとつくづく思った。愚生は政治に興味は無いから、政治家は仲良くやって頂きたい。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 浄粒善行はtwitterに移行しました。@jyohryu(2023.04.27)
- 今日でブログを終了します。(2023.04.14)
- N党の混乱に思う(2023.04.13)
- 不倫の無能男な現職知事(2023.04.10)
- 身の丈にあわないことはしない方が良い(2023.04.09)
コメント