旅行・地域

2017年12月 5日 (火)

妓生(キーセン)観光のイメージを連想

201712040915391 ソウル市が広報のために米ニューヨークの全域に掲示しようとしていた広告が廃案になった。ソウル市は、「ソウルの魅力を表現したこの広告がニューヨーク全域に掲示されて6000万ニューヨーク市民と観光客をひきつけるだろう」と言っていたものだ。しかし、公表後に、ネットを中心に「妓生(キーセン)観光のイメージを連想させる」などの批判が上がった。その広告は、チマチョゴリを着た女性がオッコルム(上着についている紐)をつかんでいる。半透明なチマチョゴリには、ソウルの主要観光地が「オーバーラップ」されている。そして、その下に「Unforgettable Experience in Seoul(ソウルでの忘れられない経験)」と書かれている。「今から脱ぎそうなチマチョゴリ」と「ソウルでの忘れられない経験」との文言を合わせると、女性の性に注目した想像を呼び起こすという主張だ。確かに、言われてみれば妓生観光を彷彿する。悲しいかな、韓国ソウルを訪問すれば、見るべき遺産などはなにもない。朝鮮は明治43年の併合によって大日本帝国領となった。唯一残っていた、朝鮮を統治するための日本朝鮮総督府の建物まで、1995年に金泳三政権が音頭を取って解体してしまった。朝鮮人の性なのだろうか。政権や為政者が変わると、過去の建造物まで全て消し去ってしまう。そのため、朝鮮には遺跡というものがない。女性政策専門家は、広告を見て「海外に披露するソウルのイメージをこのような形で表現したのは問題がある」と指摘する。確かに、女性がすぐにでもオッコルムを解きそうな感じで、裸体を連想する。一方、男性は「イメージそのものよりは広告の文面が問題だと思う」と話す。韓国という国は、整形大国という事実が統計的に確認されている。韓国で整形手術が多いことは文化的な背景がある。テレビ番組「ここがヘンだよ日本人」の「美人とブス」で、韓国人の男が「ブスは最低だからみんな整形しろ。きれいな方がいいに決まっている。」と発言する。別の韓国男性も「前世で悪いことをしたからブスになったのです。」と平気いう。韓国女性は「もう、韓国の男って、ほんとにこうなのです。彼らは女を顔と若さで露骨に差別する。それで当然だと思っている。」と話していた。韓国で整形手術が多いことは、歴史環境が大きく影響を与えている。歴史を遡れば、朝鮮史では新羅が統一王国をつくっや後、支那帝国の歴代王朝の属国として処女を宗主国に献上するのを慣例とした。高麗史、稼亭集、墓誌にも記されている。「清」に対して毎年、供出する宮廷慰安婦、美女三千人という「朝鮮事情」の記述もある。また、韓国で有名な妓生の起源は、はるか新羅、高麗時代からすでに存在していた。李朝時代から妓生庁という官庁に官妓が置かれ、学校まで作って歌舞など諸芸を教えていた。朝鮮の妓女は、一牌、二牌、三牌に分けられ、一牌の官妓には、「薬房妓生」、「針房妓生」、「教坊妓生」あるいは「玉堂妓生」と官女に近い地位で、官位まで持ったものもいた。しかし、地方の官妓は、もっぱら官吏の接待で、性奴隷のような境遇にあった。このような歴史的背景もあって、韓国では整形や売春文化が醸成された。そして、多くの朝鮮半島出身の売春婦が、戦前の日本占領地に押し寄せ、軍隊お相手に商売をした。それが、韓国が言う従軍慰安婦のお婆さんたちの実態だ。戦後になっても、朝鮮半島からの多くの売春婦が世界中に出稼ぎに行く。従軍慰安婦と称するお婆さんたちは、高い料金を貰っておきながら、戦後になって受け取っていないと日本に無心する。いい加減にして頂きたいものだ。

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2017年10月21日 (土)

