パソコン・インターネット

2019年7月20日 (土)

フレッツ光契約数の6分の1がVDSL

200 さよならADSLという記事があった。モデムやISDNでパソコン通信していたころは、通信速度が遅いながらもなんとか運用できた。しかし、インターネット時代となり画像や動画が流れると、伝送速度は不足した。その後、光ケーブルが普及するまでの間は、ADSLというアナログモードで高速化する手法がとられた。しかし、この方式は基地局から遠い家庭では使用はできなかった。愚生宅でも、ISDNの電話料金がバカにならなかったので、この方式を導入した時期もあった。速度は、2~3Mbpsしか出なかったがISDNに比べて格段にdenn伝送速度が速くなった。ADSLは、メタル電話線を使用して高速通信を実現するDSL(デジタル加入者線)技術の一種だ。現在、主に使われているDSL技術としては、ADSLのほかにVDSL(Very high bit rate DSL)もある。ADSLはNTT局舎からユーザー宅までの通信で使われ、キロメートル単位での伝送が可能だ。これに対してVDSLは主に集合住宅で使用され、伝送距離は短くなるが、伝送速度はVDSLのほうが高い。VDSLの前提としては、集合住宅向けFTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)サービスで、集合住宅内だけVDSLを使うケースだ。共用部までは光ファイバーを敷き、その先は既設のメタル電話線を使って通信する。各部屋にはVDSLモデムを置き、そこにメタル電話線をつなぐ方式だ。これであれば、過去の建設された集合住宅にも各家庭に工事無しで導入できる。ただし、VDSLは最大100Mbpsとなるから、光ファイバーのような1Gbpsは無理だ。しかし、過去に一番普及したLANケーブルのカテゴリー5では、最大100Mbpsだ。ゲーム使用などではなく、通常のインターネット通信では十分な伝送速度だ。そのため、過去に建設された多くの集合住宅ではVDSL方式が使われている。NTT東日本の資料によれば、VDSLを使用中のFTTHユーザーはかなりの数がいる。NTT東日本の場合、フレッツ光の契約数は約1200万で、このうちVDSLは約200万もいる。つまり6分の1程度がVDSLを使っている。フレッツ光の契約数は一戸建ても含むから、新しく建った集合住宅以外は、ほとんどVDSL接続なのだろう。実際、低層のアパートであれば壁に穴をあけて光ケーブルの配線は可能だ。しかし、高層階のマンションにこの方式で配線はできない。そうすれば、選択肢として光ケーブル接続のONUから各個まではアナログ電話線でVDSL接続しかない。愚生の息子宅マンションもこの方式で接続している。無線がいくら普及したといっても、高速ダウンロードの安定性は有線にかなわない。また、セキュリティの観点からもハッキングに弱い無線は使いたくない。そのため、ADSLが終了したてもVDSLは現状、安泰だといわれる。NTT東日本第一部門ネットワークサービス担当課長は、「VDSLの装置をメーカーから購入できなくなっているわけではなく、保守部材も供給されているので当面提供できると見ている」と説明する。とはいえ、DSLは長期間使われている技術なので、「VDSLについてもおいおいADSLと同じような話が出てくるかもしれない」と指摘する。しかし、それには電話線を光ファイバーに替えなくてはならない。少子高齢の日本で、過去に建てられた数の集合住宅は、今後建設されないだろう。そう考えれば、VDSLから光ケーブルの選択ではなく、無線通信に変える方が現実的だ。NTTの担当課長には悪いが、そうなればNTT東日本の光ケーブル部門は廃業になるだろう。それがいやなら、古いアナログ電話線を高速化する技術の開発しかない。

 

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2019年7月 4日 (木)

