旅行・地域

2018年7月11日 (水)

観光拠点から取り残された感がある

Dsc01573 昨晩、東北旅行から帰った。福島県の保原町に関連企業があったせいで、仕事で東北へ行くことは珍しくなかった。また、入社時の研修工場が会津工場と何かと縁がある地域だ。ただ、観光旅行となると四十数年ぶりだった。出張で行くのと観光では、目的が違うため全く初めての場所という感じだった。高村光太郎の十和田湖畔にある休屋の御前ヶ浜に建つ「おとめ像」も印象深かった。昭和二十八年に建立というから、当時は最近の作品という感覚だった。しかし、それから四十数年経った今は、著名な作家の遺産として残されている気がした。ただ、湖畔には多くの閉鎖された茶屋があり、観光拠点から取り残された感がある。愚生の目には、寂れた水上温泉の様と同様に映った。当時の愚生は、若気の至りか、盲蛇に怖じずという気概で方々を旅行した記憶がある。今となっては、懐かしい記憶だが、当時を思い浮かべると青臭い感傷に浸ってしまう。平泉の中尊寺も、前回訪れたという記憶以外は一切覚えていなかった。ただ、当時はなかった松尾芭蕉の「五月雨の降り残してや光堂 」という真新しい碑があった。ここで芭蕉が詠んだように、金色堂は数百年を経た今も光り輝いていた。金光堂は、さや堂という覆いに守られている。そのため、当時は外からはよく見えなかったはずだ。暗さの中で、光堂が輝いているというのはフィクションだったのかもしれない。東北には、観光資源はあるのだろうが、愚生の目には外国人の姿も疎らで、インバウンド客の恩恵は少ないように見えた。ところで、今回の東北旅行で印象的だったのは、青森・秋田・岩手・山形では、賃貸アパート建設は目立たなかった。過疎に悩むこの地域の人には、辣腕でならしたハウスメーカーの営業も歯が立たなかったのだろうか。ハウスメーカーを責める前に、キャシューフローを自分で厳格に計算すれば、騙されるはずなどない。やはり、騙される人は、欲の皮が突っ張っているのに違いない。「騙されるベくして騙された」とは、言い過ぎなのだろうか。

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2018年5月 2日 (水)

平家物語の冒頭を思い出す。

20180425oytni50046l  北陸新幹線や上越新幹線が開通する前は、愚生の田舎に帰るには信越線か上越線で、新潟県を通る必要があった。小千谷市は、東京(高崎)から下れば、上越線の水上と長岡の間に位置する。その小千谷といえば、錦鯉や小千谷縮で知られている地域だ。錦鯉は県内の約45%を生産する。その錦鯉は、全国的に知られ、国内はもちろん海外でも高い評価を得ている。錦鯉は雪国の清らかな水と、伝統の技法で育てられた独特な色調を持つ流麗な体形から、別名「泳ぐ宝石」とも呼ばれる。この小千谷市は、JR上越新幹線の沿線だが市内に駅はない。市域のほとんどの区間が魚沼トンネル、妙見トンネルで通過しており、浦柄地区に数百メートルだけ地上区間がある。だから、上越新幹線の車窓から小千谷市内の風景を見ることはできない。その新幹線を利用する場合は、越後湯沢駅、浦佐駅、長岡駅のいずれかで乗り換える必要がある。ところで、長岡を地盤とする田中角栄宅には、一匹数百万円の錦鯉が泳いでいた。錦鯉を産業とする地元選挙区の業者からのご祝儀品だったのだろうか。隣県の愚生の地域でも、近くに錦鯉の養魚場があった。田中角栄宅の鯉とは比較にならないが、当時のお金で1匹1万~3万円もする高価な贈答品だった。親父が身の丈に合わない道楽で造った庭にも、錦鯉が何十匹も放たれていた。そのせいで、田舎に帰ると自宅の池にネットが張ってあった。大鷺が食料として、池の鯉を攫っていくからだという。俯瞰するという単語をよく使うが、鳥の目とはずいぶん遠くまで正確に見えるものだと感心させられた。その金をかけて造った庭園も、愚兄が相続してからは維持管理ができなくなった。今は借金が詰まった賃貸アパートに変わってしまった。放たれた錦鯉も金持ち宅で優雅に泳いでいる時は良いのだろう。しかし、身の丈に合わない相続人に代替わりすれば、そく落命と思うと哀れを感じる。適当ではないが平家物語の冒頭を思い出す。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」晩節を迎えた愚生の心境と、何か通じるものがある。

