株・為替

2020年6月23日 (火)

武漢ウイルスで、不景気の株高

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22日の米国株式市場は、ハイテク株を中心に買いが入り、主要3指数がそろって上昇して終了した。武漢ウイルス感染が再び拡大していることに懸念はあるが、それに対する政府の一段の景気刺激策が導入されるという期待を背景に、ナスダック総合株価指数は終値での最高値を更新した。マイクロソフトやアップル、アマゾン・ドット・コムの買い注文で指数は過去最高を更新した。ただ、米国では、武漢ウイルスが南部や南西部の一部の州で、新規感染者が過去最多を記録した。そして、陽性率が10-20%の州もあるという。こういう状況下だから、政府による追加刺激策がるとの期待で株価が上昇したというが、ほんとうだろうか。後付け理由は、何時もいい加減だと思っているが、今回は酷過ぎないか。あまりにも無責任な解説ではないか。確かに、景気てこ入れ策の一環として、下院民主党は1兆5千億ドル規模のインフラ整備計画法案を発表した。また、トランプ政権も1兆ドル近いインフラ計画の提案を準備しているという。その中で、トランプ大統領は22日、武漢ウイルス危機を受けた経済対策として、国民への現金給付の第2弾を支持すると述べた。どうもこれが引き金で、株価の上昇を引き起こったのかもしれない。米国では、国民給付金で個人が株を買うため、ここのところ株式口座数が増大している。また、モバイル株取引のロビンフッド経由で購入すれば、株の取り引き手数量は無料だという。そして、日本でも株式口座数が増えるという同様な現象が起きている。アマゾンやマイクロソフトなどは、クラウド環境の巣籠り銘柄で、武漢ウイルスの打撃が比較的小さいというか、業績にはプラスに働くようだ。個別ではアップルが2.6%、マイクロソフトが2.78%上昇した。捨てる神あれば、拾う神ありだ。不景気の株高とは、よく言い古された慣用句だ。
ダウ工業株30種 26024.96 +153.50
ナスダック総合 10056.48 +110.35
S&P総合500種 3117.86 +20.12

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2020年6月12日 (金)

金融緩和を支えに株高基調は変わらない

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昨日(11日)の米株式市場は、ダウ工業株30種平均が3日続落し、前日比1861ドル82セント(6.89%)安の2万5128ドル17セントで引けた。下げ幅は一時1900ドルを超え、終値でも過去4番目の大きさだった。下げた理由は、武漢ウイルスの感染「第2波」と景気回復の遅れ懸念だという。愚生は株が上がり過ぎたので、投資家が一斉に利益確定売りに走ったのだろうと思う。これまで、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は、前日に最高値を更新していた。11日は一転、5%を上回る下げだ。直近までの株高は、成長回復に向けた素地が整いつつあるとの楽観論だったという。しかし、今度の理由は、急に感染の再拡大になれば、経済活動を再び制限する必要が出てくるからだという。そして、楽観シナリオの修正が昨日の株安につながったとの後付け講釈だ。長い間株式投資をしてきたが、事前に予想していって欲しいものだ。トランプ大統領が11日にツイッターで「FRBは間違っている」と発言し、7~9月期以降、景気は順調に回復すると強調したが誰も信用しなかった。その証拠に、FRBの経済見通しで、2021年末の失業率は6.5%が下げの引き金になったようだ。投資家の先行き警戒を示すVIX指数が再び30台に乗せた。1日の上昇幅は10ポイントを超え、3月中旬以来の大きさだ。VIXは、「恐怖指数」ともいわれる。20を超えると先行きへの警戒が強まったと解釈する。しかし、愚生に言わせれば、もともと現在の株価水準は買われすぎだった。要するに、11日の株価急落は需給的な要因だろう。米国株先物の累計買い持ち高が急増して株価を押し上げた。そのため、リスク回避ムードになると、投機的に売りが売りを呼ぶ。愚生のポジショントークかもしれないが、今後の相場について、武漢ウイルスがどうなろうと金融緩和を支えに株高基調は変わらないと思う。しばらくは、感染状況で相場は振り回される可能性はある。しかし、余った金の向かう先は当面は株式市場しかない。東京も都知事選が始まる前に「東京アラート」を解除した。小池知事のパーフォーマンスだったから、深い意味は知らない。今日からは、休業要請解除・緩和のロードマップでパチンコ店やゲームセンター、インターネットカフェなどが対象の第3段階「ステップ3」に進む。飲食店の営業時間は酒類の提供も含めて午前0時までに繰り下げられる。そして、19日からは都県境を超えた旅行も自由になる。愚生の残された余命を大切に使いたいものだ。ところで、昨日の将棋名人戦は、魔太郎が勝った。愚生のシナリオ通り進めば、藤井棋聖、渡辺名人が誕生する。愚生は魔太郎には批判的だが、最実力者であることは衆知の事実だ。