日本IBM開発のホームページ・ビルダー


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愚生は情報産業企業に勤務していたため、インターネットが日本の一般ユーザーに普及するずいぶん前から関わっていた。ホームページを記述するHTML言語の解説書も、早々と購入して勉強したことを覚えている。その当時、HTMLの記述を軽減する日本IBMの大和開発研究所が開発した「ホームページ・ビルダー1994年(バージョン1.0)」という開発ソフトが登場した。
ホームページ・ビルダーは初級者でも簡単に使えるソフトウェアとして設計されていたため、さすがにIBM製品と感心した。ウェブサイト作成パッケージソフトとしては1999年10月から、売り上げの連続1位を記録している。開発元・販売元の変移は、バージョン1.0からV8までは日本IBMが開発と販売。V9と10は、日本IBMが開発・販売、また他社からも販売。V11は日本IBMが開発し、ソースネクストと独占販売契約が結ばれた。しかしその後、ジャストシステムから教育機関・官公庁向けに販売が行われ、その販売形態を巡って日本IBMとソースネクストの訴訟に発展した。その結果、V12から14は、日本IBMが開発を行い、販売はジャストシステムのみが行った。2010年にジャストシステムが日本IBMからプログラム著作権と商標権を取得した。そして、V15以降はジャストシステムにより開発・販売している。愚生の勤務先の部署にも、ホームページ・ビルダー1994年V1.0やV2.0が置いてあった。仕事の合間に、遊び程度だが使ってみた。その後、インターネットの重要性を認識したため、LINUX仕様のコバルトサーバーを、自宅に持ち込んでホームページの作成などをした。費用が数十万円もしたため、会社の調査研究費で購入した。今なら税法上問題だろが、25年以上も前になるので時効は成立している。V15以降はジャストシステムの新機能が追加されたが、過去のデータと継続性がないため、愚生はほとんど使っていない。そのこともあって、愚生はホームページビルダークラッシックしか使っていない。V15、V19は購入したが、HTML5に対応した機能以外は見るべきものはなかった。今も、あえて買い替えをする必要に迫られていなかった。ところが、同窓会の写真を編集するにあたり、サムネイルとアルバル機能の操作が動作しなくなった。問い合わせようにも、V19のサポートは2017年で終了していたため、V21のバージョンアップ版を購入した。ところが、インストールしても状況は変わらない。そのため、付属の無償サポートを申し込んだ。ジャストシステムによると、programfiles(x86)>justsystem>HP21>CLASSIC>bin>webgallery.exeを起動して、写真の再読み込みをすれば機能が正常に働くという。バグ対策の実行ソフトが用意されている。なにか納得がいかない気はしたが、機能は動作して煩わしい手順が省けた。メーカーのバグなのにと、何か割り切れない気分だ。ところで、Windowsになって凋落したジャストシステムは、復活したのだろうか。社長の浮川さんの話題も、めったに出なくなってきた気がする。

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2019年6月18日 (火)

