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2023年4月 2日 (日)

なんとかしてよ「みずほ銀行」

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みずほフィナンシャルグループとLINEは3月30日、共同で開業を目指してきた新銀行「LINEバンク」の設立中止を決めたと発表した。その開業断念の理由を探ってみると予定していた2018年11月から大幅に遅れたのが原因だ。従来のように店舗を各地に開いてサービスを展開するのではなく、スマートフォンを使った銀行サービスは今の主流だが、もたもたしているうちに乗り遅れた。いくら何でも構想発表から4年以上も時間を費やしているうちに環境が変わった。そもそもLINEは韓国資本で、利用者の情報が中国からもアクセスできる状態だった。また、みずほとLINEは勘定系システムの開発を富士通から韓国の業者に切り替えたことも災いした。富士通とはシステムの要件やコスト負担などで折り合えなかったからだという。いずにしても、手間取っている間にライバルはどんどん先行していった。約1300万口座の楽天銀行をはじめ、ネット銀行はすでに激しい戦いを繰り広げている。今から開業しても勝算はないと判断したようだ。もう一つの大きな理由は、開業を発表した後にZホールディングスとLINEが経営統合した。ZHDにはすでにPayPay銀行がある。大株主のソフトバンクなどからLINEが金融事業をやる意味はあるのかとクレームがついた。また、合併後の事業の選択と集中が急務だった。LINEバンクの頓挫で、今後はみずほ自らバンキングアプリの使い勝手向上を図らなければならない。しかし、みずほ銀行ときたらメールアドレスや携帯電話の登録が未だにリモートでは出来ない。愚生は書面で申し込むから用紙を送ってくれといっても、店頭に来ないとだめだという。ネットバンキングのセキュリティも新しくしたものと古いものがある。新規に口座開設をしたなら理解できるが、従来のやり方を唐突にかえるために来店して欲しいなど、ふざけるのもいい加減にしろと言いたい。そういう訳で、みずほ銀行の口座登録電話は、未だに前に住んでいた所のままだ。この銀行は頻繁に障害を起こす割には融通か聞かない。引落口座として使っているため手続きが面倒だから、これからも使い続けるしかないが、何とかしてもらいたいものだ。

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