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2020年5月12日 (火)

少年老い易く、学成り難し

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ここのところ、インターネットへのアクセスが非常に遅くなった。アクセス速度を計測してみると90Mbps位だから、以前と転送速度は変わらない。どうも、アクセスするサーバーの負荷が重くなって、遅くなったようだ。テレワークで家にいる時間が長くなった。その結果、多くの人が興味のあるサーバーに長時間アクセスするからだろう。社内からのアクセスであれば、トレースが取られている。しかし、自宅の端末からならアクセス制限がないため、無制限に見放題だ。そのせいもあるのだろう。ネット証券に口座を開く人が急増しているという。愚生が口座を開いたのは、15年以上も前だ。当時、今のSBI証券は、Eトレードという名称だった気がする。野村証券から口座を変えて、手数料が大幅に安くなって感激したことを覚えている。その後、長い間株式投資をしているが、成果は上がらないで時が過ぎていく。つくづく世の中は甘くいないと、再認識させられる。神様でない限り、一勝一敗が常だろう。あとは、損切と利確の繰り返しで、少しずつ稼ぐしかない。愚生は基本的に、自分の専門分野だった米国インターネット関連企業にしか投資しない。特に勤務していたF社の株などは絶対に買わない。しかしながら、株が上がるのは可笑しいと思い、F社株を空売りした時は、踏みあげられて大損した。世の中、事情をよく知っていてもこのようなものだから、株式投資で儲ける事は容易でない。今回、先物原油の投資信託でも、Contango(コンタンゴ)「期先の限月の価格が高く、期中、期近と受渡し期日までに残された期間が短くなるほど価格が安い状態」について、改めてその重要性を再認識させられた。老いても学ぶことは多い。そう思うと、中学時代に諳んじた漢詩が頭に浮かぶ。
少年老い易く 学成り難し
一寸の光陰 軽んず可からず
未だ覚めず池塘 春草の夢
階前の梧葉 已に秋声
愚生の人生も、当にこの漢詩の通りだ。秋風が吹いて、人生は終わりに近づこうとしている。

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2020年5月 9日 (土)

今は見る影もない。

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 野村ホールディングスが発表した2020年1-3月期の連結純損益は345億円の赤字(前年同期は8億円の黒字)だった。武漢ウイルスの感染拡大で、保有資産の評価損を迫られたことなどが要因だという。株屋が株で稼げないのだから、素人が稼ぐのは容易でない。ただ、自分の命金で投資するのか、会社の泡銭かでは大きく意識が違う。どうも出資先の米資産運用会社の減損損失164億円の計上が赤字の原因だという。ただ、345億の赤字だから、これだけの原因ではないだろう。野村証券のCFOは、マーケット急変の影響は1000億円ぐらいの業績インパクトがあったというが、それも含めての経営ではないのか。赤字幅を抑えられたというのは構造改革の成果だという身勝手な評価には呆れる。同社は2022年3月期までの3年間で1400億円規模のコスト削減を目指す構造改革に取り組んでいる。構造改革とは美しい用語だが、やっていることは社員の首切りと非正規職員の雇止め、事務費の圧縮などだ。馬鹿でもチョンでもできる内容だ。前年同期との比較では、海外拠点の税引き前損益は、米州が244億円の赤字(前年同期は37億円の赤字)、欧州が195億円の赤字(同255億円の赤字)、アジア・オセアニアが33億円の赤字(同87億円の黒字)。合計では472億円の赤字(同205億円の赤字)を見れば、海外子会社の投資は全て業績の足を引っ張っている。本来なら金利低下局面では債券トレーディングの環境がよかったはずだ。ここで利益が増えていないことは、株屋としての実力がなかったとの見方ができる。SBI証券を利用する前は、朝の日課が野村證券に電話をすることだった。あの頃は、売っても買っても手数料が高く、おまけに証券取引税もあり株屋の天国だった。野村証券の社員の賞与は机に立つというくらい多かったと聞く。バブル当時の株は5000円台だった。今は444円というから見る影もない。

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2020年4月28日 (火)