フリーマーケットとはこんなもの

Images_2 因果応報という言葉がある。あるものを、気に入らなかったのでオークションで売った。2週間前に3万500円ほどで買った商品だ。ノークレームノーリターンとして2万円で出品した。中古店で買ったもので、愚生にとっては安い買い物だった。一度旅行に持って行ったが、使い勝手が悪かった。買い手はすぐについたが、エラーがでるジャンク品だとクレームをつけられ、値下げか返品をしろという。私は正直に古物商から買ったものだからといって、それなら値下げでも良いと返信した。相手の希望通り、3万500円で買ったものを5,000円に値下げをして差額を返金した。オークション代や送料を差し引けば3,000円で売ったことになる。ずいぶん強引な相手だと思い閉口した。しかし、世の中のフリーマーケットとはこんなものかと思った。メーカー保証のないものは、事実上ジャンク品だということになる。製品保証をしない古物商から買うのも同じだ。そう考えれば、精密機器の中古品を買うならメーカー系列のディラーから買うしかない。新品では5万円以上もする製品だから、3万円で良品を買えるはずはない。それを2万円で買ったのだから、クレームを聞かなければよかったと後悔した。ただ、不良品だったと言われても、新品以外のメーカー保証のないものは全てジャンク品だ。メーカー保証があるなら、そんな安い価格で買えるはずはない。落札者も評価点が悪く問題が多い人のようだったが、愚生が快く返金したので喜んでいた。ところが、後日その品の修理ができないとメーカーに言われたとクレームをつけてきた。愚生に言わせれば、今度はジャンク品だと認識して取引したはずだ。いまさら、自身の予見が違ったとクレームを付けられても困る。いずれにしろ、一番損をしたのは愚生であって、得をしたのは古物商に売った人だ。ババ抜きと同じだとつくづく思う。腹が立ったので、古物商に電話をしてキャンセルを申し出たが、期限切れだから引き取らないという。こういう事案は多いのだろうから、古物商も手慣れたものだ。引き取らないとの一点張りだった。許認可は警察が出しているので、その旨を申し出たが担当部署にまわすとのことだった。廻すだけで解決はしないだろう。クレジットカード会社にも、クレームをつけたが、一旦カード会社は立て替えて支払っているそうだ。そうであれば、カード会社に支払わらない訳にはいかない。言われれば、もっともなことばかりだ。これまでの記歴で、愚生は誠実に精一杯対応したのだから、これ以上のクレームに対しては、ノークレームノーリターンを通すことにした。後味が悪い結末となった。

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2019年6月17日 (月)

