テレビ情報はマスメディアの統制下?
金曜日に株式市場を眺めていると銀行株がやたらと売られていた。愚生は何かおかしいと疑念を持つべきだったが、反対に銀行株を買ってしまった。しばらくしても、反転の兆しが見えないので損切りした。どうも米金融当局が過去数十年で最も積極的な金融引き締めを進める中で、SVB(シリコンバレー銀行)の経営が揺らいだとのことだ。その結果、S&P500種株価指数は週間ベースで昨年9月以来の大幅安となり、年初来の上昇分の大部分が失われた。そして、ウォール街の「恐怖指数」として知られるCBOEボラティリティ指数(VIX)は一時29と、昨年10月以来の高水準となった。SVB銀行はカリフォルニア州の金融保護当局によって閉鎖され、連邦預金保険公社の管理下に置かれた。過去10年余りで最大の米銀破綻となったという。どうもこれが邦銀の株価下げの原因だったようだ。つくづく愚生には情報が少ないと悔やんだ。知っていれば銀行株など手を出さずに、損切りすることはなかった。あた、14日には米消費者物価指数(CPI)の公表を控えている。ここで予想外の数値が出ると為替や株がもう一段ボラティリティが高くなる。やはり、一連の米国金利の利上げが市場や経済への影響がまさに表れ始めたのだろう。次回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げ幅は、わずか数日前には50ベーシスポイントがほぼ確実視されていたが、25bpが再び優勢になっているという。過去1年間の利上げは景気が過度に過熱も冷え込みはしなかったが、ハードランディングへの序曲だったという声も出てきた。一方、これを受けて米国債は大幅上昇した。SVB銀行の破綻を受けて、安全性を求める買いが強まったからだろう。
国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 3.71% -14.3 -3.71%
米10年債利回り 3.70% -20.6 -5.29%
米2年債利回り 4.58% -29.0 -5.96%
為替も大荒れで円は対ドルで1ドル134円12銭を付ける場面もあった。ただ、今は135円くらいまで戻っている。ニューヨーク金先物相場は続伸し、約1カ月ぶり高値を付けた。米銀の経営難が相次いだことで逃避先資産として金を買う動きが強まったのだろう。ウォール街は米金利利上げ見通しが後退したこと、銀行セクターの苦境は始まったばかりだとの警戒感から金や債券にお金が流れたのだろう。金は続伸して1オンス=1867.20ドルで終了した。ところで、最近愚生はめっきりテレビを見る時間が減りインターネット動画が多くなってきた。テレビで流される情報は、マスメディアの統制下にあるから信用ができない気もする。楽天も元警察庁長官を雇うなどよほど問題があるのだろうか。それともガーシー議員が暴露した内容が真実だったのだろうか。いずれにせよウクライナ避難民との酒池肉林という情報がガゼネタだったと信じたい。
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