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2023年3月

2023年3月31日 (金)

マイクロソフトのbingで検索

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最近はAIという言葉が独り歩きしている。マイクロソフトのブラウザ「エッジ」に組み込まれたbing(chatgptが内蔵)に以下のように効いてみた。
「chatgptについて日本語で簡単に教えて」
「chatgptとは、人工知能の一種であるGPT-3を使った自然言語処理のモデルです。chatgptは、人工知能が自然言語での対話を行うために使用されます。chatgptは、人工知能が自然言語での対話を行うために使用されます。chatgptは、人工知能が自然言語での対話を行うために使用されます。」
「chatbotとchatgptの違いを日本語で簡単に教えて」
「chatbotとchatgptの違いは、chatbotはあらかじめ決められたルールに従って応答するのに対して、chatgptは自然言語処理のモデルであり、人工知能が自然言語での対話を行うために使用されます。chatgptは、より自然な対話が可能であり、より高度な回答を導き出せる特徴があります。」と回答してくる。
以前はグーグルで検索していたが、今はマイクロソフトのbingで検索するようになった。回答が簡単に纏められて、平易な文章で回答するのが嬉しい。つくづくAIとはすごい機能だと思う。この機能はペンシルバニア大学のMBA試験で、評価B(優)をとるくらいの能力があると言う。マイクロソフトの最新版のWardにはすでに組み込まれている。AIに論文を依頼して書いてもらえば、レポート課題の提出など簡単にできる。思いだせば、愚生が大学生だった頃は、計算尺しかなかった。電卓が20万円以上もする高価な代物だった。実験レポートを提出するための計算を計算尺でするのが大変だったことを思い出す。今は技術電卓が安価で売っているから、大学生で持っていない人はいないだろう。隔世の感があるが、今は文章つくりまでAIが書いてくれると言う。概略を言えば、ゴーストライターのように本も書いてくれるのだろうか。難しい使い方までは、よく知らないが、愚生の書くつたないブログなど数年後を待たずに無用の長物になりそうだ。

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2023年3月30日 (木)

政治家女子48党の内紛劇

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昨日、ユーチューブを散見していると、政治家女子48党の内紛劇がのっていた。よくある話だが、党首を交代した途端にいうことを聞かなくなり、乗っ取りを企てたと言うストーリーだ。素養もないのに党首を引き受けると言うから、少し頭が弱いか、よほどの切れ者なのかと思っていた。どうも受け答えを聞いていると、前者だったような気がする。問題の論点を理解しないで、自分の感情を出して泣いている。馬鹿々々しいから、もう少し真面目にやれといいたい。昔子役でテレビに出ていたと言うから、目立つことが好きなのだろう。経歴には中学時代に芸能界を引退と出ているというから、タレント業は身に付かなかったようだ。通常の神経の持ち主なら、立花孝志さんと組むことは容易でないと思うだろう。どうも党首となって、周りからインタビューなど受けると舞い上がってしまうのだろう。見ていて可哀そうな気もするが、身から出た錆だと思うしかない。何をするにもお金がかかるから、もう少し勉強してから乗っ取りを企てればと思う。自分の身の丈に合わないことは長く続けることはできない。こんな人物を神奈川県知事にはできないと思うのは、愚生だけではないだろう。今度の選挙では、好きな候補がいないから自分の名前でも書こうかと思う。NHKをぶっ壊すことには賛成だが、自分の方が先に壊れてしまったようだ。政治には金がかかるから、億単位の借金があるようだ。党首ともなれば、党の借金を引き継がなければならない。民主党は鳩山由紀夫がお金を出し、日本新党は細川護熙が出した。金を工面できないと渡辺喜美のように借金で身を亡ぼす。結党時にDHCの会長から借りたお金を返したことから金策に走り回ったと聞いている。この大津綾香という人は、ただただ子供だとしか思えない。親に聞いてみるといっているが、10億円ものお金を普通の家庭の親が持っているとは思えない。人の言うことに耳を傾けるような知識も経験もなさそうだから、親がお気の毒だと同情する。責任の発端は人を見抜けなかった立花孝志元党首が原因としか言いようがない。一度権力を掴むと、話したくないのがいつの世でも同じなのだろう。

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2023年3月27日 (月)

世界のインフレ退治はそうたやすくできない。

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「弱い日本の強い円」などの著者である佐々木融氏のコラムがあった。米国では銀行破綻、欧州ではクレディスイスの買収などが続き、欧米の金融セクターに対して先行き不透明感が強まっている。こうした中、為替市場では円が買われ、主要通貨の中で円が最強通貨となっているという。しかし、投資家のリスク回避志向が強まった結果、円が安全通貨のような動きを取り戻しているようにも見えるが、そうではないという。その顕著な例は、ドルが最も弱い通貨となっている。通常、投資家はリスクオフ時には、円とドルの双方が買い戻される。これは円とドルが「安全通貨」として選好されているのではなく、両通貨が資本調達通貨として元々売られているので、ポジション解消過程で買い戻される。そして買い戻される差がドル/円の為替の動きとなる。例えば、米国のリーマンブラザーズが破綻した2008年9月から3カ月間強で、ドル/円相場は108円台から90円割れまで20%弱急落した。今回、ドルは最弱で、かつ主要10通貨の強弱は各国の2年国債金利の変動幅の差で説明できる。先行きの不安感が増す中で投資家がポジションを手仕舞う場合、金利差の動きを見ながら動かない。実際、リーマンブラザーズ破綻時のドル/円相場の急落時は、日米金利差から大きくかい離して下落した。しかし、過去2週間のドル/円相場は、日米10年国債金利差との1月半ば以降の強い相関関係に沿って動いている。金利差が10bpp動くとドル/円相場が1.4円動く関係が続いている。今回の場合は、短期的な円ショート・ポジションがさほど積み上がっていない。先行き不安からポジションを閉じるとしても、買い戻さなければならない円はそれほど多くないからだ。今のところ、ドル/円相場は、欧米金融不安によるリスクに対するセンチメントというよりは、米10年国債金利の方が重要に見える。そのため米長期金利が全体的に水準を再び切り上げても、ドル/円を押し上げる可能性は低いという。難しいことはよくわからないが、米国金融当局の利上げがあっても大きく円安にはならないという。円キャリートレードで、円を借りていなければポジション解消で円を買い戻すことはない。そう考えれば、金利差以上にドル/円相場が大きく動くことはない。ただ、このところ金利が上がっているのに金地金が買われているという事は、ドル紙幣への信頼が薄らいでいるのだろうか。米国はお金が不足になると、金本位制ではないため紙に印刷して増産した。その付けがそろそろ回ってきたのだろうか。そう考えれば、愚生のつたない知識でも世界のインフレ退治はそうたやすくないことが分かる。

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2023年3月26日 (日)

老いるということは可能性を捨てること

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ここ数日、WBCでの日本優勝の話題で疑義わっている。少年老い易く学成り難しと、英語が自由に聞けたらもっと楽しいのにと悔やまれる。ユーチューブでは米国の放送を和訳したものも数多くアップされている。ナショナリズムは強いほうではないが、いくつか見て面白かった。米国放送では日本と違いトラウトにも遠慮なく厳しい口調もあった。大谷vsトラウトでは、バットに一度もボールが当たらず三振だった。何か格下選手との対戦だったような場面だ。事実かどうか知らないが、コメンテーターからは来期の契約金は6億ドル(780億円)以上と言う話まで出ている。日々、千円札にアイロンをかけて大切に使っている愚生には縁のない話だ。ただ、老いるということは可能性を捨てることだ。大谷君や藤井聡太6冠を見ていると、何か違った次元の人に見えてくるから羨ましいとは思わない。なぜなら、とても愚生があのようなプレシャーに耐えられるとは思えないからだ。しかし、身近なものに目をやれば愚生の周りにも不思議なことなどいくらでもある。以前、今は次男が住んでいる家の庭でバラつくりをしたことがある。美しいバラの花を見ると、どうしてこのような美しい立派な花が咲くのか驚かされる。また、小さな菜種から菜の花が育つ。小さなひまわりの種からも、愚生の背丈以上に育ち大輪を咲かす。自然の摂理など、何一つ理解できるものはない。そう思っていると、愚生宅に住むチワワがカミさんの帰宅を教えに来た。親ばかだが、賢く可愛いチワワちゃんだと改めて自慢したくなる。