大規模な集合住宅でのVDSL方式の速度

04 愚生は仕事柄ネットワークを周知していた。そのため、東京郊外のM市で、最初に個人で光回線を導入した。それまでは、ISDNだったため料金を数万円/月払っていた。20年位前に家を建て替えた時は、どの物理層が将来のネットワークの基盤になるかわからなかった。そのため、カテゴリー5のLANケーブル、ケーブルテレビの同軸ケーブル、電話線のTELNETをスター結線で壁に埋め込んで配線した。こちらで購入し住宅メーカーに支給した混合器や分配器も含めれば、数十万円くらい費用がかかった。当時は、住宅メーカーも、将来予測ができなく対応していない状況だった。F社のネットワークに携わっていた愚生でも、予想不可能だったから当然だろう。その後、料金や技術の進歩に従って光回線を引き込んだ。そのため、愚生宅にはNTT、KDDI、EURO光と三本も光回線がある。ずいぶん非効率だと思うが、競争社会の厳しさを如実に表している。個人的には、今使っているEURO光が一番早いと思うが、推定ダウンロード速度: 91.68Mbpsだ。速度をギガに近づけるには、LANケーブルやLANスイッチ、パソコンなどの高速化まで必要だ。愚生はゲームなどしないため、100Mbpsもあればパソコンで映画鑑賞も十分に可能だ。先日、息子夫婦が訪ねてきた。彼らはテザリング機能での使用のため、スマホ料金やダウンロード速度が問題だと愚痴っていた。相談に乗るには、集合住宅のネットワーク環境などを知らなかったために、少し時間が欲しいと言った。そういうわけで、マンション住宅のネットワーク環境を調べてみた。集合住宅の光の配線は3種類ある。共用スペースに引き込んだ光回線を各戸で共有するには、マンション内の配線によって「光配線方式」「VDSL方式」「LAN配線方式」の3つの方式がある。しかし、この中でLAN配線方式は導入が少ないのは当然だと思う。LANケーブルを引き込むなら、光ケーブルを直接導入した方が速い。当然、光ケーブルを配線をしたほうが良い。一方、既存のマンションには電話線を使ったVDSL方式が多い。光配線方式と比較すると、大きく異なるのは光ケーブルの使用方法だ。VDSL方式では、光回線が電線から集合住宅内の「MDF室」と呼ばれる主配線盤まで伸び、そこから各住居までアナログな電話回線で枝分かれする。一方、光配線方式では電線から伸びた光回線が各住居まで行き渡る。そのため、すべての通信を光回線で行える。以上の事から、光配線方式の方がVDSL方式よりも通信速度が速い。具体的には、VDSL方式の最大速度が100Mbpsであるのに対して、光配線方式の最高速度が1Gbps(1000Mbps)になる。マンションタイプの場合は、既に建物に集合住宅用の光回線設備がすでに設置されていることが多い。NTTに電話して、住所を言えば調べてくれる。工事が終わっていれば、工事費が不要なため安く上がる。仮に、マンションタイプが導入されていない古い集合住宅の場合は、ファミリータイプと呼ばれる一戸建て用の回線を申し込むことしかできない。その場合、1本の光回線を直接自分が住む部屋まで引き込む工事が必要だ。ただ、多くの場合は、直接部屋のエアコンダクトからの引き込みや、もともと穴の開いている場所から引くことになる。それができない場合は、最終手段として壁に穴を開けて引き込むしかない。これでは、一戸建ての古い住宅に光回線を引き込むのと同様だ。20年前に建てた愚生宅では、こういうことも想定していたので、壁や床に穴を開けることはなかった。しかし、そのつど工事があって三度も立ち会った。実際問題として10階以上の古い高層階のマンションでは光回線を引き込もうにも、工事自体が不可能だ。マンションタイプよりもファミリータイプのほうが、1,000円以上基本料金が高いのは、共用しないからだろうか。モバイルルーターやソフトバンクエアーを利用する方法もあるが、場所によっては使い物にならない場合が多い。一度愚生も使ってみたが、91Mbpsが3Mbpsになり翌日速度がでないからと解約したことがある。どうも無線は、便利ではあるが速度が安定ではない。スマホのテザリングと同様の仕組みだから当然だろう。5Gが普及すれば、立場が逆転するかもしれないが・・。マンションのVDSL方式の場合は、建物に引き込まれた光ファイバーケーブルを数戸の家屋で共有することになる。多くの場合、配電盤室から各戸までの配線には一般電話回線が使用される。マンション向けの光回線は、光回線とはいうもののその末端部まで光ファイバーケーブルで接続しているわけではない。光ファイバーケーブルが導入されるのは、マンションの地下などにある配電盤室までだ。そこから先の各戸への配線は、一般電話回線が使用される。その電話回線を利用に、VDSLという技術が使われる。光回線が普及する前に、ADSLという方式があった。この方式は、安いが電話局から遠い場所は速度が遅かった。これと同種の技術で、VDSLは高速通信が可能だが距離が短い方式だ。電話回線用ケーブルを使用したVDSL方式の場合だと最高速度は100Mbps前後だそうだ。しかし、そこまでのフルスピードは出ないだろう。そのマンションの個数や時間帯に使用する数で決まってくる。オフィスが混在なら、夜は負荷が軽い。10世帯未満なら、同時使用は少ないだろうからベストエフォーで100Mbps近く出るかもしれない。少なくとも光回線で共用部までは最高で1GBPS(1000Mbps)は可能のはずだ。新しいマンションでは光ファイバーケーブルが最初から配線されている場合が多い。この光回線方式の場合、通信速度の上限は、一戸建ての場合と原理的には変わらいから速い。そういう言意味では、安くて速いからお得だ。マンションでの光回線接続は、一般的に一戸建ての場合よりも低速になる例が多い。しかし、接続環境を調べてみると、回線以外に主要な原因があることも少なくない。例えば、一本のインターネット接続回線を、複数の機器で共有する場合、「ルーター」を利用する。時分割しているため、これが遅ければ速度は出ない。本来、100Mbps(0.1Gbps)も速度があれば、映画だろうが問題はないほど十分な速度だ。そう考えれば、新設のマンションでなくとも、小規模で共用部にVDSLが構築されている場合は、使用に耐えうる速度は出そうだ。ただ、数百個もある大規模な集合住宅では、VDSL方式の速度問題は避けては通れないだろう。

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2019年5月31日 (金)