アパート建設バブルにも終息の兆しが

Pb12 今週、九州を旅行したが、どこに行っても都内と同様に新築アパートが目立つ。春先に旅行した山陽・山陰地方も同様だった。そして、大東建託という看板も多数見かけた。大東建託といえば、賃貸住宅の管理戸数では業界トップだ。供給ベースでも業界第2位の大手だ。特徴は、自社が建築した賃貸住宅を借り上げて、入居者募集から建物管理を引受ける。昔のワンルームマンションのような、収益保証型のサブリースを行っている。建築主の建設目的は土地の相続税対策だ。ただ、低金利を背景に人口減少が続く地域の田んぼや空き地にまで建てられた。アパートバブルを牽引したのが、地銀勢だといわれる。長短金利差が縮小し、日銀のマイナス金利が導入されて、簡単に稼ぐ方法が無くなったからだ。収益を穴埋めするため、全国の地銀が一斉にアパート融資に動いた。2016年末のアパートローンの融資残高の15兆円弱は地銀の融資だ。しかし、愚生の経験であってもパブルは必ず弾けた。当然だろう。今回のアパート建設バブルにも終息の兆しが見えきた。それは建設過多で、地方では空室が埋まらないからだ。その対策として、一定期間の無料貸しをする賃貸アパートさえ出てきた。日経新聞に載った例では、「JR栃木駅(栃木市:県庁所在地は宇都宮市)から徒歩30分。空き地や山々に囲まれたある地域には、アパートの入居者を募るノボリや看板がわずか数百メートルの範囲に8本も立っていた。今夏に完成した新築の物件20部屋弱のうち、9割ほどは埋まっていない。不動産店に問い合わせると、今ならキャンペーンで2年間は賃料を毎月5千円下げる。」という。愚生も初めて耳にする「フリーレント」サービスという制度だ。不動産業界は空室が埋まらない場合、1~3カ月の無料貸しをしたうえで契約に結びつける。そのフリーレント制度を付与した賃貸アパートが、千件以上も出ているという。国土交通省の調べでは、2016年度は全国に43万戸弱も供給されたアパート建設も、28都道府県で対前年比の着工数が減った。最大の減り幅は、栃木県の▼53%減だ。郊外エリアの需要は完全にピークアウトしたようだ。テレビのアパートローンの宣伝に、「頭金がなくても、土地がなくても可能」という文言が並ぶ。馬鹿げた宣伝だ。営業の提示するアパート経営の返済シミュレーションには、節税効果ばかりを強調し、将来の空室リスクを十分に説明していないのだろう。金融庁は顧客本位の業務運営を地銀に求めているが、どれほど効果があるのだろうか。都心部のアパート需要は残るが、人口減少が加速する地方で年間数千戸単位の新規供給を続けることが不条理なことは誰でもわかる。しかし、愚生の田舎の近親者も、大きなローンを抱えてアパートを建設した。棺桶に足を突っ込んでいることを忘れているようだ。愚生にできるリスク管理ときたら、できるだけそういう人と関りを持たないことぐらいしかない。1980年後半からの土地バブルは、多くのサラリーマンに逆資効果の苦労を強いた。しかし、今回は土地成金だった人たちが、溺れて喘いでいるのだから始末は良い。こう考えると、バブル期に借地継続して土地を買わなかった人の先見性に頭が下がる。

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2017年9月17日 (日)