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2023年3月25日 (土)

民意で選ばれた政治家が多数決で失職

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今日は土曜日だ。一週間があっという間に過ぎていく。晩年とはこういうものなのだろうか。ぼやりとしながら、過去を振り返るといろいろな記憶が蘇る。愚生が小さい頃は曾祖母が家にいた。明治生まれだったため、色々な昔話を愚生に聞かせてくれた。柔和な顔だったが婿養子の父には毅然とした態度だった。父も長幼の序をわきまえる大正生まれのため曾祖母には遠慮がちだった。愚生は戦後間もない頃に生まれたため、テレビや洗濯機、冷蔵庫などない時代だった。スイカは井戸で冷やし、瓶詰の飲み物はブリキ缶に水を張って冷やした。当時はそういうものだと思っていたから、不便だとは思わなかった。あれから何年経っただろうか、大学に入学してから半世紀も経っている。時の経つのは早いとつくづく思う。小さい頃に「少年老い易く学成り難し・・」という漢詩を諳んじていたが実感はなかった。しかし、この歳になってやっと理解できたことは「階前の梧葉、已に秋声」という事実だ。今から言っても遅いが、先人の箴言を素直に受け入れるべきだったと悔やむ。ところで、最近のユーチューバーの作品を見ると、他人事だとは思いながら同情する。ユーチューバーがどんどん増えて、猫も杓子もネットに作品を上げるから、よほどの秀作でなければ見向きもされない。5年前は1000万再生だったが、最近の作品では数万しか再生されない人もいる。ユーチューバーでの生活はそれほど楽ではないようだ。ガーシーさんのように、ネタ探しをやり過ぎると日本にいられなくなる。一度の人生なのに気の毒だと同情する。平生は国会内で居眠りし、登院しない政治家も多い。その中で、民意で選ばれた政治家を多数決で失職させることを彼らは問題だとは思わないのだろうか。どうもマスメディアに民意を操作されているように思える。愚民化政策を図るロシアと何が違うのだろうか。

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2023年3月24日 (金)

三崎優太(青汁王子)さんの脱税事件

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最近、ユーチューバーの三崎優太(青汁王子)さんが国税局の鬼木仁史氏に脅されて意に反して罪を認めたと言っている。事実なら国税局の鬼木という人物は問題だ。村木冤罪事件でもあったことだが、取り締まりと称して恐喝や捏造を平気でする。例えば、籠池さん夫婦が5年間の実刑判決をうけたことにも驚かされる。国の土地を安く売った方はお咎めなしと言うのもおかしい。安倍元首相夫人は、自責の念がないのだろうかと思う。ただ、三崎優太さんは、国税局からみれば脱税に見えたことは事実だろう。事件は、当時会社を急成長させていた三崎さんが友人である加藤豪さんから「事業をやりたいので協力して欲しい」と依頼される。そんな加藤さんからの依頼は、このように説明されている。
・広告費という名目で振込んでほしい
・現金で約9割を返す
・すでに色んな会社に手伝ってもらっている
・責任をもって納税をする
・納税すればこれは違法ではない
ところが、加藤さん側で「責任をもって納税する」と約束していたことから、三崎さんは国税局がくるまで加藤さんの言葉を信じきっていた。しかし実際は納税を全くしておらず、ある日国税局の調査員が裁判所の礼状を持ってきて、自宅や会社に踏み込んできた。また、三崎さんに対して取り調べの際に、「お前の人生を潰す」などと言ったり、体の悪い祖父母を脅迫のダシに使ったりしていたという。そして、2019年9月5日の裁判では、執行猶予付きの有罪判決も言い渡された。三崎さんの会社は、14億円近く納税していたため脱税に意識はなかったという。ただ、友人の加藤さんが責任を持って払ったと思っていた1億8,000万円は納税していなかった。三崎さんの脱税事件を担当した、国税局の鬼木氏は、三崎さんを取り調べした時には、「ここで認めなければお前の人生を潰す」などと高圧的な発言もしていたという。三崎さんによれば取り調べの時の態度がとにかく高圧的で、三崎さんが精神的に病んでしまうようなレベルだった。深夜まで取り調べされるだけではなく、「今認めなければお前の人生は絶対に潰す」「高齢で体調の悪い祖父母のところへ行くぞ」などと脅し、実際に祖父母のところへ押しかけたという。さらに、逮捕後は「税金を払いたくなかった」と供述していると、マスコミを使って悪意ある印象操作もしてきたとのこと。今回の件に関しては、こういう取り締まりの連中と言う輩は、ヤクザ同然の態度なのは事実だ。愚生も警察に何か文句を言うと、生年月日を聞かれたりして脅されたことがある。何時も悪い連中ばかりと対応しているため、自分が悪人になってしまったことに気づかないのだろう。今回の事件に関しては、三崎さんは国税局より、加藤豪を恨むべきではないか。そして、自分自身の脇の甘さを悔いるべきだと思う。火のないところに煙は立たないから、会社として脱税したと見られたことが問題の発端だ。愚生なら絶対に納税は自分でするし、友人であっても納税の確認を書面でする。そして記録文書として納める。そもそも、「広告費という名目で振込」自体が事実とは異なるだろう。おカネを貸すなら借用書を司法書士に作って貰うべきだ。三崎さんは取り調べ内容を全部録音しているというが、異を唱えても時間の無駄のような気がする。ところで、チャールズ英国王の次男で王室を離脱したヘンリー王子の自伝「Spare(スペア)」が、世界中で話題になっている。しかし、英国ではその内容が「有害」「悪趣味」と酷評されている。『スペア』は、発売初日に英国内の書店で40万冊売れた。もっとも物議をかもしているのが、軍籍にあった王子がアフガニスタンで従軍中に攻撃ヘリの操縦士としてタリバン兵士を25人殺害したと告白している部分だという。ただ、王子はメディアの取材にタリバン兵の殺害をすでに告白している。自伝が発売された日のフィナンシャル・タイムズには「『スペア』には二重の意味が込められている。自分は王室に生まれた『予備』の子だというわけだが、『go spare』という言葉には『激怒する、取り乱す』という意味がある。なにか日本の秋篠宮殿と似たところがある。人生を「スペア」として生きるのは苦痛なのだろう。しかし、自分はともかく親として子供のしつけはきちんとすべきだろう。

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2023年3月23日 (木)

