将棋の神様に見放された棋士は負け
第48期将棋棋王戦5番勝負の第2局が、昨日金沢市で行われた。藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖)vs渡辺明棋王(名人)に藤井5冠が勝ち2連勝とした。藤井5冠が棋王奪取となれば、史上最年少6冠となる。第3局は、新潟市で行われる。勝てば藤井5冠が羽生善治九段の24歳2カ月の最年少記録を29年ぶりに更新する。棋王11連覇を目指す渡辺名人はかど番に追い込まれたというより、藤井5冠にこのあと3連勝は望み薄なため決まったようなものだろう。戦型は角換わり。将棋はねじり合いの中盤から、終盤わずかにリードを広げた藤井5冠が終盤力を発揮し寄せきった。形成の判断は、どの棋戦でもAIに頼るようになった。終盤まで互角と言う判定だったから、最後まで難しい将棋だったようだ。藤井5冠は対渡辺戦が6連勝とした。タイトル戦での渡辺戦は10連勝とし、一気に史上最年少6冠獲得に王手をかけた。6冠を達したのは羽生だけで、当時24歳だった。今回20歳の藤井聡太5冠が達成すれば、最年少で史上2人目の快挙となる。時間の短い棋戦と言っても朝から夜の7時くらいまで観戦していたので疲れた。しかし、贔屓の棋士が勝つと溜飲がり爽やかになる。負けた渡辺明さんは、さぞ疲れたことだろう。ずいぶん昔の話になるが三浦冤罪事件を起こした張本人だから、愚生は未だに嫌いな棋士だ。物事を口にする場合は、もう少し深く検証してから発言すべきだった。軽率な発言で将棋界を揺さぶったことは、未だに忘れられない。愚生も呆れたことと、腹立たしさで、将棋を数年見なかった。その後、藤井聡太という大天才が表れて将棋人気が復活して棋界を救った。将棋の神様に見放された棋士は負けるのが必然だろう。
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