電子商取引市場規模は2018年に1兆6919億円

1pn13 アマゾン・ジャパンはスーパー大手のライフコーポレーションと組み、生鮮品や総菜をライフの店舗から届けるサービスを始める。愚生の周りには、棺桶に足を突っ込んだような単身高齢者が多い。車も使えなければ、日常の食事や食品をバスに乗って店まで買いに行くのは骨の折れることだ。宅配してもらえるなら、ずいぶん楽になるはずだ。この場合は、ライフの店員が店舗の陳列商品から消費者の注文品を集めて、プライムナウ(アマゾンの有料会員制度)専用の配送員に渡す。注文から最短2時間で、消費者の自宅まで届けるという。最近はアマゾンで購入すると、宅配業者ではなくアマゾン専任の物流業者も品物を届に来る。また、ヤフオクで出品すれば配送はヤフネコ便という手段がある。これはメルカリと同様で、宛先も送元も記入が不要で、お互い匿名で受け渡しされる。便利になったことだ。経済産業省によると、食料品の電子商取引市場規模は2018年に1兆6919億円と、前年に比べて8.6%増えた。米アマゾン・ドット・コムは、2017年にホールフーズ・マーケットを買収してこの分野では先駆けている。日本でも昨秋、楽天が西友と「楽天西友ネットスーパー」を開始した。セブン&アイ・ホールディングスもヤフー傘下のアスクルと組み、生鮮宅配を手掛けた。ネットインフラが社会基盤になると、仮想店舗が生鮮食料品にまで及んでくる。愚生もヤフオクで落札(購入)することは、ずいぶん前からやっていた。しかし、出品することは一度もなかった。これまで不要なカメラや情報機器は、専門の引き取り業者にただ同然で出していた。ヤフオクへの出品は、手間がかかって面倒くさいと思っていたからだ。しかし、最近はデジカメ機器を上手く使えば簡単に出品できることが分かった。そういうわけで愚生も出品してみた。これまで売ったものと言えば、コンパクトデジカメ、カメラのストロボ、車カバー、ipad-miniなどだ。市場価格をみてヤフオクに出せば、業者に売るよりかなり高く売れた。やはり、中間マージンなどが抑えられるからだろう。愚生が使う整髪料のHG101や植物飼育のHB101なども、定価販売より安いヤフオクから購入している。やはり、個人売買の場合は消費税がかからないことと、流通マージンの圧縮が大きい。ただ、電子機器の商品保証などは事実上個人では無理だ。だから、ほとんどジャンク品だと割り切って買った方が良い。しかし、ノークレーム・ノーリターンで出品しても、クレーマーはクレームをつけて値引き要求などをする。購入する立場なら当たり前なのだろうが、それなら中古品をこんな価格で買えるはずはない。「安かろう・悪かろう」のマーケットで、あまり細かいことまでクレームをつけられたら成り立たない。そういう神経質の人は、お金を出して、新品を買えばよいと思うが、そうは気づいてくれないようだ。5Gと騒がなくても、秒進分歩の時代になってしまったようだ。

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2019年4月20日 (土)