それなりの顧客サービスがあっても

Kyushu_x 九州には、台風十八号が接近している。午前中には、上陸して西日本に針路をとる予想だ。3日前から、予想された進路通りに進む。今回、今日から空路で福岡に入りして、九州本土を一周するツアーに参加予定だった。天候が酷いため、飛行機が飛んだとしても旅行日和ではない。キャンセルが可能なら、別途日程調整をしたいところだった。旅行会社に3日前に、ツアーは大丈夫なのかと尋ねると翌日催行かどうかを決めるという。翌日、改めて確認すると催行が決定したという。九州に台風が上陸する情報が判っていて、催行決定だというから呆れた。いずれにせよ、羽田に行ってから催行中止では困るといった。そうはいっても、電話口の相手は当事者責任があるとは思えない。九月は、上期の売り上げの決算月だ。売掛金として計上予定していた売り上げを、何が何でも実現したい。彼らが直前まで、催行中止にしたくない気持ちは痛いほど判る。しょうがないので、次善策として他社の同様な企画商品を月遅れで申し込んだ。結局、出発前日の夕方遅くに、旅行会社から明日の催行は中止となったといってきた。そして、一日短くして18日出発のツアーにするという提案を受けた。旅行キャンセルは、愚生の責任でないことを確認して、相手の提案を断った。愚生に言わせれば、数日前から催行など無理なのはわかっていたはずだ。いきなり前日に、一日短縮すると言われても、旅行代金や訪問場所の詳しい説明もない。3日ほど前なら、提案を検討する値打ちはあったと思う。しかし、前日に唐突に切り出されても返事のしようがない。息子にこのことを話すと、二人で30万円もの売上なら、ツアーが中止になれば旅行会社の腹が痛いと同情する。他人事のように言うので、愚生も30万円も請求するなら、それなりの顧客サービスがあってしかるべきだと言い返した。ところで、催行中止を見越して保険で申し込んでいた他社企画のツアーは、瞬く間に満席になっていた。愚生と同じことを考える暇人は多いのだと感心した。

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2017年9月12日 (火)

自分勝手な越後人気質

T02200165_0300022512214997640  愚生の郷里である隣県に「越後の国」がある。この田舎県は、上越・中越・下越という地域に分かれていて、それぞれに国立大学がある。また、新幹線の中でも一番不要と思われた上越新幹線は、1982年(昭和57年)に開業した。実に、北陸新幹線より23年も早い。この上越新幹線とは名ばかりで、実は上越地方へは走っていない。上越地方の人は北陸新幹線を使用するから、中越・下越地方への専用新幹線だ。そのせいで、北陸新幹線が開通すると、需要減から一気に本数が削減された。乗る人がいない新幹線など走らす必要がないからだ。新潟県地方の人は、運賃の安い高速バスで東京にでる人が多いと聞くから無用の長物なのかもしれない。愚生が新潟県人を腹立たしく思うもは、彼らの素行が気に入らないからだ。上越新幹線は、全て国費で建設された。一方、北陸新幹線は自治体負担がある。しかし、新潟県知事をはじめ、越後人は支払いを拒否した。なぜなら、富山・石川・福井・そして京都に行く北陸新幹線は、上越地方を通らなければ開通しないからだ。いずれ、国が負担するとゴネまくった。結果として、負担金に見合う別予算を国から勝ち取った。新潟県と言えば、利益誘導型の金権政治家、田中角栄が有名だ。そして、非常識極まる娘の田中真紀子、娘婿の無能力政治家田中直紀の地盤だ。泉田前知事も、訳の分からないことで国にクレームをつけたゴネ得政治家だった。そういえば、嫌われ者歌手の肉屋の娘も新潟県出身者だ。今回問題になった米山新潟県知事も、ヘイト言動で批判されている。新潟県とかかわる人は、すべて国賊になってしまうようだ。中国の民主化運動に身を投じた石平氏が、東京新聞の望月衣塑子記者へ行った批判に対して、米山新潟県知事がヘイト発言で投稿した。米山知事は「望月記者は自国の政府に対し直接対峙している。一方石平氏は今や、祖国を離れ、独裁政権と批判する中国政府と直接対峙することなく日本人向けに中国政府批判を展開しているに過ぎない。闘う望月記者の歌を闘わない石平氏が笑う事は吐き気を催すほど醜悪だと思う。」と投稿したからだ。石平氏は日本国籍を有する正真正銘の日本人だ。それに対して石平氏は「米山知事は意図的に、人権侵害を平気で行う中国の独裁政権と、民主主義の手続きで選ばれた日本政府と混同している。この本質の差を無視して一方的に私を攻撃するとは、公人としては不見識であり、卑劣でさえある。」と発言。さらに「帰化人の私にとっても日本政府は自国の政府だ。しかし米山氏は望月記者に関してだけ『自国の政府』の表現を使うが、私を中国政府と結びつける。それは明らかに、帰化人を日本人と認めない排外主義的態度だ」と反論した。愚生も石平氏に全く同感だ。この米山知事とはいったいどういう人物なのだろうか。知事とう公職にありながら、差別発言を平気で繰り返す。まさに、越後人気質の「自分さえよければ」という勝手な論理を振り回す。確かに石平氏が指摘するとおり、何のリスクもない民主主義国家の日本で、意地悪質問を政府に投げかけ、記者会見を妨害して「権力と戦う」という言いぐさには呆れる。自惚れもいい加減にしろと。所詮、東京新聞などという、如何わしい新聞は中共や北朝鮮からの賛助金でも貰って書いているのだろうか。いつも、中共や北朝鮮の提灯持ちのような記事ばかりを書く。いずれにせよ、愚生の目には、越後人が選ぶ知事や国会議員は、全てとは言わないが百害あって一利なしという人物ばかりだ。あまりふざけた人物ばかりを選ぶなら、新潟県の地方交付税など、即刻、隣県並みに減らすべきだ。