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2018年3月12日 (月)

石垣島住民が現実的な判断

Island_img01 沖縄県石垣市長選で政府が支援した現職の中山義隆氏が3選を果たしたことで、自衛隊配備計画は進む。石垣島は国内外からの観光客でにぎわう。一方、同じ石垣市にある尖閣諸島周辺の海空域では中国の公船や軍用機による挑発行為が繰り返されている。政府が南西諸島防衛の一環として石垣島中心部に地対艦・地対空ミサイル部隊など陸自隊員500~600人の配備計画を進めている。これは対中国に対して、抑止力を強化するためだ。愚生は先月八重山諸島に旅行で行った。八重山諸島に旅行して思ったことは、こんなきれいな海があるのかという驚きだった。八重山諸島は、石垣島を含めて観光資源が満載だ。そして、島民は中距離ジェット機が乗り入れ可能になったことにより、多くの観光客が訪れるメリットを享受している。島民からすれば、現実的な防衛政策を受け入れ、経済発展を目指す道を選択するのは当然だろう。反基地で市民感情をあおる翁長知事の手法に限界も見え始めている。石垣島に自衛隊が駐屯すれば、基地や自衛隊が島にお金を落とす。その一方で、中国に対する抑止力で島の安全性が増すだろうから、島民のみならず観光客にとってもありがたい。島民が現実的な判断をするなら、政府与党系の市長を選出することは理にかなっている。これで名護市長選に引き続き、反基地派の候補が連続で敗れた。名護市では稲嶺進前市長が米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対していたせいで、国から米軍再編交付金が支給されず経済振興は大きく遅れた。送迎バスの運転手で、基地反対派の女性と話す機会があった。彼女は沖縄に配備されている軍用機の本土移転や安倍首相が基地を抱える山口県選出の国会議員だということも知らなかった。どうも、沖縄には正しい情報が伝わっていないような気がする。ところで、亜熱帯の八重山諸島に行って感じたことは、つくづく日本は広いと思った。

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2018年2月28日 (水)