5Gの技術革新は、IOTのインフラ

Download_2 次世代モバイル通信"5G"は、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天が電波を割り当てられた。この5Gで実現される超高速通信、Wi-Fi並みの低電力で10Gbpsだ。5Gは、高速化というより、次世代社会に新しい価値を産み出す。思いだせば、1980年代から1990年代にかけての1Gは、アナログ携帯電話だった。愚生もF社から支給されたアナログ携帯電話を持った。当時は携帯電話が普及していないため、電車の中でも通話を咎められることはなかった。通信費は会社持ちだったため、10秒/10円も苦にならない。出張中のグリーン車から、オフィスで仕事をするような感覚で、電話をかけまくっていた。次に、2Gでデジタル化とデータ通信がスタートした。ドコモのiモードなどが出現して普及期となった。その途端に、電車内での通話は禁止となった。そこで、メールをはじめとする携帯データ通信の利用が本格化してきた。携帯データ通信を日常的に利用するようになると、高速化が進められ3Gのコア技術となる「CDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多元接続)」が商用化された。cdmaOneは、3Gを先取りした高速化技術の2.5世代だった。そして、ITU(国際電気通信連合)が世界中で使うための互換仕様となる標準化を進め3Gとなった。これによって、一つの端末を世界中に持ち歩ける時代が始まった。3Gの当初の開発目標は、2Mbpsだったが2000年代に入って、10M~20Mbpsクラスの高速化技術が実用化された。これらの高速化技術の一つは、3Gの技術をベースに高速化する方法で3.5Gと呼ばれた。もう一つは4G向けの高速化技術「LTE」(Long Term Evolution」だった。これらの標準化活動で、LTE-AdvancedとWirelessMAN-Advancedの2方式が4G仕様となった。ユーザー目線で4Gを位置付けるなら、現在の4Gは、スマートフォンのためのモバイルネットワークだ。4GのGは「Generation(世代)」の意味だ。5Gがターゲットとするものは、2020年代の社会を支えるモバイルネットワークだ。4Gがスマートフォンのための技術だったとすると、5Gはすべての端末とすべてのアプリケーションのための技術と言える。例えば、ゴールシーンやスタジアム内のライブ中継の高精細映像を、スマートフォンやタブレットで視聴するサービスなどだ。小さなエリアに密集している何万台もの端末全てが数100Mbpsでデータ通信する環境だ。このネットワーク環境を作るには、10Gbpsクラスの超高速無線通信を数万台の端末が密集している場所で定的に通信させる。そして、基地局側の消費電力をWi-Fiアクセスポイント並みの10W程度に抑えなければならない。Wi-Fi並みの低電力での超高速通信10Gbpsが実現すれば、ネットワークの構築・運用・設計が容易になる。そうなれば、駅や空港、イベント会場などにおいて高精細映像を含む情報提供が可能となる。近年、「IoT」という言葉が使われる。IoTは「Internet of Things」の略で、モノがインターネット経由で通信することを意味する。以前は、インターネットはコンピュータ同士を接続するためのものだった。主にパソコンやサーバー等のIT関連機器が接続されていたからだ。しかし、現在ではスマートフォンやタブレット端末のような移動端末機器が主流に接続される。これからは、情報家電としてテレビやデジタルカメラ、デジタルレコーダーやスマートスピーカーがインターネット接続する流れだ。デジタル化された映像、音楽、音声、写真、文字情報や様々なデータがインターネットを介して伝達する。5Gの技術革新は、インターネットはあらゆるモノがコミュニケーションをするための情報伝送路と豹変する。そこの潜在ニーズを顕在化させたビジネスが次世代の勝者となる。

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2019年4月 5日 (金)

米国株やGAFA株は高すぎると言われるが、

Gps_satellite_constellation 米アマゾン・ドット・コムは、3000基以上の衛星のネットワークを構築し、高速インターネットサービスを提供する計画を進めている。これは、低軌道衛星のコンステレーション(特定の方式に基づく多数個の人工衛星の一群・システム)を打ち上げ、現在、ブロードバンド・インターネットへアクセスできない人々に高速ブロードバンドを提供する。この衛星プロジェクトは、スペースXやエアバスが出資するワンウェブなどと競合する。スペースXやカナダのテレサットなどの計画は、通常の通信衛星より地球に近い軌道を周回する数百もしくは数千基の小型衛星を打ち上げ、データネットワークを構築するというから考え方は同じだ。どうも、ネットワークの高速化は、衛星を使ったものが今後主流になるのだろうか。ずいぶん前に、携帯電話の普及期にも衛星を使った取り組みはあったが、上手くいかなかった。地下鉄や地下街、ビル内での携帯電話使用時に問題があったからだ。今回は、この問題が指摘されていないことから、何らかの施策があるのだろう。秒進分歩の技術革新は、半導体の集積化と宇宙への拡大という2方向への広がりを見せる。現状は、スマートフォンが移動体端末としての基盤を築いた。これをマンマシンインターフェイスとしたAIコンピューターシステムの拡大は今後も容易に予想できる。技術革新が進むたびに価格の崩壊がデジタル機器に起きる。これでは、食品関連の価格が少しくらい上がっても、全体としてインフレになることはない。再生産が可能な金なども、都市金鉱が効率よく開発されれば、不足することはない。そして、半導体とソフトウェアがキーとなるネットワーク社会も同様だ。爆発的に増え続けるだろうクラウドコンピューティングにおいても、単位価格が下がることがあっても上がることはない。産業のコメと呼ばれる半導体の進歩と同じだ。米国株やGAFA株は高すぎると言われるが、将来性を勘案すればそうではないのかもしれない。従来の物差しが合わなくなったのだろうか。

