株・為替

2020年9月 9日 (水)

「人の行く裏に道あり。花の山」は今なのだろうか

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ソフトバンクグループ(SBG)が想定元本ベースで数兆円規模のデリバティブ取引を手がけていた。このことから、日本の個人投資家が米国株式市場に現れた「クジラ」の影に身構えている。これが米ハイテク株を、乱高下させた一因なのだろうか。日本の個人投資家が米国株に傾斜してきただけに、SBGへの思惑が広がる。そういう愚生も持ち株の含み益が1月前に戻った感じだ。どうも1月前から、以上に特定銘柄株が上がったがする。過去2週間に取引された個別株のコールの想定元本は1日平均約3350億ドル(約35兆5千億円)と過去最大規模となった。株価指数のオプション取引には大きな変化はなく、アマゾン・ドット・コム、フェイスブックなど個別株のコール取引だけが急増する異常な事態だったという。そして、この10日たらずの取引でSBGが4000億円以上の利益出して売り抜けたという噂がある。事実なら、実際の事業なんて馬鹿らしくなるだろう。8日の米株式相場は大幅続落した。特筆するのは、8日の相場急落のきっかけとなったのが電気自動車(EV)大手テスラ株だ。株式分割で沸いていたアップルも同様に7%安とこれまで堅調だった銘柄ほど売られた。「人の行く裏に道あり。花の山」という株式格言がある。株式市場で利益を得るためには、他人とは逆の行動をとらなくてはならないという格言だが、なかなか暴落の中を買い入れる勇気はない。オプションと呼ばれる金融派生商品を活用したリスクの高い取引も7~8月に急増した反動で、IT株を中心に当面乱高下が続くとの見方が多い。少なくともSQの金曜日までは波乱が続く気がする。ダウ工業株30種平均の終値は先週末比632ドル42セント安の2万7500ドル89セント。8月に急上昇した大手IT(情報技術)株を中心に調整売りが強まった。IT株の多いナスダック総合指数は2日に付けた史上最高値からの下落率は10%を超えた。IT株の多いナスダック総合指数は3日続落した。それにしても、電気自動車(EV)のテスラは取引開始直後に20%安まで値下がりしたのには驚かされた。S&P500種株価指数への採用が見送られたことで失望売りが膨らみ、21%安となった。テスラ株は7月以降、個人投資家の短期売買が急増していた。高値で買った投資家が狼狽売りしたのだろうか。先週初めまでの上昇が急だった分、反動も大きくなっている。今晩はどうなのだろうか。このひと月の満ち溢れた気持ちが吹き飛んだのは、愚生だけであろうか。

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2020年9月 7日 (月)

実のところ孫氏以外は誰にも分らない。

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先週、米テクノロジー企業株が急落する最近の1か月間、売買の主役はソフトバンクグループだったという。同社がテクノロジー企業株のコールオプションを数十億ドル相当で買い入れたとフィナンシャル・タイムズ(FT)4日報じた。コールオプション(予め決めておいた価格で株式を購入する権利)愚生も孫氏が買う銘柄を参考にした。その中で、現物株は圧倒的にアマゾンドットコムを購入していた。コールオプションでもこの比率で買っていたのだろう。ただ、その中にアップル株はなかったような気がする。FTの報道に続き、WSJの後続記事によると、ソフトバンクグループが最近1か月間で購入したコールオプションの規模は、40億ドル(4250億円)程度に達するとあった。現物株にして、ソフトバンクグループが買ったとされるコールオプション価格は、500億ドル(53100億円)程度に達するとある。5兆円も買い上げれば、米国大型株も簡単に押し上げられるのかと感心する。事情の知らない愚生は、上がったマイクロソフト株を五分の一ていど売って、孫氏が買い上げたアマゾンドットコム株を買った。その後の急落で含み損はできたが、利益確定売りと相殺だから、しょうがないと思う。やはり、孫氏はアマゾンドットコムの営業キャシュフローの多さを評価しているのだろう。成長株にPERなどの尺度は意味がないような気もする。その後、情報筋はWSJに対して、ソフトバンクグループが、コールオプションの一部をより高い価格で売ったと述べた。ソフトバンクグループは、これによりかなりの利益を出したとWSJは伝えた。現物株を買い漁り価格を持ち上げておいて、8月に個別株のコールオプションを大量に購入する。コールをSBGに売った証券会社はヘッジの為に現物株を買うため価格は上昇する。この上昇に手持ちの現物株をぶつけて売る。全てのオプションを売ったのは今週なのだろうか。この売りと素人のろうばい売りで、米国IT株は急落したといわれる。ただ、実のところ孫氏以外は誰にも分らない。アップル株やテスラー株が急騰したが、これは株式分割が理由であってソフトバンクグループの買いとは関係がないだろう。アマゾンドットコムの含み損は被ったが、いずれ回復すると期待したい。株式相場格言に「押し目待ちに押し目なし」というのがある。上昇を始めた株の押し目を買おうとしても、都合よく下がってくれるものではない。また押したとしても強い銘柄の押しは、ごく浅い。そう考えれば、買った後の含み損はしょうがないと諦めるしかない。