八重山諸島は愚生には感動の旅だった

00410   昨日、沖縄県の八重山諸島観光から帰ってきた。石垣島は、八重山諸島の政治・経済・教育・交通などの中心地で、県庁所在地である那覇市との距離は南西に410km。沖縄県内では沖縄本島、西表島に次いで3番目に広い島である。そして、石垣島の人口は約4万7千人と多くの人が住んで居る。地理的には日本のほとんどの地域よりも台湾に近く、わずか270kmしか離れていない。愚生の知識の欠落で、沖縄本島とこうも遠いとは思わなかった。鹿児島と石垣島の中間地点に沖縄本島がある。愚生の知人から、八重山諸島への観光は面白くなかったと聞いていた。しかし、愚生には感動の旅行だった。こんなきれいな海が日本にあるのかと思うくらいの素晴さだった。はっきり言って、日本国というよりは外国の感じがした。日本の諸島と違い漁船を見ることがほとんどなかった。そして、生臭い漁港の匂いも、魚に群がる鳥たちもいなかった。石垣島に比べ国有地が9割を占める西表島は、マングローブ林が広かった原生林が川沿いに続く。一方、石垣島に近い竹富島の人口は360人前後で、島に住む島民同志は全て顔見知りだという。この島では警察官もいない。島で見かける人は、ほとんど愚生のような観光客だ。愚生の感覚で言えば、石垣島の街は、日本の辺々に位置する小都市よりも遥かに都会に見えた。一方、人口2500人しかいない西表島やさらに少ない竹富島などは、秘境と呼べるような亜熱帯のリゾート地だ。実際に島に住むとなれば、容易ではないのだろうが。沖縄と一口に言っても、八重山諸島は別の文化圏のような気がした。ところで、この島の三大有名人とは、ボクシングの元チャンピオン具志堅用高、ビギン、そして、夏川りみだそうだ。街の中心街から少し郊外に向かう場所に、夏川りみの実家がある。三階建ての鉄筋造りの大邸宅で一階は家業の八重山そば屋さんとのことだった。ガイドの話しでは、涙そうそう御殿と呼ばれている。また、ビギンの歌などにも何か異国風の沖縄の音階が匂う。そう思って、カミさんにきくと、沖縄の音階には「レとラ」がないそうだ。勿論、ビギンの「島人ぬ宝」の歌はレもラも使われているが、イントロや間奏、最後の歌詞の「教科書に・・・」に続く音律は琉球音階になっているそうだ。そのせいで、本土生まれの愚生には異国風に聞こえるのだろう。最後に、八重山には他にも愚生を歓待してくれた動物がいた。それはリス猿だった。

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2018年2月25日 (日)

知らない所へ行ってみたいという願望

Dsc_00851 今日から八重諸島に旅行する。沖縄県出身者から、沖縄旅行の良い季節は二月だと聞いたからだ。勤め人時代には、外国だが近くにある台北(台湾)へは何度も出張した。しかし、すぐそこにある沖縄となると行く機会はなかった。今は、シルバーライフで時間を持て余している。ただ、いつまでも足腰の立つわけではないから、健脚の内に妻と行くことにした。愚生の勤め人時代は、出張は多かった。しかし、コンピューター関連の仕事だったため、その地域に自社のシステムが稼働していれば用事がある。そうでなければ、商談でもなければ行く機会はなかった。そのせいもあって、観光地に行く機会は極めて少なかった。愚生の友人には、八重山諸島を訪ねて「イリオモテヤマネコ」を見るのかと聞かれたが、そういう目的でもない。猫なら愚生宅にいる偉そうなロシアンブルーの「リリ様」で十分だ。老化現象が始まると、残された時間も限りがあると痛感する。この歳になると若い頃と違って、終末を常に意識するようになってきた。元気で行けるうちに、自分の知らない所へ行ってみたいという願望なのだろうか。愚生の生まれ育った北陸地方とも、徐々に縁が無くなってきた。田舎に行く機会があるすれば、親戚の葬祭くらいだ。ところで、愚生の見慣れた立山連峰の雪景色は、他県の人には素晴らしい景観のようだ。勿論、北アルプス連山の圧倒するような景観は愚生も大好きだ。しかし、それよりも子供心に眺めた朝日に映える立山連峰には別の共感を持つ。険しい冬山を仰ぎ見れば、新雪を踏んで小学校に通った頃が懐かしくよみがえるからだ。

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2017年12月 5日 (火)