玉の守りは金銀三枚

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将棋プロ棋士の棋譜を人工知能(AI)で分析し、将棋の強さ「棋力」を数値化できるという。この分析によると、六冠を獲得した藤井聡太王位(20)の数値は他のトップ棋士と比較しても突出して高い。研究では、日本将棋連盟の協力を受け全棋士が指した約23000局と、藤井六冠を含むトップ棋士9人が直近に指した約2000局の棋譜を一手ずつ解析した。人間はAIほど完璧に近い手を指し続けられないため、基本的にはマイナスで表示され、ゼロに近いほど棋力が高いと判断される。研究の結果、近年の全棋士の平均損失がマイナス60前後となったのに対し、トップ棋士平均はマイナス45-50との差が確認できた。藤井六冠はマイナス30前後と突出して高かった。これは藤井六冠が平均的な棋士と互いに10手ずつ指せば、評価値で300以上の差が付く。この研究を進めれば、活躍期間が異なる棋士同士の棋力も比較できる。羽生善治九段(52)が全七冠を達成した1996年前後の数値を調べたところ、マイナス40-45だという。結果から藤井六冠の棋力が当時七冠の羽生九段より上回っている。ただし、研究結果がすべて正しいとは限らないから真偽は判らない。また、将棋の中盤以降の難解な局面でねじり合いをする能力は、AIで直接磨くことは難しいという分析結果だ。愚生は詰みのある終盤はAIが圧倒的に強いと思う。しかし、中盤などは差す手が広い場合に必ずAIの手が最善かは疑問に思う。AIというと、何か生き物のようだが、内部はアルゴリズムとデータだ。分析その物が、間違っている可能性は否めない。AIに何故その手が正しいのか、詳細な説明をしてもらわないと棋士は判らない。愚生が幼い頃に習った頃の将棋定跡と近代の将棋は大きく違う。一番大きいのは、玉を堅固に囲わないことだ。格言には「玉の守りは金銀三枚」という。しかし、最近のプロ棋士の将棋は居玉のまま戦いを始めることもある。時代は変わったものだと思う。

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2023年3月22日 (水)

緊急対談 川上量生vs立花孝志

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緊急対談 川上量生vs立花孝志があった。この中で川上量生氏が汗をかきながら発言しているのが印象的だった。川上さんが立花さんの土俵で戦ったのでは勝てる議論ではない。FC2の高橋さんと同程度だと思っていたのだろうか。立花さんは失うものがない捨て身の戦いだから負けない。愚生も小職だった経験があるため正義感のある部下には勝てないことを知っている。サラリーマン時代に知ったことは、会社の権力には「肉を切らせて骨を絶つ」という戦い方だ。相手が失職を恐れず向かってくる戦いになった時が一番怖い。今回、安全なところにいた川上さんが立花さんとでは勝負にはならない。政治家は口が上手いから勝てない。立花さんも川上さんを馬鹿と言って挑発するのはよくないと思う。一方、三木谷さんは利口だから、ガーシー相手なら脅せるが立花さんでは返り血を浴びるから控訴を取り下げた。ウクライナ人女性の件は、事実かどうかは知らないが、裁判になれば大企業の社長にとって得することはない。
参考までに対談リンクを貼ります。

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2023年3月21日 (火)

ここのところ気分がよい

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昨日はマイクロソフト株が6日ぶりに反落した。先週は12%上昇し、2015年4月以来の1週間での上昇率となったことの反動だろうか。特段、目新しい理由があるようには思えなかったが・・。いずにしても、今日から始まるFOMC次第で株式市場は動揺するだろう。日々の株価を追いかけていても成績は芳しくない。やはり愚生は従来通りの投資方法である将来的な展望が持てる株に絞って中長期歳しようと思う。そう考えれば、金利上昇で青息吐息になっている銀行が落ち着くまでは静観しようと思う。麦わら帽子は冬に買えと言うが、今が春夏秋冬なのかのどうか見当がつかない。藤井聡太6冠誕生で、ここのところ気分がよい。贔屓の棋士が勝つと、これほどうれしいものだとは思わなかった。やはり期待されて、期待以上に活躍すると末端のファンではあるが溜飲が下がる。世の中、そう楽しいことや嬉しいことは転がっていない。昨今は物価が上がって生活も楽ではない。フジテレビに「調べてみたら」という特集番組で、年金受給者の日々の暮らしなどが取り上げられている。それを見るにつけ、愚生の方がまだ少しは恵まれていると自分を納得させている。人と比べても意味はないとは思うが、大変なのは自分だけではないと思うと何か安心する。ユーチューバーで活躍している若者を見ると、頑張っていると賞賛したい気持ちもあるが、先は長いから大変だと同情したい気もある。ところで、昨年神奈川県に越してきたため、来月には県知事の選挙がある。今の神奈川県の黒岩知事は、口パクで軽い人物だとしか思えないから投票する気にはなれない。他に誰がいるのか知らないが、判らなければ写真写りが良い候補に投票しようと思う。

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2023年3月20日 (月)

タイトル6冠を20歳8カ月で達成

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昨日は将棋の第48期棋王戦五番勝負の第4局が栃木県日光市で指された。挑戦者の藤井聡太(王将、竜王、王位、叡王、棋聖)が渡辺明棋王名人から3勝1敗で棋王位を奪取した。藤井6冠は史上2人目となるタイトル6冠を20歳8カ月で成し遂げた。藤井6冠は名人戦A級順位戦プレーオフに勝利しているから、4月からの名人戦を渡辺名人と戦う。名人戦は、七番勝負のため過去の戦績から圧倒的に藤井6冠が有利だろう。愚生ならずとも7冠達成はほほ確実だと思う。藤井6冠は名人戦七番勝負に向けた決意を「あまり間を置かずに、という形になるので、今回の棋王戦を振り返りつつまた向かっていければいいかなと思います。」と静かに語っている。愚生は朝からAbema.TVで対局を見ていたが、終盤まで互角で一進一退の戦いだった。終盤の藤井6冠の寄せは素晴らしかった。あっという間に詰め上げた。やはり、勝負事は最後に強い奴が勝つとつくづく思った。4月からの名人戦が今から楽しみだ。昨晩の感想戦を見ながらの晩酌は非常においしかった。終活中の愚生は、特段変化のない生活だ。贔屓とはいえ、愚生が勝ったような嬉しい気持ちだ。渡辺名人には「口は禍の元」とひとこと言いたい。三浦冤罪事件の張本人だった渡辺名人は未だに不愉快千万な棋士だと思う。残るタイトルは永瀬王座がもつ王座一冠となった。予選を勝ち抜いてぜひ8冠を実現して頂きたいものだ。愚生が言う話ではないが、藤井6冠の実力は他棋士より一段抜けているような気がする。過去にこれほど強い棋士はいなかったと思う。愚生が雪深い北陸で将棋を覚えたのは、戸外で遊ぶ遊戯がなかったからだ。炬燵にあたりながら、花札やトランプ、将棋などで遊んだ。将棋と言っても本将棋、回り将棋、ハサミ将棋、軍人将棋、将棋崩しといろいろな遊び方があった。今は軍事将棋などないだろうが、終戦から時を経ていない頃は盛んだった。軍人将棋は、両プレイヤーが駒を裏返した状態で自分の陣地に自由に並べ、先攻から交互に駒を動かしていく。駒にはそれぞれ強弱がある。同じ升目で駒が重なったときに弱いほうが盤上から排除される。プレイヤーは相手の駒を見ることができないため審判役がいる。ゲームは相手の総司令部を占領するか、相手の動ける駒を全滅させた方が勝ちとなる。将棋駒には元帥、大将、中将、少将、大佐、中佐、少佐や飛行機、戦車、地雷、歩兵などがあったと思う。古い記憶を辿るといろいろなものが

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2023年3月19日 (日)