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2017年9月11日 (月)

最後の訪問だと思って旅情を味う

O0480034513646565060 来週は1週間程度の九州旅行のためブログを休むつもりだ。旅行先で書こうと思えば、できないことはない。しかし、そこまでして必要なことではないことは、自分で重々承知している。足腰が立つうちにと、夫婦で東京から遠い地域を優先して旅行している。昨年は、北海道に2回、今年は春先に山陽・山陰地方を旅行した。北海道は商用では何回か訪れた。阿寒湖なども仕事の合間に行った記憶がある。しかし、旅行と違って仕事が中心となるため、訪問先の風情などの記憶は薄い。当たり前だが、商用で訪れた場合は、夜も仕事先の接待もある。とても、旅行気分にはなれない。勤め人を辞めてからは、出張ということはない。だから、最近はこれが最後の訪問だと思って旅情を味わっている。愚生などは、人生の大半は東京在住だった。しかし、東京タワーに上ったのは、高校二年生の時に友人と東京見物に行った時だけだ。東京タワーだけではない。東京ディズニーランドや東京スカイツリーにも入ったことはない。そういう愚生も、フロリダのエプコット (Epcot)へは行ったことがあるから不思議だ。愚生の生まれ故郷の立山・黒部アルペンルートも、数年前に行ったのが初めてだ。冠婚葬祭や帰省で、何度も富山には行った。しかし、夏の林間学校で立山、黒部第四ダムは親父の関係で完成直後に行ったきりだ。そういえば、愚生の勤務先だった製造工場は明石市にあった。そのため、妻から明石原人と呼ばれるくらい明石工場に出張した。ただ、目と鼻の先だった淡路島へは足が向かなかった。今から思うと悔やまれる。その一方で、出張中に休日をホテルで過ごすことになれば、時間を潰すのが大変だ。オーストリアやドイツのような文化遺跡が多い欧州なら訪問先は多い。しかし、カリフォルニアのシリコンバレーなど沙漠の中にできた都市だ。人種のるつぼのような場所で、プライベートで地域と全くかかわりを持たない日本人が時間を潰すのは辛い。都合よく似非クリスチャンだった愚生は、この時ばかりは日系プロテスタント教会で現地の日系米国人との交わりを持った。そのせいだろうか、米国社会の複雑さを垣間見た気がした。一世は日本を話すが、二世三世となると英語しか話せない。彼らが、どのようにしてアイデンティティを持って地域に溶け込んでいるのか興味深かった。そして、米国ではキリスト教会が、それぞれの人種のコミュニティだと痛感させられた。仕事場で一緒であっても、プライベートで付き合うことは人種間ではない。イタリア系マフィアなど、暴力団に在日朝鮮人が多くを占めるのと同様だったのだろう。ただ、近年は日本人が1世として米国に移民するケースは少ない。そのせいだろうか、高学歴者が多くトランプ政権を支持するプアーホワイトのような下層階級は少ない。階級社会や人種間の葛藤は根深いが、日系人が話題になることは少ないようだ。