妓生(キーセン)観光のイメージを連想

201712040915391 ソウル市が広報のために米ニューヨークの全域に掲示しようとしていた広告が廃案になった。ソウル市は、「ソウルの魅力を表現したこの広告がニューヨーク全域に掲示されて6000万ニューヨーク市民と観光客をひきつけるだろう」と言っていたものだ。しかし、公表後に、ネットを中心に「妓生(キーセン)観光のイメージを連想させる」などの批判が上がった。その広告は、チマチョゴリを着た女性がオッコルム(上着についている紐)をつかんでいる。半透明なチマチョゴリには、ソウルの主要観光地が「オーバーラップ」されている。そして、その下に「Unforgettable Experience in Seoul(ソウルでの忘れられない経験)」と書かれている。「今から脱ぎそうなチマチョゴリ」と「ソウルでの忘れられない経験」との文言を合わせると、女性の性に注目した想像を呼び起こすという主張だ。確かに、言われてみれば妓生観光を彷彿する。悲しいかな、韓国ソウルを訪問すれば、見るべき遺産などはなにもない。朝鮮は明治43年の併合によって大日本帝国領となった。唯一残っていた、朝鮮を統治するための日本朝鮮総督府の建物まで、1995年に金泳三政権が音頭を取って解体してしまった。朝鮮人の性なのだろうか。政権や為政者が変わると、過去の建造物まで全て消し去ってしまう。そのため、朝鮮には遺跡というものがない。女性政策専門家は、広告を見て「海外に披露するソウルのイメージをこのような形で表現したのは問題がある」と指摘する。確かに、女性がすぐにでもオッコルムを解きそうな感じで、裸体を連想する。一方、男性は「イメージそのものよりは広告の文面が問題だと思う」と話す。韓国という国は、整形大国という事実が統計的に確認されている。韓国で整形手術が多いことは文化的な背景がある。テレビ番組「ここがヘンだよ日本人」の「美人とブス」で、韓国人の男が「ブスは最低だからみんな整形しろ。きれいな方がいいに決まっている。」と発言する。別の韓国男性も「前世で悪いことをしたからブスになったのです。」と平気いう。韓国女性は「もう、韓国の男って、ほんとにこうなのです。彼らは女を顔と若さで露骨に差別する。それで当然だと思っている。」と話していた。韓国で整形手術が多いことは、歴史環境が大きく影響を与えている。歴史を遡れば、朝鮮史では新羅が統一王国をつくっや後、支那帝国の歴代王朝の属国として処女を宗主国に献上するのを慣例とした。高麗史、稼亭集、墓誌にも記されている。「清」に対して毎年、供出する宮廷慰安婦、美女三千人という「朝鮮事情」の記述もある。また、韓国で有名な妓生の起源は、はるか新羅、高麗時代からすでに存在していた。李朝時代から妓生庁という官庁に官妓が置かれ、学校まで作って歌舞など諸芸を教えていた。朝鮮の妓女は、一牌、二牌、三牌に分けられ、一牌の官妓には、「薬房妓生」、「針房妓生」、「教坊妓生」あるいは「玉堂妓生」と官女に近い地位で、官位まで持ったものもいた。しかし、地方の官妓は、もっぱら官吏の接待で、性奴隷のような境遇にあった。このような歴史的背景もあって、韓国では整形や売春文化が醸成された。そして、多くの朝鮮半島出身の売春婦が、戦前の日本占領地に押し寄せ、軍隊お相手に商売をした。それが、韓国が言う従軍慰安婦のお婆さんたちの実態だ。戦後になっても、朝鮮半島からの多くの売春婦が世界中に出稼ぎに行く。従軍慰安婦と称するお婆さんたちは、高い料金を貰っておきながら、戦後になって受け取っていないと日本に無心する。いい加減にして頂きたいものだ。

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2017年10月21日 (土)