実物資産が安心だ

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米国株式市場ではナスダック100指数は週間で5.8%上昇した。マイクロソフトやアルファベットといった昔ながらのハイテク大型株が買われた。銀行株はこの日1.1%下げたにもかかわらず、S&P500種株価指数は週間で1.4%上昇した。仮想通貨のファースト・リパブリック・バンクは大手銀行支援を発表したにもかかわらず週間で70%を超える値下がりとなった。一方、米国債相場は大幅上昇した。2年債利回りは20ベーシスポイント以上変動する日が7営業日続いた。21ー22日のFOMCを控え、市場の予想は0.25ポイント利上げと約1年ぶりの利上げ休止かの選択だろう。FOMCがどちらの選択をするか、ウォール街の見解も二分されているという。その結果、ドルは主要10通貨のほぼ全てに対して下落した。対ドルでは円が最も上昇し、一時1.6%上げて131円56銭までの円高となった。また、また、金は週間ベースでも上昇した。スポット価格は前日比3.1%高の1オンス=1979まで上昇した。愚生も金ETFを少し買い増しした。有史以来、金地の価格は紆余曲折しながらも価格は上昇している。また、政府が発行する紙幣の信用状も級数的に印刷されている。ドルがいくら基軸通貨だから信用しろとわれても、心情的には実物資産が安心だ。愚生に限らず金や不動産の方を好む人は多い。しかし、日本のような少子高齢社会では、実需の少ない不動産には価値はない。オフィス街なら集客力のある地域、戸建ならば専住地域が価値はある。相対取引の不動産は、買い手がいなければ無価値だ。しかし、全く価値がないかと言えば、安くすればある程度の土地は売れる。売れないと嘆く地主は、売却希望価格が高いからだと思う。はっきり言って、都市ガスや下水が敷設されていない場所は、住宅地としては売れない。市街化調整区域内の宅地も同様に住むことは可能でも転売は絶望的で、出口戦略を描けない。そこに一生住むのなら、不便でも特に問題はないが資産とは言えないだろう。

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2023年3月18日 (土)

蓮舫を追放すべきだ。

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ガーシー議員の除名について思うことがある。彼の素性や詳しいことは知らない。しかし、国会議員が寄ってたかってガーシーを首にするということはおかしな話だ。その委員会の委員長が前科一犯の鈴木宗男というから呆れる。登院しないことで除名というなら過去に多くの議員が病気と称して欠席している。関連の掲示板には「登院しないことで他の議員に迷惑をかけているわけでもなく、理解できない。ガーシーのおかげで、国会はリモートワークに対応していないということもわかった。今後も政界の古い体質を多くの人に伝えてもらいたかった」とのコメントもある。また、「公約を守らなかったり、国会で寝ていたりする政治家もいる中で、欠席は除名になるほど悪いことなのか」と疑問を呈する人もいる。愚生も全く同感だ。中には「議員としての活動がほぼないのに歳費が支給され続けるのはおかしい。除名は仕方がない」という意見もあるが、国籍詐称や桜の会など、政治資金規正法を犯しても不問にして国会議員は除名されていない。ガーシーに4000万円立て替えた麻生泰氏は(東京美容外科統括院長)はツイッターを更新し、参院懲罰委員会で全会一致の除名に問題があると言及した。麻生氏は「ガーシー議員除名だと アホか 日本はアホばっかり。除名した議員達も有権者の投票によって選ばれた代表者達だから、尊重はするが、日本の政治は100年遅れとるわ」と怒り心頭だ。愚生も日本に民主主義が根付いていないことがはっきりわかった。程度の悪い奴しか国会議員にならないのは、日本国民の程度が悪いからだろう。衆愚政治の極みだとしか思えない。ガーシーが首なら、その前に蓮舫を追放すべきだ。東京都民は阿保ばかりしかいないのだろうか。

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2023年3月17日 (金)

「世の中間違っとるね」

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昨日は暇だったので久しぶりに野球中継を観戦した。試合は日本がイタリアに9ー3で快勝した。愚生はイタリアが弱いかと思っていた。しかし、移民の国という事情もあってイタリア系アメリカ人が多数出場したこともあって予想より遥かに強かった。また、MLB機構が急遽試合カードを変更した。その結果、大谷の日本とトラウト率いる米国が最後に戦うというシナリオにしたようだ。MLBはファンが望んでいるということで、臨機応変に試合カードを組み替えるという。カードが最終的に確定したことで、準決勝で米国vsキューバの試合も実現する可能性がある。オールスターをそろえた米国vs亡命した選手を加えたキューバの対戦も見ものだ。会場のマイアミ球場の近くには、キューバ移民らが多く集まる。過去の政治的対立という経緯もあり、盛り上がることは間違いないという。一方、日本と同じ山は、メキシコvsプエルトリコとなった。メキシコはC組を1位突破し、投打のバランスが取れている。放映時間が日本時間では深夜になるだろうから、夜中に起きてまで観戦する気はない。日本が今後どうなるか知らないが頑張って頂きたい。ところで、政治家女性48党の元参議院議員のガーシー氏が失職した。彼が何をしたのかはよく知らないが、参議院に登院しないと言うだけで失職は問題ではないかと思う。参議院議員の三分の二の議決で失職が可能とのことだ。そう考えれば、国民が選んだ少数政党議員は簡単に失職させることができることになる。登院しないことで審判するのは選挙ではないかと思う。ガーシー氏が人殺しや詐欺をしたとしても、刑が確定しないのに議員失職とは問題だ。登院しないことが原因なら、過去に小沢一郎氏や田中真紀子氏など有名どころの多くの議員がいるだろう。また、誹謗中傷と言うなら、真っ先に蓮舫議員を除名すべきではないか。彼女は嘘を重ねるし、品格は著しくよくない国会議員だ。植木等ではないが、「世の中間違っとるね」と言いたい。

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2023年3月16日 (木)

次は金融大手クレディ・スイス(CS)の破綻

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シリコンバレーバンク(CVB)の破綻があったと思えば、次は金融大手クレディ・スイス(CS)の株価が30%急落した。スイス金融市場監査局とスイス国立銀行は共同声明で、CSが資本と流動性の要件を満たしていると強調し、投資家の懸念に対応した。そして、スイス中銀が必要に応じ、同社に流動性を供給するという。今回のCVBの破綻がスイス金融機関に直接的に波及していないといわれても素直に納得はできない。その証拠に、日本の銀行の株も暴落している。リーマンショク時も当時の与謝野筆が蚊に刺された程度と言っていたことを思い出す。今回の拙速な金利引き上げの影響は、まだはっきりわかっていないようだ。とりあえず手持の株は一旦寄りで売却することにした。株は事件で買いと言うが、物事の本質が見えていない状態では傍観するしかない。愚生のように少額しか投資していない者は、簡単に退場できるから気楽だ。今日も株は予想通りの大暴落だ。愚生に限らず、一旦売って買い戻せばよいと思っている人が多いのだろう。信用買い残が多い銘柄は、追証の強制決済で売られていることもあるのだろう。数日前は株のバーゲンセールだと思っていたが、下値を試す展開でどこまで下がるか判らない状態だ。有名な投資家の井村氏銘柄の富山第一銀行も大きく下げている。売った株を買い戻そうと思っていたが、そこが抜けたような下げのため数日待ってからの方が良いだろう。米株市場ではJPモルガン・チェース、シティグループ、バンク・オブ・アメリカなど米銀大手が軒並み下落した。リーマンショクの時は、半年後くらいから下げ始めた記憶がある。FRBはどう舵取りするのだろうか。

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2023年3月15日 (水)