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2020年9月 2日 (水)

余生が短い年金生活に突入したせい

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ソフトバンクグループ(SBG)が6月末時点で、米アマゾン・ドット・コム株約1000億円など、米IT関連株を多数保有していたことがわかった。武漢ウイルスの感染拡大への対応で、保有資産の現金化を進めていたが、得た資金の一部を上場株で運用する方針のようだ。余った金を成長が見込める銘柄に資金を投じている。孫氏が買った銘柄のうち、アマゾンに次いで保有額が大きかったのがグーグルの約4億7500万ドルだ。ソフト大手の米アドビも約2億4900万ドル保有していた。そのほか米マイクロソフトや米テスラなど26の米上場株などに資金を投じている。米国では1億ドル以上の運用資産を持つ場合、四半期ごとに投資先をSECに届け出る必要があるとのことだ。今回はSBG本体で運用している資産についての開示で、傘下のビジョン・ファンドの投資先とは違う。今月上旬までに携帯電話Tモバイル株の売却などで、4.3兆円分の資金ができたとのこと。資金は自社株買いや負債削減に充てる。ビジョン・ファンドなどの投資事業は急成長が見込める未公開企業への投資が中心だが、SBG本体の投資は上場株式に投資する。これまで購入した株の上位7銘柄をみれば、すべてIT企業だ。その中でも、アマゾンへの投資が群を抜く。愚生も一時は、ほとんどをアマゾン株に投資していたが、2年前のパウエル・ショックで先が見えなくなり一度すべて売却した。今から思えば、アマゾン株を買い戻すべきだったと思う。孫さんの購入した中には、アップル株はない。愚生もコンピューターエンジニアだったせいで、アップル株を買う気にはなれない。何故ならば、中長期的にandroid OSにiOSが押される気がするからだ。WindowsとマックOSのこれまでを比べれば、ある程度納得してしまう。日本株で例えれば、マイクロソフトはトヨタ、アップルはソニーだ。投資効率は、当面はソニーの方がトヨタより良いだろう。しかし、相場の下落局面ではトヨタの方がソニーより耐久力がある。つまり、マイクロソフト株の方がアップル株より下げに強い気がする。アマゾンと比較しても同様だろう。そう考えて、愚生は下げの局面ではマイクロソフト株が安心だと考えて、パウエル・ショック後は買った。そのせいで、3月の武漢ウイルスでの株の下げ局面では一株も売らずに済んだ。マイクロソフト株の上げ足は遅いが、GAFA株買いの一巡後には、割安感から買われるのではないかと期待している。どうも、余生が短い年金生活に突入したせいで、目先の儲けより、中長期的に大損をしないことを重視するようになったせいだろうか。しかし、愚生の予想は、いつも「捕らぬ狸の皮算用」ばかりだから投資は自己責任で。

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2020年8月28日 (金)