アパート建設バブルにも終息の兆しが

Pb12 今週、九州を旅行したが、どこに行っても都内と同様に新築アパートが目立つ。春先に旅行した山陽・山陰地方も同様だった。そして、大東建託という看板も多数見かけた。大東建託といえば、賃貸住宅の管理戸数では業界トップだ。供給ベースでも業界第2位の大手だ。特徴は、自社が建築した賃貸住宅を借り上げて、入居者募集から建物管理を引受ける。昔のワンルームマンションのような、収益保証型のサブリースを行っている。建築主の建設目的は土地の相続税対策だ。ただ、低金利を背景に人口減少が続く地域の田んぼや空き地にまで建てられた。アパートバブルを牽引したのが、地銀勢だといわれる。長短金利差が縮小し、日銀のマイナス金利が導入されて、簡単に稼ぐ方法が無くなったからだ。収益を穴埋めするため、全国の地銀が一斉にアパート融資に動いた。2016年末のアパートローンの融資残高の15兆円弱は地銀の融資だ。しかし、愚生の経験であってもパブルは必ず弾けた。当然だろう。今回のアパート建設バブルにも終息の兆しが見えきた。それは建設過多で、地方では空室が埋まらないからだ。その対策として、一定期間の無料貸しをする賃貸アパートさえ出てきた。日経新聞に載った例では、「JR栃木駅(栃木市:県庁所在地は宇都宮市)から徒歩30分。空き地や山々に囲まれたある地域には、アパートの入居者を募るノボリや看板がわずか数百メートルの範囲に8本も立っていた。今夏に完成した新築の物件20部屋弱のうち、9割ほどは埋まっていない。不動産店に問い合わせると、今ならキャンペーンで2年間は賃料を毎月5千円下げる。」という。愚生も初めて耳にする「フリーレント」サービスという制度だ。不動産業界は空室が埋まらない場合、1~3カ月の無料貸しをしたうえで契約に結びつける。そのフリーレント制度を付与した賃貸アパートが、千件以上も出ているという。国土交通省の調べでは、2016年度は全国に43万戸弱も供給されたアパート建設も、28都道府県で対前年比の着工数が減った。最大の減り幅は、栃木県の▼53%減だ。郊外エリアの需要は完全にピークアウトしたようだ。テレビのアパートローンの宣伝に、「頭金がなくても、土地がなくても可能」という文言が並ぶ。馬鹿げた宣伝だ。営業の提示するアパート経営の返済シミュレーションには、節税効果ばかりを強調し、将来の空室リスクを十分に説明していないのだろう。金融庁は顧客本位の業務運営を地銀に求めているが、どれほど効果があるのだろうか。都心部のアパート需要は残るが、人口減少が加速する地方で年間数千戸単位の新規供給を続けることが不条理なことは誰でもわかる。しかし、愚生の田舎の近親者も、大きなローンを抱えてアパートを建設した。棺桶に足を突っ込んでいることを忘れているようだ。愚生にできるリスク管理ときたら、できるだけそういう人と関りを持たないことぐらいしかない。1980年後半からの土地バブルは、多くのサラリーマンに逆資効果の苦労を強いた。しかし、今回は土地成金だった人たちが、溺れて喘いでいるのだから始末は良い。こう考えると、バブル期に借地継続して土地を買わなかった人の先見性に頭が下がる。

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2017年9月17日 (日)

それなりの顧客サービスがあっても

Kyushu_x 九州には、台風十八号が接近している。午前中には、上陸して西日本に針路をとる予想だ。3日前から、予想された進路通りに進む。今回、今日から空路で福岡に入りして、九州本土を一周するツアーに参加予定だった。天候が酷いため、飛行機が飛んだとしても旅行日和ではない。キャンセルが可能なら、別途日程調整をしたいところだった。旅行会社に3日前に、ツアーは大丈夫なのかと尋ねると翌日催行かどうかを決めるという。翌日、改めて確認すると催行が決定したという。九州に台風が上陸する情報が判っていて、催行決定だというから呆れた。いずれにせよ、羽田に行ってから催行中止では困るといった。そうはいっても、電話口の相手は当事者責任があるとは思えない。九月は、上期の売り上げの決算月だ。売掛金として計上予定していた売り上げを、何が何でも実現したい。彼らが直前まで、催行中止にしたくない気持ちは痛いほど判る。しょうがないので、次善策として他社の同様な企画商品を月遅れで申し込んだ。結局、出発前日の夕方遅くに、旅行会社から明日の催行は中止となったといってきた。そして、一日短くして18日出発のツアーにするという提案を受けた。旅行キャンセルは、愚生の責任でないことを確認して、相手の提案を断った。愚生に言わせれば、数日前から催行など無理なのはわかっていたはずだ。いきなり前日に、一日短縮すると言われても、旅行代金や訪問場所の詳しい説明もない。3日ほど前なら、提案を検討する値打ちはあったと思う。しかし、前日に唐突に切り出されても返事のしようがない。息子にこのことを話すと、二人で30万円もの売上なら、ツアーが中止になれば旅行会社の腹が痛いと同情する。他人事のように言うので、愚生も30万円も請求するなら、それなりの顧客サービスがあってしかるべきだと言い返した。ところで、催行中止を見越して保険で申し込んでいた他社企画のツアーは、瞬く間に満席になっていた。愚生と同じことを考える暇人は多いのだと感心した。