SVB破綻の余波についての正確な評価

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米消費者物価指数(CPI)の2月統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが前月比ベースで加速した。これを受け、米金融当局は利上げを継続するという。しかし、金融混乱を巡る懸念が続く中、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合はどうなるのだろうか。FOMCは米シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻を受けて金融安定へのリスクが増大する中、インフレへの対応にどう対応するのか。この混乱は日本の株、特に銀行株には大きな波動として伝わった。米金融当局の銀行への救済処置でSVB破綻を受けて急落した米地銀株や日本のメガバンクも15日には反発した。しかし、元の値まで戻るのは相当時間がかかるだろう。SVB破綻の余波についての正確な評価が未だ判らない中、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長をはじめとする金融当局者が追加引き締めに動くとは思えない。FRBの積極利上げが既に金融セクターに大きな影響を与え、SVBを破綻させた。性急な利上げが今後どうのように金融システムに影響を及ぼすのだろう。愚生のように極東の小島に居ても、米国の金融当局の影響が及ぶ。ところで、ユーチューブを見ていると、多くの日本の金持ちがドバイなどの税制優遇のある地域に住む。日本で稼いでも税金で半分くらいとられてしまうから、灼熱の砂漠のドバイに住むのだろう。ドバイのあるUAE(アラブ首長国連邦)は、首都はアブダビだが、最大の都市はドバイだ。人口(2020年)で989万人が住む。中東に位置して、7つの首長国からなる連邦制国家だ。石油や天然ガスが採掘されるため、財政は潤っているため学校の学費はすべて無料だと言う。灼熱の地域のため行きたいとは思わないが、エアコンを入れれば家の中は快適なのだろう。日本と違い砂漠のため、土地値はものすごく安いそうだ。日本で脛にキズを持つ人を除けば、駐在員くらいしかいないようだ。ユーチューバーと呼ばれる青汁王子やヒカル君などが億単位の金を無造作に使う場面を見ると、享楽的なのもよいだろうが羨ましいとは思わない。また、登場人物もかなり如何わしい無責任な人たちもいるため彼らの老後はどうするのだろうかと穿った目で見てしまう。

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2023年3月14日 (火)

世の中間違っとるね

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株では買ってやられ、売ってやられという言い方がある。意味は、株を買えば下がる。下がると思って空売りをすれば、株が上がって踏みあげられる。今の愚生の心境を言い当てている。今日はあれだけ強かった銀行株が売られまくっている。シリコンバレーバンクが倒産しても金融緩和中である日本の銀行は関係ないと思うが三菱も住友、みずほ銀行も下がっている。不思議なもので、市場関係者の気分で株価は決まる。株で儲ける人は、ひねくれ者でなければ勝てない気がする。今日みたいな爆下げ時は、株のバーゲン日だがどうも買う勇気がない。困ったものだと自分にいい気かせながら、売った株を買い戻してみた。愚生がする行動の反対が何時も正解のようで、買えば株はまた下がる。一昨年は、誰でも勝てる相場だったが、昨年も今年も容易でない相場だ。需給で価格は決まると言うが、長期目線ではファンダメンタルだと思う。そう自分に言い聞かせて下がった株をもう少し持つしかない。日経平均は▲640円というから、土の株の下がっているようだ。ただ、金だけは上がっているのは、実物資産が見直されているのだろう。おカネと言っても使わなければ数字だけの実態がない物だ。仮想通貨など、一体どこに価値があるのかよくわからない。円や米ドルは一応紙が付いてくるからゼロではないような気がする。クレージーキャッツの歌に株で儲けて・・云々と言う歌がある。ユーチューブを見ていると、30歳くらいの若者が数億円をいとも簡単に儲けているらしい。世の中間違っとるねと言いたくなる。

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2023年3月13日 (月)

今年中に八冠全制覇は夢ではない。

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将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖)が杯王将戦七番勝負第6局で挑戦者の羽生善治九段に88手で勝利し、王将位の初防衛を決めた。これで、これで藤井五冠はタイトル戦敗退なしで通算獲得数を12期に伸ばした。一方、羽生九段はタイトル通算100期がおあずけとなり残念だった。対戦は開幕局から一手損角換わり、相掛かり、雁木、角換わり、横歩取りと様々な戦型で戦われた。これで藤井五冠は、獲得していた五冠を堅守した。現在は、平行して挑戦している棋王戦コナミグループ杯五番勝負に2勝1敗で初奪取に王手をかけている。来週おこなわれる日光市の第4局で勝てば六冠となる。さらに、順位戦A級を制し名人初挑戦を決めており、4月5日に開幕する名人戦七番勝負にも勝って名人も奪取すれば七冠達成だ。渡辺名人・棋王とは過去戦績から見れば、タイトル奪取は確実だろう。七冠達成後は、残るは永瀬王座のタイトルのみとなる。この調子で行けば今年中に八冠全制覇は夢ではない。というか、かなりの確率で実現しそうだ。はっきり言って、藤井五冠の棋力は、他の棋士と比べて一段抜けている。若干二十歳で八冠達成となれば、今後棋界は藤井五冠の独壇場だ。過去の永世名人だった大山、中原、羽生時代より遥かに盤石な棋界独占が続くだろう。ところで、SVC(シリコンバレーバンク)の破綻で株式や為替市場は大荒れだ。愚生も大きく株が下がっていたので、売買を複数の銘柄に入れた。しかし、一銘柄を除いて予想と違ったのですぐに反対売買した。株の動きはなかなか自分の思うようには動かないものだ。日本の銀行は関係がないのかと思っていたが、今日も大幅に続落している。ただ、株が下がって債権や金地金が上がっているのは、やはり株式市場のバブルの崩壊が始まったのかもしれない。

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2023年3月12日 (日)

テレビ情報はマスメディアの統制下?

 

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金曜日に株式市場を眺めていると銀行株がやたらと売られていた。愚生は何かおかしいと疑念を持つべきだったが、反対に銀行株を買ってしまった。しばらくしても、反転の兆しが見えないので損切りした。どうも米金融当局が過去数十年で最も積極的な金融引き締めを進める中で、SVB(シリコンバレー銀行)の経営が揺らいだとのことだ。その結果、S&P500種株価指数は週間ベースで昨年9月以来の大幅安となり、年初来の上昇分の大部分が失われた。そして、ウォール街の「恐怖指数」として知られるCBOEボラティリティ指数(VIX)は一時29と、昨年10月以来の高水準となった。SVB銀行はカリフォルニア州の金融保護当局によって閉鎖され、連邦預金保険公社の管理下に置かれた。過去10年余りで最大の米銀破綻となったという。どうもこれが邦銀の株価下げの原因だったようだ。つくづく愚生には情報が少ないと悔やんだ。知っていれば銀行株など手を出さずに、損切りすることはなかった。あた、14日には米消費者物価指数(CPI)の公表を控えている。ここで予想外の数値が出ると為替や株がもう一段ボラティリティが高くなる。やはり、一連の米国金利の利上げが市場や経済への影響がまさに表れ始めたのだろう。次回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げ幅は、わずか数日前には50ベーシスポイントがほぼ確実視されていたが、25bpが再び優勢になっているという。過去1年間の利上げは景気が過度に過熱も冷え込みはしなかったが、ハードランディングへの序曲だったという声も出てきた。一方、これを受けて米国債は大幅上昇した。SVB銀行の破綻を受けて、安全性を求める買いが強まったからだろう。
国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 3.71% -14.3 -3.71%
米10年債利回り 3.70% -20.6 -5.29%
米2年債利回り 4.58% -29.0 -5.96%
為替も大荒れで円は対ドルで1ドル134円12銭を付ける場面もあった。ただ、今は135円くらいまで戻っている。ニューヨーク金先物相場は続伸し、約1カ月ぶり高値を付けた。米銀の経営難が相次いだことで逃避先資産として金を買う動きが強まったのだろう。ウォール街は米金利利上げ見通しが後退したこと、銀行セクターの苦境は始まったばかりだとの警戒感から金や債券にお金が流れたのだろう。金は続伸して1オンス=1867.20ドルで終了した。ところで、最近愚生はめっきりテレビを見る時間が減りインターネット動画が多くなってきた。テレビで流される情報は、マスメディアの統制下にあるから信用ができない気もする。楽天も元警察庁長官を雇うなどよほど問題があるのだろうか。それともガーシー議員が暴露した内容が真実だったのだろうか。いずれにせよウクライナ避難民との酒池肉林という情報がガゼネタだったと信じたい。