石油新興国は全て破綻してしまう

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原油先物価格は、北海ブレント先物が1バレル=20ドルを下回ったほか、米原油先物は25%急落した。新型コロナウイルス流行による需要急減で原油貯蔵施設が不足するとの見方から米先物への売りが強まったという。そして、先週時点の世界の貯蔵施設は備蓄が約85%いうからお先真っ暗だ。そういえば、免疫チェックポイント阻害薬のオプジーボの小野薬品工業で大損した時も、情報は日経ラジオからだった。そして、楽天証券が煽り立ていた。今回も、日経ラジオで杉村氏が推奨していた原油先物に乗ったのが事の始まりだ。昨日も買いを入れたため、ずいぶん愚生の懐から投資してしまった。米WTI先物価格CLc14.16ドル(24.6%)安の12.78ドルだ。そこ結果、米国の石油市場で最大の上場取引型金融商品である「ザ・ユナイテッド・ステーツ・オイル・ファンド(USO)」は27日、原油先物の期近6月限のポジションを解消し、下落要因に拍車をかけた。投資は自己責任というが、原油価格が溶けていくようだ。愚生の持ち分は現引きで保持だが、破綻して解散価値がゼロも覚悟しなければならない。ずいぶん安い価格で買ったと思った多ため、ここまで下がるとは思わなかった。今の価格は、愚生が大学に入学した頃の第一次石油オイルショックと価格が変わらない。4次中東戦争の勃発に伴うアラブ産油国(OPEC)の石油戦略により、石油価格が高騰した。アラブ諸国が産油国であることを生かし、イスラエルとアメリカに圧力をかけて、有利な休戦条件に持ち込もうとした。そして、原油の公示価格を130%引き上げ、1バレル当たり11ドル65セントとすることを決めた。その結果、安価なアラブ原油に依存していた西側先進工業国の燃料不足や原料不足をもたらし急激な物価上昇となった。今の下落した原油価格は、50年前とそん色はない。これでは、サウジアラビアやロシア、石油新興国は全て破綻してしまう。そうならないように、愚生は拝んで待つしかない。

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2020年4月22日 (水)

キャッシュフローが見込める優良企業

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ブルームバーグに、「ヘッジファンド、そろりリスクオン」と言う記事があった。溺れる者は藁をもつかむという格言通り、愚生に都合のいい情報には耳を傾ける。暴落で大打撃を受けたヘッジファンドの一部が、そろりとリスクオンに動いているという内容だ。そのネタは、武漢ウイルスでの流行が米国一大感染地で峠を越えたとの見方からだ。ここ2週間は、株式の一部銘柄に買いが入ってきている。投資先銘柄としては、事業が堅調で今後もキャッシュフローが見込める優良企業だ。そして、保険としての反対売買では、インデックス指標や業績の悪い企業をショートしている。米国のヘッジファンドは、グロスでもネットでもレバレッジが上昇しているというから、強気に転じているようだ。その証拠に、コンピューターのシステム取引を活用するファンドも、株の買い手に回っているという。そういえば、アマゾンの株価など、上下しながらも最高値を更新し続けている。ただし、インデックス・通貨・金利に投資するグローバルマクロ型のヘッジファンドは売りを継続だという。やはり、どんな時でもキャシュリッチな企業の株は安心・安全資産なのだろう。そう考えれば、愚生の持つ銘柄が頭に浮んで、心穏やかになる。短期的にはこれからも、不安定な相場展開が続く可能性が高い。しかし、ファンド勢は少しずつ買いを増やしている。そして、武漢ウイルスを巡る極度の不安は後退したという気運になってきた。武漢ウイルスの感染拡大ペースの鈍化で、ポジションを再構築していくにつれて、リスクオンになっていくようだ。QE4の米ドルバラマキ政策による不景気の株高は再来するのだろうか。愚生は、人生観として「堪え難を耐え、忍び難を忍ぶ」という言葉が好きだ。原油価格が10ドルに近づく今、当にそういう心境だ。

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2020年4月21日 (火)