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2017年9月12日 (火)

自分勝手な越後人気質

T02200165_0300022512214997640  愚生の郷里である隣県に「越後の国」がある。この田舎県は、上越・中越・下越という地域に分かれていて、それぞれに国立大学がある。また、新幹線の中でも一番不要と思われた上越新幹線は、1982年(昭和57年)に開業した。実に、北陸新幹線より23年も早い。この上越新幹線とは名ばかりで、実は上越地方へは走っていない。上越地方の人は北陸新幹線を使用するから、中越・下越地方への専用新幹線だ。そのせいで、北陸新幹線が開通すると、需要減から一気に本数が削減された。乗る人がいない新幹線など走らす必要がないからだ。新潟県地方の人は、運賃の安い高速バスで東京にでる人が多いと聞くから無用の長物なのかもしれない。愚生が新潟県人を腹立たしく思うもは、彼らの素行が気に入らないからだ。上越新幹線は、全て国費で建設された。一方、北陸新幹線は自治体負担がある。しかし、新潟県知事をはじめ、越後人は支払いを拒否した。なぜなら、富山・石川・福井・そして京都に行く北陸新幹線は、上越地方を通らなければ開通しないからだ。いずれ、国が負担するとゴネまくった。結果として、負担金に見合う別予算を国から勝ち取った。新潟県と言えば、利益誘導型の金権政治家、田中角栄が有名だ。そして、非常識極まる娘の田中真紀子、娘婿の無能力政治家田中直紀の地盤だ。泉田前知事も、訳の分からないことで国にクレームをつけたゴネ得政治家だった。そういえば、嫌われ者歌手の肉屋の娘も新潟県出身者だ。今回問題になった米山新潟県知事も、ヘイト言動で批判されている。新潟県とかかわる人は、すべて国賊になってしまうようだ。中国の民主化運動に身を投じた石平氏が、東京新聞の望月衣塑子記者へ行った批判に対して、米山新潟県知事がヘイト発言で投稿した。米山知事は「望月記者は自国の政府に対し直接対峙している。一方石平氏は今や、祖国を離れ、独裁政権と批判する中国政府と直接対峙することなく日本人向けに中国政府批判を展開しているに過ぎない。闘う望月記者の歌を闘わない石平氏が笑う事は吐き気を催すほど醜悪だと思う。」と投稿したからだ。石平氏は日本国籍を有する正真正銘の日本人だ。それに対して石平氏は「米山知事は意図的に、人権侵害を平気で行う中国の独裁政権と、民主主義の手続きで選ばれた日本政府と混同している。この本質の差を無視して一方的に私を攻撃するとは、公人としては不見識であり、卑劣でさえある。」と発言。さらに「帰化人の私にとっても日本政府は自国の政府だ。しかし米山氏は望月記者に関してだけ『自国の政府』の表現を使うが、私を中国政府と結びつける。それは明らかに、帰化人を日本人と認めない排外主義的態度だ」と反論した。愚生も石平氏に全く同感だ。この米山知事とはいったいどういう人物なのだろうか。知事とう公職にありながら、差別発言を平気で繰り返す。まさに、越後人気質の「自分さえよければ」という勝手な論理を振り回す。確かに石平氏が指摘するとおり、何のリスクもない民主主義国家の日本で、意地悪質問を政府に投げかけ、記者会見を妨害して「権力と戦う」という言いぐさには呆れる。自惚れもいい加減にしろと。所詮、東京新聞などという、如何わしい新聞は中共や北朝鮮からの賛助金でも貰って書いているのだろうか。いつも、中共や北朝鮮の提灯持ちのような記事ばかりを書く。いずれにせよ、愚生の目には、越後人が選ぶ知事や国会議員は、全てとは言わないが百害あって一利なしという人物ばかりだ。あまりふざけた人物ばかりを選ぶなら、新潟県の地方交付税など、即刻、隣県並みに減らすべきだ。