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2023年3月11日 (土)

マスメディアに情報統制されてしまっている

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いま国会ではガーシーこと東谷義和氏参議院議員の話題が取り立たされている。愚生もなぜ当選したのに登院しないのか不思議だった。マスメディアからは悪いニュースしか流れてこないため、とんでもない議員だと思っていた。ところが、ユーチュブで知る限り本人も問題がないわけではないが、東谷氏に暴露された内容が大きな波紋を広げている。東谷氏は「ある企業のM社長が…」と実名を伏せながら、彼がウクライナの女性たちを集めて男女の乱れるパーティを開いていたと暴露した。東谷氏の元には証拠資料が届いているようで、その情報によると、M社長以外にも色々な大企業の社長が現場にいたらしい。そして「これがガーシーに見つかったらエライことになるね」と言っていたとのこと。今回の不登院は、東谷氏がパーティ参加者を暴露して痛烈批判したことが原因らしい。配信では、関係者の名前は出されなかったものの、翌日、楽天グループの創業者であり、会長兼社長の三木谷浩史氏がツイッターで猛抗議した。三木谷氏は自身のツイッターで、東谷氏の動画に対し「何が言いたいの?ウクライナの人が戦争で苦しんでいるときに、戦争を忘れさせてあげようと思ってパーティしちゃいけないの?ハイエナか、お前は。ドバイに逃げて何偉そうなこと言っている」と大激怒したという。また、ネットユーザーから、男女の乱れたパーティに参加していた疑惑について聞かれると完全否定した。しかし、あまりの激しい反応は「火のない所に煙は立たぬ」気がする。また、東谷氏がニコニコ生放送配信で、モデルでタレントのローラと楽天グループ会長兼社長の三木谷浩史氏とのトラブルを暴露した。ローラは2017年に楽天モバイルのCMキャラクターを務めていた。その関係で三木谷氏のアメリカの別荘に遊びに行った際、iPhoneを使っていたことを三木谷氏にとがめられた。その際に土下座まがいの謝罪をさせられたという。また、同社のCMキャラクターを務めていた「X JAPAN」YOSHIKIに対しても同じようなことを三木谷氏が言ったと明かしている。愚生に言わせれば、こんなことが問題であるなら国会議員が大騒ぎすることではないと思う。また、マスメディアはネット配信に押されているのに、なぜ真実を報道しないのだろうか。われわれ日本人も、ロシア同様に政府やマスメディアに情報統制されてしまっているのかもしれない。余計なお世話だが、楽天モバイルの赤字を見ると楽天グループも崩壊同然のようだ。早々にモバイル部門を売却しなければならないのだろうが、売りたくても買い手はつかないのだろう。

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2023年3月 9日 (木)

利確を早くするため利益は薄くなる

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昨日は将棋の順位戦A級プレーオフ(同率首位)藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)vs広瀬章人八段(36)があった。結果は藤井五冠が勝利し、自身初の名人挑戦を決めた。藤井五冠にとっては、史上最年少名人獲得の記録更新に挑むシリーズとなる。渡辺明名人との過去戦績から考えて、名人位を奪取する可能性は非常に高い。本局では、振り駒の藤井五冠が先手番を握り、「角換わり」の出だしとなった。本局では後手の広瀬八段が序盤で未知の局面に誘導したと見られたが、両者とも研究済みとばかりに速いペースで進行した。対局は超難解な中盤戦で、夜戦突入後も一進一退の激しい攻防が繰り広げられた。しかし、藤井五冠は終盤になってじわじわとポイントを積み重ねてリードを広げた。現在、渡辺名人と藤井五冠は棋王戦五番勝負でも対戦中だ。藤井五冠が順当に勝てば、棋王奪取で六冠となる。名人位も奪取すれば七冠が春にも実現する。現在の名人位獲得最年少記録は、1983年に谷川浩司十七世名人が打ち立てた21歳2カ月だから、藤井竜王にとっては今期が記録更新最後のチャンスとなっている。順位戦は持ち時間が長いので深夜に勝負が決着する。昨晩は午前様まで起きていたので観戦とはいえ、さすがに疲れた。その後、ニューヨーク市場の株価を見ていたが、どうもパウエルFRB議長の議会発言から米国株は下がりそうな雰囲気だ。個別に良い業績の企業でも、投資信託に組み込まれていれば一緒に売却されるため、当面上昇はしない気がする。そう思って朝令暮改だが、米国株を売却して欧州株指数のETFに変えた。株で財産を築いたテスタ君のようにはなかなか上手くはいかない。終活中の愚生は、負けないことが第一のため長期投資は安全資産で運用するしかない。いまさら大儲けしても、この先長くはないと思うと虚しい気もする。そうはいっても、日々の稼ぎは必要なため簡単に取れそうな株で一日分の食い扶持を利確した。負けない戦術となると、どうしても掛け金を少なくして利確を早くするため利益は薄くなる。

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2023年3月 8日 (水)

ダウ工業株30種平均は一時600ドル下落

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昨日はパウエルFRB議長が米連邦議会で証言した。雇用や個人消費、インフレの動向について、1カ月前に見られていた軟化傾向が一部逆転した。2月は利上げ幅を通常ペースの0.25%に圧縮したが、次回は再び0.5%に引き上げると示唆した。そのため、ドル円が137円まで円安に進んだ。そして、株や金、原油が大きく下がった。実際には、それほど大きな変化がないにもかかわらずボラティリティを高めて金儲けしようという市場関係者の思惑だろう。7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比の下げ幅は一時600ドル近くに達した。パウエル氏の発言を受け、幅広い銘柄に売りが広がった。債券市場では金融政策の影響を受けやすい2年債利回りが一時5.02%と2007年以来の水準に上昇。パウエル氏は8日午前にも下院の金融サービス委員会で議員の質問に応じる。今度は何を言うのかしれないが、また株価は大きく揺すぶられる可能性が大きい。愚生も終活という事もあって、債権や金、原油、株は欧州指数と分散していたため被害はすくなかった。つくづく、ポートフォリオの重要性を認識した。米国のインフレは家賃以外の分野で鈍化の兆しが見えていないという。日本などは少子高齢化下の大量のアパート建設で、地方では空き部屋が増えて困っている。金利低下でばら撒かれたお金が、首都圏の不動産を異常に押し上げた。愚生は1980年代の後半に起きた土地バブルを体感したから、同じことが繰り返されると確信する。パワーカップルと呼ばれる新築タワマン取得者などは土地バブルを知らない。減価償却した古くなったマンションの暴落が、ローン返済が人生に大きく襲い掛かることを知らないだろう。1990年前後に住宅を取得した人たちの多くは、定年退職までローン返済が生活費の多くを占めることになった。愚生も例外ではなかったが、家の買い替えだったことで少し救われた。歴史は繰り返すと言うが、人は過去から学ばない。そういう愚生も、株価ボードを横目で見ながらブログを書いているから同じ穴の狢だ。

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2023年3月 7日 (火)