28日のニューヨーク市場が気になる。

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27日の米株式市場で小売り大手ウォルマートの株価は一時6.6%上昇した。ウォルマートは米マイクロソフトと手を組み、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の共同買収を目指すと表明したからだ。米アマゾンドットコムと競合するウォルマートは、これまでマ マイクロソフトのクラウドサービス「Azure(アジュール)」を全社で使用しており、両社間にはすでに協力関係がある。ウォルマートは声明で「ティックトックが進めた電子商取引(EC)や広告との統合は、動画のクリエーターやユーザーにとっても大きな利点となる」と指摘する。ウォルマートは、ティックトックの買収で、EC事業とのシナジー効果を発揮させる狙いがあるようだ。既に買収交渉を進めるマイクロソフトとの関係では、店舗とネットを融合した顧客開拓やマーケットプレイス、広告事業の強化につながるという。愚生にとっては、ウォルマートの参入は予想外の展開である。ウォルマートといえば、日本のスーパー西友を買収した。そして、ウォルマートは投資ファンドに西友を売却して撤退するまで、愚生の住む最寄りの駅前の店舗で営業していた。この報道のせいなのだろうか、27日はナスダック総合指数が下げていたにもかかわらず、マイクロソフトの株価も2.46%上昇した。ただ、動画投稿アプリTikTokは、米国事業の売却に300億ドル(約3兆2000億円)を要求しているというから、予断は許さない。報道によると、バイトダンスは早ければ28日にも独占交渉先を選ぶ見通しだという。それが決まらなければ、価格の詰めができず、買収どころの話ではない。トランプ氏は今月6日、ティックトックやバイトダンスとの取引を45日後から禁じる大統領令も発令した。9月半ばまでに買い手と合意できず、サービス停止に追い込まれる事態もある。一方、26日には米国法人のケビン・メイヤー最高経営責任者(CEO)が辞任した。そう考えると、TikTokの米国事業は売却か停止以外の選択肢しかないだろう。まあ、愚生にとって買収内容などはどうでも良い。持ち株のマイクロソフト株価さえ上がればよいと思っている。身勝手な論理だと思われるが、こと自分の金銭となると、倫理観や将来性の安全保障などは二の次になってしまう。マイクロソフトによるTikTok買収が48時間以内に決まりそうとの噂も流れている。28日のニューヨーク市場が気になる。

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2020年8月 1日 (土)

GAFA+Mの米大手ハイテク企業の好決算

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JR東海が31日に2020年4~6月第二四半期の連結決算を発表した。営業損益は、836億円の赤字(前年同期は2062億円の黒字)だった。2003年からの四半期決算導入後では初の赤字に転落した。武漢ウイルスの感染拡大に伴い、稼ぎ頭の東海道新幹線の利用が急減したことが原因だ。東名阪出張者の激減で、売り上高は1287億円と前年同期に比べて73%も減った。最終損益は726億円の赤字(前年同期は1313億円の黒字)。金融危機後で景気が低迷していた2010年1~3月期の水準を超え、四半期で過去最大の赤字となった。JR東日本に続き、JR東海も大幅な赤字決算となった。また、お盆期間の指定席予約状況は前年同時期に比べ8割減で推移しているというから、第二四半期の7~9月期も厳しい経営状況が続きそうだ。JR東海の株価は9営業日連続で下落し、一時1万2665円と約6年2カ月ぶりの安値を付けた。鉄道がだめなら、空運の日本航空も未曽有の危機にさらされている。2020年4~6月期連結決算は営業損益が1200億円規模の赤字(前年同期は210億円の黒字)と過去最大だったようだ。武漢ウイルスの感染拡大で、資金繰りに備えて、総資産の3割近い5000億円規模の資金調達に動きだしている。同業の全日空も、JALの倍、1兆350億円の調達に動いている。ただ、売上高営業利益率では、JALは利益重視路線だったため、7%強とANAの3%より経営効率が良い。愚生も飛行機に乗ることは多いが、航空業界は機材や人件費など固定費負担が大きいようだ。そのため、売り上げの急減で、即時に赤字になるようだ。JALの社長は「国内線需要が8割まで回復すると、全社的に黒字化する」と話すから、当分の間は赤字だ。更に、国際線については武漢ウイルスの感染拡大が再び増えており、いつになったら元に戻るかわからない状況が続く。2022年3月期以降に導入予定だった機材については、米ボーイングと欧州エアバスなど航空機メーカーから前払い金を猶予してもらう考えだという。しかし、航空機製造企業も青息吐息で倒産寸前のため、容易にまとまるかわからない。愚生は、輸送関連の株を持っていないことが幸いした。日本株に引き替え、アップルやアマゾン・ドット・コムなどを含むGAFA+Mの米大手ハイテク企業の好決算に支えられ、ナスダック指数は堅調だ。また、マイクロソフトは動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業買収で交渉に入ったことで活況化の話題につきない。

