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2023年4月 4日 (火)

研究将棋を増やしても藤井6冠に勝てない。

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明日から将棋の名人戦が始まる。渡辺明名人vs藤井聡太6冠(竜王・王位・王将・棋王・叡王・棋聖)の対戦だ。名人戦を前に、主催者である朝日・毎日のインタビューがユーチューブで流れていた。内容はともかく、かなり朝日の記者は突っ込んだ質問をしていた。渡辺明名人は、20歳でタイトルを取ってから39歳になるまで何かしらのタイトルを持っていた。今回、負けると無冠になる。羽生九段も今は無冠ではあるが、40歳後半までは何かタイトルを持っていた。39歳で無冠になるという事は、一生タイトルを持つことはないという事だ。何故なら、20歳近くも年下で登り龍のように強くなってくる藤井6冠に勝てないだろう。気になったのは、将棋は実力の世界だから、棋力による順位付けがある。渡辺名人は順位2位のくせに未だに藤井君と言う。上位者に対する敬意が感じられない。年の甲と言うなら、三浦冤罪事件はいったい何だったのだろうか。先輩棋士の三浦九段があたかも不正を働いたように吹聴した。その時は自分が強いのだからと遠慮しなかった。こういう輩がいると、将棋界がまるで無秩序な礼儀作法がない世界に見えてくる。誰か指導をしなければならないと思うが、誰もしないから佐々木勇気八段ごときまでが藤井君と言ってしまうのだろう。藤井聡太6冠の師匠でも藤井竜王と敬意を示して読んでいる。将棋界は礼儀作法の知らない連中の社会性のない世界とみられてしまう。また、木村九段と佐々木勇気八段は、渡辺名人が4勝3敗で勝つと予想する。馬鹿も休み休み言え、chat-GPTでは藤井6冠が高い確率で勝つと予想している。愚生は実力から4-0で藤井竜王の圧勝だと予測する。その理由は、将棋のプロ棋士の棋譜を人工知能(AI)で分析することができるからだ。従来は漠然としていた将棋の強さ「棋力」を客観的な数値として表していた。電気通信大の伊藤毅志准教授らの分析によると、最年少で六冠を獲得した藤井聡太6冠の数値は他のトップ棋士と比較しても突出して高いという。研究では、日本将棋連盟の協力を受け、藤井六冠を含むトップ棋士9人が直近に指した約2000局の棋譜を一手ずつ解析した。AIが形勢を判断する「評価値」がどのように推移したか調べ、新たに導入した「平均損失」という指標により、棋力が推定できることを確認した。この平均損失は、棋士が「一手指すごとにどの程度形勢を損ねているか」を数値化したものだ。人間はAIほど完璧に近い手を指し続けられないため、基本的にはマイナスで表示され、ゼロに近いほど棋力が高いと判断される。その結果は、藤井6冠(-30前後) > トップ棋士(-45~50) > 全棋士(-60前後)だった。トップ棋士の中でも藤井6冠はマイナス30前後と突出して高かった。これは藤井6冠が平均的な棋士と互いに10手ずつ指せば、評価値で300以上の差が付く計算となる。この平均損失を用いれば、活躍期間が異なる棋士同士の棋力も比較できる。棋界のレジェンド羽生善治九段(52)が全7冠を達成した1996年前後の数値を調べたところ、マイナス40-45で推移している。今の藤井6冠の方が羽生九段の全盛期おも上回っている。藤井6冠が他の棋士より強いのは、コンピューターでいうCPUやGPUの性能が良いからだ。いくらストレージ(研究将棋)を増やしても最後の演算処理能力が遥かに高い藤井6冠には勝てない。要するに将棋が強ということだ。社会性のない渡辺明に忖度するクソ棋士には辟易する。

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