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2017年8月27日 (日)

富山県内への移住に関する相談

B0155692_18175357 2016年度に寄せられた富山県内への移住に関する相談件数は、全国順位で4位だった。相談件数の全国順位を見ると、1位は長野県で、2位は新潟県、3位は北海道、5位は石川県と北陸新幹線の沿線が上位に名を連ねる。北陸新幹線の開業で、北信越への注目度が高まったことも上位にある理由だろう。首都圏に次いで、関西圏からの移住者希望者も多い。将来は北陸新幹線が大阪まで延伸することから、大阪からの移住者も増えると見込んでいる。生活の糧として、就業先がなければ移住などはできない。移住したうち、約7割が20~30歳代だ。ところで、富山県と言えば、愚生の生まれ故郷だ。愚生自身は、住んでいて良い所だとは思わなかった。小さい頃の印象は、豪雪地帯だったせいか閉鎖的な土地柄だと思った。県外者を指す方言は「旅の人」。娘を県外に嫁がせることを、旅に出すという。今もその言い回しを使っているかどうかは知らない。ただ、富山県は南を北アルプスの立山連峰、東は親不知海岸で閉じられている。西に抜けて京都に行くには、1183年の源平合戦で、木曽義仲が計った「火牛の計」で名高い倶利伽羅峠を越えなければならない。富山の冬空は、曇天で低い雲に覆われて日照時間は短い。ただ、僅かな晴間に見える立山連峰の雄姿は絶景だ。今もその景観は、頭に焼き付いている。観光で訪れるには、素晴らしい所だとだと思う。愚生が学生時代に東京に行くには、新潟県の直江津まで行き、長野周りの信越線で横川の碓氷峠を抜けるか、長岡周りで水上温泉を通る上越線しかなかった。そうでなければ、新潟県の糸魚川から大糸線で松本、甲府を抜けて八王子経由で東京に入る路線だ。いずれにせよ、朝の8時に出発しても、上野到着は午後3時頃だった気がする。その後、商用では富山空港にジェット機が就航したため、北陸新幹線が開通するまで鉄道を使わなくなった。今は「かがやき」に乗れば、東京駅から富山駅まで二時間十分だ。便利にはなった。しかし、首都圏に引き込まれていっそう過疎化が進む気もする。

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2017年8月25日 (金)