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2020年7月24日 (金)

投資家は付和雷同の群集心理

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昨日のニューヨーク市場はマイクロソフトの4-6月(第2四半期)は好決算だったが、S&P500種の業種別はテクノロジーや一般消費財の下げが目立った。週初に大幅上昇していたナスダック100指数は、結局、週間ベースでマイナスだった。アルファベットやアマゾン・ドット・コム、アップルは売られ、いずれも3%を超える下げとなった。マイクロソフトは、クラウド部門の売上高の伸びが47%と予想に届かず株価は下落した。また、テスラは決算が予想を上回ったにもかかわらず売られた。愚生は、利益確定売りが出たとの見方だ。好材料出尽くしで、売りが出たのだろう。株については、古今東西に似たような格言がある。それは、「Buy the rumor, sell the fact」和訳すれば、「噂で買って事実で売る」だ。期待されていた好決算が発表されたにもかかわらず株価が急落する。また、不安視されていた業績の下方修正が発表された途端に株価が反発する。長年株を売買していると、このような局面に出くわすことはよくある。常識的な感覚では理解できないが、市場心理で価格が決まる株の世界ではよくある。そのため、買い材料の噂が出た段階で買っておき、事実として発表された段階では売った方が資金効率は良い。なぜならば、相場は事実よりも噂や思惑で先に先に動くから、事実として公表された段階ではすでに株価には織り込み済みとなっている場合が多い。しかし、全てがこの通りにはいかないから、カラ売りで踏みあげられて市場から退場する人は多い。愚生の友人も長年「へそくり」した金で、退職を前に株を買った。虎の子の金で株を買うのは、止めるべきだと助言したかった。しかし、投資は自己責任だから、そこまでは言えない。ただ、失敗すると思うから次のことを伝えた。株は皆が買うから上がる。そして、皆が売る時に暴落する。すなわち、普通の感覚でやれば、必ず株を高値で買って安値で売る。「人の行く裏に道あり花の山」株式投資の格言といえば、何をおいてもまず出てくるのが、この言葉だ。投資家は、とかく付和雷同の群集心理で動く。事なかれ主義で何事によらず逆らわないのが世渡りの平均像だが、人生の成功者は誰もやらないことをやってきた人たちだ。そう考えると、株で儲けることは今更ながら、明確な信念を持たなければ容易なことではない。

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2020年7月 9日 (木)

