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2023年3月 2日 (木)

細々と干しカレイを焼く匂いがする

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サラリーマン生活と決別したのは55歳だった。それ以降は、生活を投資で支えてきた。こういうと聞こえが良いが、不動産の売買や株、リート、コモディテイとあらゆるものヘ手あたり次第に投資した。七割方は失敗したが、中には運よく上手くいったものもある。古希を迎えるまで、何とか生活しながらも退職時と同等の資産(僅かである)があるから、運が良かった気がする。ユーチューバー投資家のテスタ君のように60億円近くも稼ぐ人を見るとお恥ずかしい限りだが・・・。愚生は米国株を売買しているせいで、夜中に起きていることが多い。夜に一人で起きていると、過去のことに考えを巡らすことが多い。愚生の売買を振り返ってみると、もう少しうまく運用できなかったかと悔しい気持ちになることも多い。大損した時を考察すると、株式アナリストという連中の吹いた銘柄に投資した時だ。価格が反対に動いても、彼らの口上が上手いせいもあって持ち続けているうちに、含み損が多くなった。ファンドマネージャーならともかく、自分で稼げないから株式評論家などしているのだろう。最近は彼らのいう事は信用ならないと思い、一切参考にしないことにしている。逆に若い投資家ではるがテスタ君のように儲けている人の話を聞くようにしている。ただ、彼らの懇親会であっても初期メンバーが半数くらい消えて行ったというから厳しい世界だ。投資一本でリスクを抱えて勝負しているから、一発大損をしてしまうと取り返しがつかなくなるのだろう。そう考えれば、愚生の場合は「細々と干しカレイを焼く匂いがする」というような投資だ。もう少しかっこよく言えばフォルトトレランスのような投資だ。この歳になるとお金があっても使う場所がないと思いつつも、やはり儲けたいと思うのは餓鬼道から抜けられないからだろうか。

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