ワイオミングの兄弟というテレビ番組

Wioming 主要国の中央銀行や財務省の幹部、名だたるエコノミストらが参加する米ジャクソンホール会議が昨日から開催されている。ジャクソンホール会議はワイオミング州ジャクソンホールで毎年主催している経済シンポジウムだ。2010年と2012年には、当時、FRB議長だったバーナンキがそれぞれ量的緩和、QE2、QE3の実施につながる発言をした。今年のシンポジウムには、ドラギECB総裁と黒田東彦日銀総裁が出席する。それに加えて、イエレンFRB議長も金融の安定をテーマに講演を行う。そのせいもあってか、嵐の前の静けさのように株式市場は閑散としている。イエレン議長は、資産価格上昇への対処法など、場合によっては、金融規制のあり方などを議題に盛り込む可能性もあるという。米長期金利が低い水準で推移して、買いが買いを呼ぶバブルに近い状況だ。グリーンスパン元FRB議長も今月、米系メディアのインタビューで、米債券市場について「どのような基準からみても、実質長期金利はあまりにも低すぎるため、持続不可能だ」とバブルの可能性を指摘している。かといって、長期金利が上昇して、実体経済に悪影響を及ぼせば、利上げの時期が失敗だったと評価される。今回のジャクソンホール会議で、相場の流れを変えるきっかけになる発言があるのだろうか。ところで、米ジャクソンホールがあるワイオミング州といえば、ワイオミングの兄弟(原題The Monroes)というテレビ番組を思い出す。日本では、1967年10月14日から1968年4月20日まで、NHKで土曜日の午後8時に放送された。 アメリカ本国では視聴率がはかばかしくなかったようだが、小さい頃の愚生は毎週テレビにかじりついて見ていた。当時、北陸の田舎には娯楽がなかったことも理由だろう。そして、ワイオミングという名に何か憧れを持っていた。ドラマのあらすじは、開拓地を目指して旅を続けていたモンロー家の両親が旅中に溺れて亡くなってしまう。その後、両親を亡くした5人の子供たちが力を合わせて、ワイオミング州の地を開拓する物語だ。旅の途中で知り合ったインディアンの助けを得て、ワイオミングに辿りつく。しかし、目的地は荒れ果てており、苦難の日々を生き抜くさまを描いた物語だ。何に共感したのかはしらない。ただ、楽しく見ていたことを思い出す。大草原の小さな家カートライト兄弟(ボナンザ)と同様に人間関係を織り込んだ西部劇だ。愚生は勤め人となってからは、商用で北米に出張することは多かった。そこで見たアメリカは、移民したそれぞれの人種が教会というコミュニティに集まって暮らしている様だ。日系なら、日本人が中心の教会だ。コーリアンは、コーリアン同士で集まる。ゴッドファーザーで、イタリア系の移民が集まって生きていくのと同じだ。仕事以外で、休日に他の人種と交わることは非常に少ないようだ。愚生も長期出張の場合、休日に行くあてもないので、日系メソジスト教会に通っていたことを思い出す。そして、つくづく実感した。愚生にとって日本は一番よい場所だと。

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2017年8月13日 (日)

田舎の旧盆とはいっそう疎遠になった。

460742ff14bed054341bba7acf2621ea お盆というと、生まれ故郷の北陸の田舎にいた時までだ。迎え盆や送り盆に、御招霊(おしょうらい)といった行事があった。愚生の地域では、松明を焚いていた。お盆に先祖の霊があの世から帰ってくるときに、暗いと困るので明かりを持って迎えるという習わしだ。当然、迎え火があれば、再びあの世に帰る際の送り火もあった。ただし、迎え火は多くの人が参加したが、送り火となると愚生のような暇な子供たちだけだった。先祖の霊など今では信じない。しかし、当時は曾祖母の話を半信半疑で聞いていた。曾祖母は明治生まれの人だった。しかし、当時の日本は今と違い、朝鮮・満州・上海居留地・遼東半島なども国土一部だった。そのせいか、曾祖母は英語を習った後に上海に旅行に行ったことがある。愚生の親父も、旧制中学を卒業後、継母と折り合いが悪かったせいか、学費がかからない旅順工大の専門学校に進学した。「青年よ、大陸へ」という、政府の移民政策に煽られて大陸に行ったのだろうか。そのせいで、満州語と中国語ができたので、戦時中は軍の通訳をしていて伍長で終戦を迎えた。終戦後、親父が帰郷した時には、富山市内一面が焼け野原だった。一日中、どこをどう歩いたかも覚えていないと言っていた。戦後生まれの愚生などと違って、青春時代は死と向かい合っていたのだろう。瀬戸内寂聴などが偉そうに戦争体験を語る姿には、いったい彼女は戦時中どこにいたのかと言いたい。人殺しをした兵士は、戦争体験など語る人は少ない。親父から、愚生も戦争中の体験など聞いたことはなかった。思い出したくもないのだろう。8月15日の終戦日は暑い日だったとお袋は言っていた。そのお盆も、大学時代を遊学したせいで、高校を卒業してからはたまに帰る程度になった。そして、就職先はF社の川崎工場だった。そのせいで、新盆を祭る東京に住んだせいで、田舎の旧盆とはいっそう疎遠になった。本籍を東京に移してからは、さらに田舎が遠くなった気もする。

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2017年8月 6日 (日)