ナスダック総合指数は最高値を更新

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アップルやアマゾン・ドット・コムなどのハイテク銘柄の好調で、ナスダック総合指数は終値ベースの最高値を更新した。ダウ工業株30種平均は177.10ドル(0.7%)高の26067.28ドル。ナスダック総合は1.4%上昇。武漢ウイルス感染者数の増加や米中間の貿易摩擦が懸念されたものの、ハイテク主導の米株高が強まったようだ。愚生は、原油はコンタンゴで儲からないと見切って損切りした。その後、ニューヨーク原油先物相場は4カ月ぶり高値で終え、41ドル台まで回復した。ただ、米国の在庫が過去最高水準近くにあり、夏季のガソリン需要が約20年ぶりの低水準にある。そう考えれば、これ以上の値上がりは見込めない気がする。いずれにしても、知らない物に飛びついて損切りという悪しきパターンは過去も多く経験した。その戒めから、現在は愚生の専門であるコンピュータ関連企業しか、投資対象にしていない。幸いにも、武漢ウイルスによってクラウド化やテレワークがいっそう進んだため、愚生の持ち株には向かい風にはならなかった。また、過剰の紙幣印刷からか、金は久しぶりに1オンス=1820.60ドルにまで上昇している。日本でも、東証1部の33業種の中で、情報・通信への評価が高まっている。武漢ウイルス問題を受けた在宅勤務の広がりや工場自動化に通信基盤の強化やソフトウエアへの投資が欠かせないからだろう。その結果、7月に入って情報・通信セクターの指数パフォーマンスが1位となった。ところで、今日は渡辺明棋聖に藤井聡太七段が挑戦する、将棋の棋聖戦五番勝負、第3局が千代田区の「都市センターホテル」で行われる。本局で藤井七段が勝てば、初のタイトル獲得となる。17歳11ヵ月でのタイトル獲得は、これまでの年少記録だった屋敷伸之九段の18歳6ヵ月を更新する。愚生は棋聖戦五番勝負をAbemaTVで観戦するつもりだが、その前にむさ苦しいので散髪に行ってこようと思う。魔太郎(渡辺明)には悪いが、愚生は棋聖が負けることに願をかけている。

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2020年6月23日 (火)

武漢ウイルスで、不景気の株高

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22日の米国株式市場は、ハイテク株を中心に買いが入り、主要3指数がそろって上昇して終了した。武漢ウイルス感染が再び拡大していることに懸念はあるが、それに対する政府の一段の景気刺激策が導入されるという期待を背景に、ナスダック総合株価指数は終値での最高値を更新した。マイクロソフトやアップル、アマゾン・ドット・コムの買い注文で指数は過去最高を更新した。ただ、米国では、武漢ウイルスが南部や南西部の一部の州で、新規感染者が過去最多を記録した。そして、陽性率が10-20%の州もあるという。こういう状況下だから、政府による追加刺激策がるとの期待で株価が上昇したというが、ほんとうだろうか。後付け理由は、何時もいい加減だと思っているが、今回は酷過ぎないか。あまりにも無責任な解説ではないか。確かに、景気てこ入れ策の一環として、下院民主党は1兆5千億ドル規模のインフラ整備計画法案を発表した。また、トランプ政権も1兆ドル近いインフラ計画の提案を準備しているという。その中で、トランプ大統領は22日、武漢ウイルス危機を受けた経済対策として、国民への現金給付の第2弾を支持すると述べた。どうもこれが引き金で、株価の上昇を引き起こったのかもしれない。米国では、国民給付金で個人が株を買うため、ここのところ株式口座数が増大している。また、モバイル株取引のロビンフッド経由で購入すれば、株の取り引き手数量は無料だという。そして、日本でも株式口座数が増えるという同様な現象が起きている。アマゾンやマイクロソフトなどは、クラウド環境の巣籠り銘柄で、武漢ウイルスの打撃が比較的小さいというか、業績にはプラスに働くようだ。個別ではアップルが2.6%、マイクロソフトが2.78%上昇した。捨てる神あれば、拾う神ありだ。不景気の株高とは、よく言い古された慣用句だ。
ダウ工業株30種 26024.96 +153.50
ナスダック総合 10056.48 +110.35
S&P総合500種 3117.86 +20.12

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2020年6月12日 (金)