迷惑千万な徴用工問題

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岸田文雄政権は韓国政府の徴用工訴訟問題の解決策を受け入れが、はたして大丈夫なのだろうか。解決策の柱は韓国最高裁が日本企業に命じた賠償支払いを韓国政府傘下の財団が肩代わりするということだ。愚生にいわせれば、徴用工問題は韓国内のことだ。関係者に金銭を支払うのは韓国政府の勝手だが、日本には賠償金を支払ういわれがない。第二次大戦当時、多くの国で行われていた勤労動員だからだ。これは日本国民であった朝鮮人ならあたりまえのことだろう。更に、日韓間の賠償問題は昭和40年の日韓請求権協定で個人補償を含め、完全かつ最終的に解決している。韓国内の政治問題の処理もあるだろうから、日本は無視すればよい。解決策というが、元々何の問題すらない明々白白なことだ。岸田政権は、韓国側財団が肩代わりする点を評価するというコメントはおかしいだろう。朝鮮統治をめぐって、日本側が痛切な反省と心からのおわびに言及した平成10年の日韓共同宣言も愚生に言わせれば問題だ。もし、日本の統治がなければ今頃はロシア連邦の構成国か、延辺朝鮮族自治州になっていただろう。北朝鮮に毛の生えた自由しかなかったはずだ。日本に感謝のお礼を言ってもおかしくないと思う。日本が統治する前は、朝鮮半島には学校や義務教育もなかった。多くの民は文盲だった。日本がハングル文字を使って、識字率を上げたことに感謝して貰いたい。朴槿恵の親父さんでも、農家の六男だった。日本が教育を施さなければ、彼女も大統領などになる道はなかった。日本が迷惑千万な徴用工問題で、首相や外相がすべき発言ではない。

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2023年3月 6日 (月)

逆転負けを喫し6冠は持ち越し

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昨日は、将棋の藤井聡太五冠が第48期棋王戦五番勝負第2局で後手の渡辺明棋王名人に174手で敗れた。これで対戦成績は2勝1敗となり、史上2人目、最年少の6冠達成は持ち越された。愚生も朝からAbema.TVで観戦していたが、形勢が二転三転する大激戦だった。藤井五冠が最終盤に詰みを逃すというまさかの展開で、勝利目前にして渡辺棋王に大逆転を許した。将棋は藤井五冠の負け将棋だったが、最後に渡辺名人の拙い攻めで背負う気があった。ところが、上手の手から水が漏るという感じで、大記録達成目前に詰みを見逃すという、まさかの事態が起きた。その結果。渡辺名人に逆転負けを喫し、6冠は持ち越しとなった。逆転で即詰みがAIで示されていたので、詰将棋の名手の藤井五冠が1分将棋とは言え詰みを逃すとは思わなかった。ただ、かなり紛らわしい手順だったためしょうがないと諦めるしかない。藤井五冠も詰み逃しは「残念だったが、全体では負けの局面が続いていたので仕方がない」といっているから、愚生は乞うご期待と気楽に応援するしかない。今回は渡辺王将の両親の出身地という事もあって、多少の配慮があったのかもしれない。次回第4局は栃木県日光市で指される。愚生は藤井五冠を贔屓にしている。一方、渡辺さんときたら、三浦冤罪事件の張本人だから嫌いだ。無責任な 誹謗中傷で無実の挑戦者を傷つけ将棋界に汚点を残した。将棋の神様が彼のために微笑むことは絶対ないと思っている。もともと彼自身、人は好さそうだ。しかし、相手に配慮するような慎重な言い回しをしない。感情でポンポンと話すタイプだ。若いからしょうがないと思うが、少しは羽生さんや谷川さん、森内さんなどの永世名人資格を持つ諸先輩の品格を持ってもらいたい。若い藤井聡太さんの気配りを爪の垢を煎じて飲んで貰いたい。ところで、ユーチュウブで株式相場の今後を予測する動画が多数上がっている。どれも見ていると立派な分析だと思う。しかし、テスタ君などのような実績がある人たちではない気がする。その中で仮想通貨を主にやっていた元ファンドマネージャーでドバイ在住のJOEさんの動画が上がらなくなった。愚生は朝早くに出る彼の動画で、海外の株式ニュースを仕入れていた。個人的な知り合いではないが、何か不幸でもあったのかと心配になる。また、仮想通貨の暴落で痛手でも負ったのかと穿った見方をしたりもする。

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2023年3月 5日 (日)

米国株式市場は楽観的

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一昨日、米株式相場の続伸は米利上げが既に市場で織り込まれている水準を超えることはないとの観測だという。後付け解釈だから楽観的な見方かもしれない。 
S&P500種株価指数 1.61%
ダウ工業株30種平均 1.17%
ナスダック総合指数 1.97%
 ハイテク銘柄中心のナスダック100指数はこの日、2月初旬以来の大幅高となった。今週発表された雇用関連指標では労働市場の強さが示唆された。それもあって、米金融引き締め継続の必要性を唱える根拠となった。しかし、アトランタ連銀総裁が前日に今夏の利上げ停止があり得ると発言したことから市場が楽観したと言う。株式市場の後付け講釈は聞き飽きたが、市場参加者心理が好転したから株価が上昇したことは確かだ。米金融当局の最もタカ派的なメンバーですらも金利を既に織り込まれている水準以上に引き上げる必要はないとの見解らしい。一方、米国債は上昇(利率が下がる)した。予想を上回るISM非製造業指数を受けて、米国債利回りは週間ベースでは上昇した。
米30年債利回り 3.87% -2.99%
米10年債利回り 3.95% -2.51%
米2年債利回り 4.86% -0.54%
この結果、外国為替市場ではドル指数が低下し、円は対ドルで135円台後半に上昇した。
愚生は債券金利と株価は卵とニワトリの関係な気がする。どちらが先かはともかく、相反する関係だ。一方、中国のロックダウン解除など世界経済の活性化から原油価格は上昇する気がする。また、ニューヨーク金相場は、週間ベースでは1月中旬以来の大幅高となった。中国経済が回復ペースを速めている兆候が示され、金の割安感からだろうか。インドや中国、ロシアにしても米ドル基軸通貨などから脱したいだろうから金地金を買うのは当然だ。米国は紙にドルと印刷して、借金を返せなくなると為替を暴落させて負債を棒引きにする。こんなことの繰り返しに、敵対国は辟易しているから金を買うのだろう。愚生も紙への印刷やコンピューター上のデジタル数値など信用が薄れれば価値ないと思う。やはり、短期的に利息はつかなくても有史以来の金貨(金)をある程度持つ方が安心だ。今回、米連邦準備制度理事会(FRB)からは、想定より高い水準に政策金利が引き上げられる可能性が示されている。しかし、金相場はこうした状況下でも上昇したことは、愚生と同様の考えをする人が多いのだろう。

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2023年3月 4日 (土)

昔の1日が今の1週間

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昨日の米国株式市場は米債利回りの低下が追い風となって大幅高で取引を終えた。インフレや金利を巡る懸念が和らいだことで米債利回りが低下した。この結果、主要3株価指数全てが上昇した。特に金利に敏感な大手ハイテク株が買われ、ハイテク株の比率が高いナスダック総合が2%近く上昇した。愚生も米国債ETFを持っている関係で、金利低下で債券価格が上がるから嬉しい。ただ、米国金利の低下は円高に振れるので、いくぶん相殺されてしまう。株式評論家という予想屋は、占い師と同じで風向きが変わると朝令暮改で責任を取らない。一方、ファンドマネージャーや個人投資家はポジショントークが多い。本人がそう思って投資しているのだから批判もできない。愚生も以前は、自分に都合の良い情報ばかりを入れて大損したことがある。そして、ポジションを持つとどうしても考えが曲がって正しい判断ができない。ところで、ボヤボヤしているうちに3月になってしまった。最近は昔の1日が今の1週間くらいに感じる。晩年は時の進むのが早いことに驚かされる。ブログを書ていると、エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone、イタリアの作曲家)のニュー・シネマ・パラダイスの映画音楽が流れてきた。そういえば、映画の冒頭は過去を振り返るところから始まる。愚生の好きなイタリア映画だが、今の心境に似ている気もする。そういえば、古い友人から昨日、返礼品の古印モナカをもらった。足利の名産品らしい。人から貰ったものは嬉しいので、食べておいしかった。彼との出会いは、50年くらい前だったような気がする。まだ、愚生も10代の頃だったと思う。利害関係のない友人だったこともあって今も長く続いている。会社に勤務していた頃は、毎日酒を飲みながら熱く語っていた友人であっても疎遠になってしまう。そして、今も年賀状をやり取りしている人は、ほとんどいなくなった。どうしても、終活となると脳裏に浮かぶものは近くのことより古い時代が多いようだ。