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2017年9月11日 (月)

最後の訪問だと思って旅情を味う

O0480034513646565060 来週は1週間程度の九州旅行のためブログを休むつもりだ。旅行先で書こうと思えば、できないことはない。しかし、そこまでして必要なことではないことは、自分で重々承知している。足腰が立つうちにと、夫婦で東京から遠い地域を優先して旅行している。昨年は、北海道に2回、今年は春先に山陽・山陰地方を旅行した。北海道は商用では何回か訪れた。阿寒湖なども仕事の合間に行った記憶がある。しかし、旅行と違って仕事が中心となるため、訪問先の風情などの記憶は薄い。当たり前だが、商用で訪れた場合は、夜も仕事先の接待もある。とても、旅行気分にはなれない。勤め人を辞めてからは、出張ということはない。だから、最近はこれが最後の訪問だと思って旅情を味わっている。愚生などは、人生の大半は東京在住だった。しかし、東京タワーに上ったのは、高校二年生の時に友人と東京見物に行った時だけだ。東京タワーだけではない。東京ディズニーランドや東京スカイツリーにも入ったことはない。そういう愚生も、フロリダのエプコット (Epcot)へは行ったことがあるから不思議だ。愚生の生まれ故郷の立山・黒部アルペンルートも、数年前に行ったのが初めてだ。冠婚葬祭や帰省で、何度も富山には行った。しかし、夏の林間学校で立山、黒部第四ダムは親父の関係で完成直後に行ったきりだ。そういえば、愚生の勤務先だった製造工場は明石市にあった。そのため、妻から明石原人と呼ばれるくらい明石工場に出張した。ただ、目と鼻の先だった淡路島へは足が向かなかった。今から思うと悔やまれる。その一方で、出張中に休日をホテルで過ごすことになれば、時間を潰すのが大変だ。オーストリアやドイツのような文化遺跡が多い欧州なら訪問先は多い。しかし、カリフォルニアのシリコンバレーなど沙漠の中にできた都市だ。人種のるつぼのような場所で、プライベートで地域と全くかかわりを持たない日本人が時間を潰すのは辛い。都合よく似非クリスチャンだった愚生は、この時ばかりは日系プロテスタント教会で現地の日系米国人との交わりを持った。そのせいだろうか、米国社会の複雑さを垣間見た気がした。一世は日本を話すが、二世三世となると英語しか話せない。彼らが、どのようにしてアイデンティティを持って地域に溶け込んでいるのか興味深かった。そして、米国ではキリスト教会が、それぞれの人種のコミュニティだと痛感させられた。仕事場で一緒であっても、プライベートで付き合うことは人種間ではない。イタリア系マフィアなど、暴力団に在日朝鮮人が多くを占めるのと同様だったのだろう。ただ、近年は日本人が1世として米国に移民するケースは少ない。そのせいだろうか、高学歴者が多くトランプ政権を支持するプアーホワイトのような下層階級は少ない。階級社会や人種間の葛藤は根深いが、日系人が話題になることは少ないようだ。

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