 

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2019年3月22日 (金)

IaaS市場は大手3社が牛耳る

201821日の米株式相場は米連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派傾斜に投資家が反応し、米国株S&P500種株価指数は5カ月ぶり高値に達した。米国債は10年債利回り2.54%。昨年末の株の暴落から数か月を過ぎて、FOMCが年内に利上げを予想していないと明らかにした。愚生に言わせれば、それなら初めからそう言っていただけば、愚生が含み益を失うことはなった。いずれにしろ、利上げがないことを好感して、米国株は年初からの上昇基調を再開した。S&P500種の構成銘柄のハイテクから不動産、消費者関連まで幅広く買いが入った。S&P500種は、前日比1.1%高の2854.88。ダウ工業30種平均は、216.84ドル(0.8%)上げて25962.51ドル。ナスダック総合指数は1.4%上昇した。愚生が昨日、FOMCの利上げが当面ないという先読予想で買った株のリスクは報われた。ナスダックスの指数上昇を、久しぶりに気分よく見ることができた。愚生は、社会インフラのネットワーク化で、情報のクラウド化が最も基盤だと思っている。セールスフォースドットコムなどは、ずいぶん前からこの分野で伸びてきた企業だ。情報量の肥大化が爆発している現在、いくら高速な記憶容量があってもすぐに不足してしまう。5Gになれば、速度が百倍になる。当然、扱うデータ量も百倍に増えることになる。愚生のスマホはiPhoneの16Gモデルを使用しているために、メモリ容量は少ない。これを克服するために、撮った写真やビデオデータはインスタグラムやフェイスブックに書き込んだ後は削除して容量を確保している。長いビデオレターなど、よほどプライベートなもの以外は、自分のサーバーにアップしないでyoutubeに記録している。こうした記憶容量の爆発的な議題は、ビジネスの世界でも当然起こっているだろう。そして、IT事業者によるクラウド・サービスが驚異的な伸びを見せている。クラウド分野におけるこれまでのニュースを振り返れば、2018年における上位クラウドプロバイダーのランキングに変化はない。Gartnerによると、IaaS市場(サーバ・ストレージなどのITインフラをインターネット上で利用できるクラウド・サービス)では大手3社が牛耳る状態となっている。その3社のサービスとは「Amazon Web Services」(AWS)と「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」(GCP)だ。中でも米アマゾンが提供するAWS(Amazon Web Services)とマイクロソフトのAzureの躍進が著しい。近い将来、IT投資の多くが、2社のクラウドに集中するという話もあながち非現実的ではなくなってきた。本当にそのような事態となった場合、これまでシステム構築の請け負いを主業務としてきたITサービス事業者は極めて大きな影響を受ける。クラウドへの集中化が加速した場合、ITサービス産業はどう変わるのだろうか。いくらか恩恵を受けたいと思い、マイクロソフトとアマゾンの株を少し購入した。

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2019年3月16日 (土)