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2023年3月 3日 (金)

不動産を投資・消費・浪費と区分すれば

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1月の東京都心6区(千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷)の中古マンション平均希望売り出し価格(70平方メートル換算)は、前月比で0.2%安い9965万円だった。2022年11月に1億円の大台に乗せてから、2カ月連続で下がった。これまでの急ピッチな価格上昇に一服感が出るのは当然だろう。都心6区の供給量を示す流通戸数は前年同月から22%増加したという。その結果、直近3カ月間に値下げした住戸の割合を指す価格改定シェアは4割だと言う。東京23区では流通戸数は29%増え、価格改定シェアは半分近くもある。そもそも、中古マンション価格は都心6区では10年で9割高というから呆れる。明らかに日銀の金融緩和政策がマンション価格の高騰を後押しした。お金をいくら借りられるかで、マンション価格が決まっていたのだろう。不動産を投資・消費・浪費と区分すれば、浪費に近いものだった。当然、超低金利政策からの転換で金利が上昇すれば、マンション購入資金の借り入れコストも増える。借りられる金額が価格だろうから、マンション需要が減退することは明らかだ。投資目的などで複数物件を持つ人は、早々に売り抜けようと投げている物件もあるのだろう。首都圏全体では前月比0.5%高い4845万円だったという。愚生は駅近の都心郊外のO線沿線に住んでいるが、このあたりでも売れなくて値下げ物件が多くでてきた。やはり、水の輪のように、郊外にまでマンション価格の下落が波及してきたようだ。コロナ禍のテレワークも終了し、オフィス勤務が始まったことも一因かもしれない。愚生は不動産価格とは、利回りで決まるものだと思っている。しかし、自宅となると見栄やステータスなどと言ったことから、法外な浪費価格でもまかり通るから上昇するのだろう。愚生にも市街化調整区域内の特例措置で建てた家に住んでいる友人がいる。本人が気に入って住む分には問題はないだろうが、いざ売るとなれば買い手を見つけるのは容易ではない。要するに価格という物は買い手が決めるものだから、転売可能物件出なければ値段はつかない。愚生であれば、市街化調整区域の住環境が悪い地域には住みたくないから、そういう物件に1円でも対価を払う気はしない。貰っても、越後湯沢のリゾートマンションのように処分に困るからだ。土地バブル期を経験した愚生には、不動産の価値については懐疑的だ。

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2023年3月 2日 (木)

細々と干しカレイを焼く匂いがする

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サラリーマン生活と決別したのは55歳だった。それ以降は、生活を投資で支えてきた。こういうと聞こえが良いが、不動産の売買や株、リート、コモディテイとあらゆるものヘ手あたり次第に投資した。七割方は失敗したが、中には運よく上手くいったものもある。古希を迎えるまで、何とか生活しながらも退職時と同等の資産(僅かである)があるから、運が良かった気がする。ユーチューバー投資家のテスタ君のように60億円近くも稼ぐ人を見るとお恥ずかしい限りだが・・・。愚生は米国株を売買しているせいで、夜中に起きていることが多い。夜に一人で起きていると、過去のことに考えを巡らすことが多い。愚生の売買を振り返ってみると、もう少しうまく運用できなかったかと悔しい気持ちになることも多い。大損した時を考察すると、株式アナリストという連中の吹いた銘柄に投資した時だ。価格が反対に動いても、彼らの口上が上手いせいもあって持ち続けているうちに、含み損が多くなった。ファンドマネージャーならともかく、自分で稼げないから株式評論家などしているのだろう。最近は彼らのいう事は信用ならないと思い、一切参考にしないことにしている。逆に若い投資家ではるがテスタ君のように儲けている人の話を聞くようにしている。ただ、彼らの懇親会であっても初期メンバーが半数くらい消えて行ったというから厳しい世界だ。投資一本でリスクを抱えて勝負しているから、一発大損をしてしまうと取り返しがつかなくなるのだろう。そう考えれば、愚生の場合は「細々と干しカレイを焼く匂いがする」というような投資だ。もう少しかっこよく言えばフォルトトレランスのような投資だ。この歳になるとお金があっても使う場所がないと思いつつも、やはり儲けたいと思うのは餓鬼道から抜けられないからだろうか。

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2023年3月 1日 (水)

先のことは判らない

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昨日の米株式相場は取引終盤に下げに転じて反落した。S&P500種株価指数は日中の安値付近で終了した。月間ベースでは2.6%安。2月は主要指標が予想を上回る伸びを示したためインフレ懸念から売られた。1月に株価を押し上げた期待の一部が後退した形だ。債券トレーダーは、年内の米利下げ確率が50%以上あるとは、もはや見込んでいない。市場では米政策金利が年内に約5%と織り込まれていたが、5.4%でピークに達するという認識に変った。ポートフォリオストラテジストは、米利上げ休止への期待は高かったが、現実はリセッションという反対状況が危ぶまれる。米国債は下げ幅を縮小し、長期債は取引終盤に上げに転じた。月間ベースでは10年債利回りが40ベーシスポイント余り上昇した。
米30年債利回り 3.92%
米10年債利回り 3.92%
米2年債利回り 4.82%
愚生も米国債を買っている関係上、最近は米株価より米国債利回りが気になる。外国為替市場ではドルは主要通貨に対して高安まちまちだった。円は対ドルで前日比ほぼ変わらず。朝方には欧州時間からのドル買い・円売りの流れで、一時136円92銭まで円が下落する場面もあった。市場関係者がドル指数は3月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合にかけて底堅さを維持するという見方が一般的だ。愚生もそう思って円安が進むと見ている。一方、ニューヨーク金相場は続伸した。しかし、月間では5%を超える値下がりとなり、ほぼ2年ぶりの大幅安だった。昨年11月から今年の1月までは、米金融引き締めが和らぎ始めるとの期待から月間ベースで金は3カ月連続で上昇していた。2月に入ってドルと米国債利回りが上昇し、利息を生まない金の投資妙味を低下させたようだ。愚生はこの時期に価格が下がった金を買ったことは失敗だったかもしれない。しかし、これだけ各国中央政府が紙に数字を印刷して紙幣を発行しているから長い目で見れば金地金の方がましだと思った。愚生は米国株がもう一段下がるような気がしている。なぜかと言えば、米債権の利回りと米国株の配当が同程度だからだ。そう考えれば、元本保証の国債の方が安心だと思う投資家は多いのではないか。株式市場関係者は楽観視しているからこのようなおかしなことが市場で起きるのだろう。先のことは判らないが愚生は下落と見て金利が上昇(下がっている)している米国債権を買った。愚生も損切り大臣にならないように、いろいろな情報をかき集めているが、朝令暮改のようなアナリストが多いため何を信じてよいのか判らない。

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