金融緩和を支えに株高基調は変わらない

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昨日(11日)の米株式市場は、ダウ工業株30種平均が3日続落し、前日比1861ドル82セント(6.89%)安の2万5128ドル17セントで引けた。下げ幅は一時1900ドルを超え、終値でも過去4番目の大きさだった。下げた理由は、武漢ウイルスの感染「第2波」と景気回復の遅れ懸念だという。愚生は株が上がり過ぎたので、投資家が一斉に利益確定売りに走ったのだろうと思う。これまで、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は、前日に最高値を更新していた。11日は一転、5%を上回る下げだ。直近までの株高は、成長回復に向けた素地が整いつつあるとの楽観論だったという。しかし、今度の理由は、急に感染の再拡大になれば、経済活動を再び制限する必要が出てくるからだという。そして、楽観シナリオの修正が昨日の株安につながったとの後付け講釈だ。長い間株式投資をしてきたが、事前に予想していって欲しいものだ。トランプ大統領が11日にツイッターで「FRBは間違っている」と発言し、7~9月期以降、景気は順調に回復すると強調したが誰も信用しなかった。その証拠に、FRBの経済見通しで、2021年末の失業率は6.5%が下げの引き金になったようだ。投資家の先行き警戒を示すVIX指数が再び30台に乗せた。1日の上昇幅は10ポイントを超え、3月中旬以来の大きさだ。VIXは、「恐怖指数」ともいわれる。20を超えると先行きへの警戒が強まったと解釈する。しかし、愚生に言わせれば、もともと現在の株価水準は買われすぎだった。要するに、11日の株価急落は需給的な要因だろう。米国株先物の累計買い持ち高が急増して株価を押し上げた。そのため、リスク回避ムードになると、投機的に売りが売りを呼ぶ。愚生のポジショントークかもしれないが、今後の相場について、武漢ウイルスがどうなろうと金融緩和を支えに株高基調は変わらないと思う。しばらくは、感染状況で相場は振り回される可能性はある。しかし、余った金の向かう先は当面は株式市場しかない。東京も都知事選が始まる前に「東京アラート」を解除した。小池知事のパーフォーマンスだったから、深い意味は知らない。今日からは、休業要請解除・緩和のロードマップでパチンコ店やゲームセンター、インターネットカフェなどが対象の第3段階「ステップ3」に進む。飲食店の営業時間は酒類の提供も含めて午前0時までに繰り下げられる。そして、19日からは都県境を超えた旅行も自由になる。愚生の残された余命を大切に使いたいものだ。ところで、昨日の将棋名人戦は、魔太郎が勝った。愚生のシナリオ通り進めば、藤井棋聖、渡辺名人が誕生する。愚生は魔太郎には批判的だが、最実力者であることは衆知の事実だ。

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2020年5月12日 (火)

少年老い易く、学成り難し

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ここのところ、インターネットへのアクセスが非常に遅くなった。アクセス速度を計測してみると90Mbps位だから、以前と転送速度は変わらない。どうも、アクセスするサーバーの負荷が重くなって、遅くなったようだ。テレワークで家にいる時間が長くなった。その結果、多くの人が興味のあるサーバーに長時間アクセスするからだろう。社内からのアクセスであれば、トレースが取られている。しかし、自宅の端末からならアクセス制限がないため、無制限に見放題だ。そのせいもあるのだろう。ネット証券に口座を開く人が急増しているという。愚生が口座を開いたのは、15年以上も前だ。当時、今のSBI証券は、Eトレードという名称だった気がする。野村証券から口座を変えて、手数料が大幅に安くなって感激したことを覚えている。その後、長い間株式投資をしているが、成果は上がらないで時が過ぎていく。つくづく世の中は甘くいないと、再認識させられる。神様でない限り、一勝一敗が常だろう。あとは、損切と利確の繰り返しで、少しずつ稼ぐしかない。愚生は基本的に、自分の専門分野だった米国インターネット関連企業にしか投資しない。特に勤務していたF社の株などは絶対に買わない。しかしながら、株が上がるのは可笑しいと思い、F社株を空売りした時は、踏みあげられて大損した。世の中、事情をよく知っていてもこのようなものだから、株式投資で儲ける事は容易でない。今回、先物原油の投資信託でも、Contango(コンタンゴ)「期先の限月の価格が高く、期中、期近と受渡し期日までに残された期間が短くなるほど価格が安い状態」について、改めてその重要性を再認識させられた。老いても学ぶことは多い。そう思うと、中学時代に諳んじた漢詩が頭に浮かぶ。
少年老い易く 学成り難し
一寸の光陰 軽んず可からず
未だ覚めず池塘 春草の夢
階前の梧葉 已に秋声
愚生の人生も、当にこの漢詩の通りだ。秋風が吹いて、人生は終わりに近づこうとしている。

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