店頭に客があふれたら相場の転機

00172_1 不動産サービス大手CBREが2017年から2020年ごろまでに日本の主要8都市で、ホテル客室が2016年より約6万5千室、26%増えるとの調査をまとめた。訪日外国人の急増があっても、実はホテル客室は不足しないとの試算だ。そして、すでに供給過剰リスクも指摘されている。そういえば、新聞広告欄では、ビジネスホテルのアパグループや東横インのホテル開業情報をよく目にする。金利も安いことだし、外国人訪日客の急増に乗って、拡大路線を突き進んでいるのだろう。確かに、日本政府観光局によれば、2016年に日本を訪れた外国人は約2400万人と過去最高を更新。政府は、2020年に4千万人をめざすというから、ホテルをいくら作っても足りないと踏んでいるのだ。しかし、こうしたホテル建設の急増は、既存ホテルの稼働率の低下という現象になっている。愚生なども、国内旅行ツアーに参加すると、ビジネスホテルに泊められることがある。ビジネスホテルは、ほとんどの客室がシングルルームだ。出張で泊まる場合、社用の宿泊客は、ほとんど個室を希望する。狭いシングルを多く作った方が、ビジネスホテルにとっての収益性は高い。一方、急増している訪日外国人は、カップルやファミリー層が多い。愚生のように、鼾がよほど煩い場合を除いてシングルルームは使いにくい。そういうこともあって、古いシングルルーム主体のビジネスホテルは伸び悩んでいるようだ。確かに、ホテルでもアパートであっても、同じ値段なら新しいほうが好まれる。女房と畳は新しい方が良いという諺の意味は、男の愚生には素直に理解できる。いずれにせよ、不動産投資というものは一度投資すれば、お金に還元されるまでに長い時間がかかる。短期的な利ザヤを求めての投資は出来ない。古い温泉場に行くと、朽ち果てたホテルや旅館が放置されている風景を目にする。越後湯沢駅周辺では、多くのバブル時代に建設されたリゾートマンションが捨て値で売られている。低金利と金余りから、ホテルやアパート建設が盛んで、住宅メーカーは好決算だ。結構なことだと思うが、バブル期を経験した愚生は「店頭に客があふれたら相場の転機」という句が頭に浮ぶ。

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2017年7月18日 (火)

健脚でいられるものあと僅か

10630168791644622792 勤め人を辞めて年金受給者になってからは、妻と旅行に行く機会が増えた。旅行の効率を考えれば、多少わずらわしいが旅行会社の企画ツアーのほうが楽だ。旅行は現地に行くだけが目的ではない。そのため、グリーン車使用や割高でもグレードの高いホテルや食事付きの旅行にしている。そういう訳もあって、海外旅行をするよりも料金は高くつく。愚生宅は、それほど余裕があるわけではないが、いつまでも生きていられるわけではない。そう思うと、生きてこられたご褒美だと自分に言い聞かせて旅行ツアーに参加する。最初は、一泊二日くらいから始まった旅行だが、今度は五泊六日にまで伸びた。旅行もあまり長くなると、早く家に帰りたい気分になる。そういう思いもあるが、ここに来るのは最後だと言い聞かせながら旅情を感じている。仕事の出張で何回も来たところであっても、観光はしたことのない場所は多い。若い頃には、時間は無限にあると思っていた。そして、観光の機会はいつでもあると高を括くっていていた。ところで、愚生宅が特別だとは思わないが、週毎に紙爆弾のように旅行会社からツアーの宣伝雑誌が送られてくる。愚生など、ほとんどネット検索で探すため見ることはない。しかし、この広告雑誌のお金も愚生らの旅行参加費用から捻出されているのかと思うと、つくづくもったいないと思う。旅行会社には、何度も不必要な旅行雑誌まで送ってくれるなと頼むが、全く効果はない。健脚でいられるものあと僅かだと思うと、旅行前に感じる億劫な気分は失せてしまう。人生もつくづく終わりが近づいてきたとひしひしと感じる。

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