半導体の革新的な飛躍に負うものが多い

Download 記憶装置のソリッド・ステート・ドライブ(SSD)の店頭価格が下がっている。基幹部品のNAND型フラッシュメモリーが需要停滞で値下がりしているため、SSD価格にも波及しているようだ。値ごろ感から販売量は大きく伸びているという。愚生のパソコンは、ドスパラ町田店で購入したが、売れ筋の500ギガ(ギガは10億)バイト品が1個7000~8000円程度で販売されている。1年前と比べると5~6割安くいという。愚生のように、パソコンの必要な部分だけを取り変える人は多いだろう。愚生の場合は、キーボードやマウスは、使い慣れたブルーツゥース仕様の無線接続。ディスプレイは、シャープのテレビ、アクアで代用している。そのため、遅くなったレノボのミニタワー型のパソコン本体のみ買い替えた。パソコンの立ち上がりが遅いのは、どうもハードディスク駆動装置(HDD)からの読み込みだと思っていたので、Cディレクトリに500ギカのSSDを導入した。おかげさまで、ずいぶん高速に、パソコンが立ち上がるようになった。SSDが安くなったことで、バックアップ以外にはHDDを使用しなくなった。ドスパラショップでも愚生同様に、SSDの値下がりが続いたことで2018年12月ごろからSSDを買い求める人が増加しているという。調査会社によると、家電量販店やネットショップの2月のSSDの税別平均単価は9300円。前年同月比4割も安い。そして、販売量は同2倍以上と大きく伸びている。パソコンの高速化には、大容量のHDDアクセスいかに少なくするかということがカギのようだ。ダイナミックRAMやCPU、そしてインターネット環境と色々な部分が影響するが、一番効くのがSSDの導入のようだ。愚生のように日本のコンピューターの黎明期から仕事で接するものには、ハードディスクのテラやSSDのギカなど、当時から考えれば気が遠くなるような膨大な大きなメモリ容量だ。今日のインターネット社会は、半導体の革新的な飛躍に負うものが多いと痛感する。

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2019年1月30日 (水)

PCも野菜と同じで鮮度は5年

100000001003926680_10214_2 昨日は、久しぶりにパソコンショップに行った。息子のPCは、Windows7と古い物だった。愚生の使用していないバックアップ用のWindows10のミニタワー型PCも古いが、息子のよりは多少性能は良い。そういう訳で、愚生のPCを無償で息子にあげることになった。不要なソフトを削除していたが、あまりも動作が遅いので閉口した。愚生のPCは、Windows8からのバージョンアップ対応のため通常使う性能を満足していないようだ。こんなものを、無償だからと言ってあげても喜ばれないと思った。それなら、いっそのこと新品を買おうと思いネット検索した。しかし、最近自作パソコンなど作っていないため良し悪しの見当がつかない。愚生のようにSSDを256Gも搭載すれば速いのはわかるが、値段が上がってしまう。せいぜい、4万円以下のノートパソコンに絞って調べた。結局、ネット検索で価格は解かるがコストパフォーマンスは未知数のため、近所のヨドバシカメラに出向いた。説明を聞いて、ネットで買うのも失礼だと思い店頭価格とヨドバシドットコムの価格を比較すれば店頭のほうが高い。配達を頼まないのに値段が高いのでは、納得はいかない。店員に言うと値引きしてくれた。たぶん、クレームを言わなければ知らん顔で売っていただろう。最近は、ネットワーク基盤の充実で、お店も大変だと同情した。そのPCには、Windows-officeがインストールされていないため、ヤフーオークションで買うことにした。愚生が不思議に思うのは、office2016の5台分のインストール代が、800円の即決価格で売られている。いったいオークションへの出品者は、どのように入手しているのだろうか。問題があるように思える。しかし、愚生は安ければよいと割り切っているので、そのことを深く詮索する気はなかった。いつものことだが、PCも野菜と同じで鮮度は5年も経てば落ちてしまう。クラウド環境になっても、ソフトを作る側は、定期交換の保守部品と同様にPCの買い替えが必要だ。そう考えれば、マイクロソフトの株価が高いのも頷ける。

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