自分の外側にあうものは幻影だ

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人は何かにつけて気になるものだ。そう考えれば、書籍『A Course in Miracles』でいう、過去の経験によって身についた「否定的な自己」を解消して「いまの瞬間」に生きる必要性を感じる。人は「自分の外側に何もなく、あると思われるものは幻影」だということを悟る必要があるのだろうか。身内の事情で、中古マンションを買った。しかし、瑕疵担保責任がないというので、実際に住むにはそれなりの手がかかった。安く上げようと、業者からの見積もりを案件ごとに手配師のように自分で発注した。理由は出来高払いで痛い目に遭った経験から、見積もり無しでは絶対に発注しない。また、こちらの足元を見て値段を言うような業者を排除するため、指値か相見積を取る。そのため、指値に応じれば即発注するものを、数千円のことで受注できない担当者には気の毒に思う。しかし、お互いに商取引だから相手に手加減はしない。ヤクザな企業に長い間勤めた証なのだろうか。自分の手にしていた案件が終わりに近づくと、投資した株や石油の価格が頭をよぎるようになった。A Course in Miraclesによれば、不安や恐怖は自分の心を鏡に映して、自分で作り出すものだ。本来、「人は自分の外側にあうものは幻影だ」と悟れば、外乱に煩わされることはない。しかし、悟らない愚生は、武漢ウイルスの感染拡大で、石油需要が急減し、ニューヨークで原油価格がマイナスになったというニュースで心がざわついた。この結果、サウジアラビアが5月から始める予定である原油減産の前倒しを検討するという。原油先物相場がマイナス圏に入り、早めの対応が必要だと考えたのだろう。サウジやロシアなどOPEC加盟・非加盟の産油国は協調減産を止めたことで、石油価格が急落した。その原油安を受け、再度減産を実施することで、今月合意した内容を前倒しにするという。愚生は原油ETNを持っているせいで、外乱に煩わされるなと言われても気になってしょうがない。「上がり坂あれば下り坂あり、上がり坂の悪材料は買い」というから、悪材料でもいずれ原油価格は回復するだろう。泣かぬなら鳴くまで待とう時鳥。

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2020年4月17日 (金)

「待てば海路の日和あり」と分かっていても

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原油の減産合意がなされても、価格は一向に上昇しない。愚生のように、イナゴが群がるように原油ETFを買った者は多かっただろう。OPECは武漢ウイルスの感染拡大で世界経済が停止するため、加盟国産原油への需要は30年ぶりの水準に低下すると見込む。OPEC加盟国を含む主要産油国は更なる協調減産の緊急性が浮かんで見える。OPECは16日公表した月次の石油市場報告で、4-6月の加盟国産原油の平均需要を日量2000万バレル弱と予想する。1989年初め以来、OPECの生産水準がこの水準まで下がったことは過去にない。ここまで需要が減ると、減産合意を各国が完全に順守したとしても、生産量はおよそ日量2340万バレル前後となる。これでは需要を未だ370万バレルも上回る。こう考えると、原油価格の上昇は、今年度は期待ができそうもない。原油に群がったイナゴは、いつまで待てるだろうか。投資資金が潤沢であれば放置すれば良いだけだ。愚生は過去にもインド株や原油に投資した。しかし、上昇するまで待ちきれずに途中で投げた。「待てば海路の日和あり」が頭で分かっていても、短期的な欲に負けてなかなかできない。今は「風林火山」【疾(と)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し】という武田信玄の旗頭を好む年になった。亀の甲より年の劫という年齢になってしまった愚生は、今度は待てるだろうか。シェールガスの採算コストは42ドル。サウジアラビアの経済は82ドルを前提になされている。ロシアとて50~60ドルでなければ、経済は回らないはずだ。そう考えれば、いつまでも原油が低価格に放置されるとは思えない。縁起でもない話だが、手っ取り早く、どこかのテロ組織が原油施設を破壊してくれればと願うのは愚生だけだろうか。どう考えても、武漢ウイルスの完全な終息には1年はかかる気がする。それまで、買ったETFを抱え込むしかないようだ。

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2020年4月15日 (水)

待つと云う忍耐力は重要な要素の一つ

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トランプの仲介で、原油減産合意がなされたが、いっこうに原油価格は上がらない。そのせいなのだろう、米国で原油生産量が最も多い南部テキサス州の規制当局が、供給過剰の解消に向けた生産制限の導入について検討を始めた。導入すれば1970年代前半以来、40年ぶりとなる。OPECやロシアは米国にも減産への協力を求めており、テキサスが独自に制限を導入すれば原油価格の反騰に弾みがつく。減産合意がされても、武漢ウイルスによる需要減で、米原油先物指標のWTI(ウエト・テキサス・インターミディエート)は、1バレル20ドル台に下落している。そして、大半の米シェールオイル生産業者にとって採算割れの水準だ。シェール生産大手の幹部は原油安に関し、米国がOPECプラスに参加しないため、減産が明確になっていないからだと指摘する。政府ができないなら、テキサス州内の生産者に2割程度の減産を命じるべきだと訴える。一方で石油メジャーなどは、豊富な資金力があり業界への逆風は小規模の石油会社を買収するチャンスにもなるため反対する。米国で減産は無理かと言えば、過去には過剰解消を目指すため連邦政府の需要予測に基づいてそれぞれの生産量を決め、各州の制度に従って生産者に枠を割り振ったこともある。オクラホマやノースダコタ両州でも生産制限を求める声があり他州の動向も踏まえ、4月中にも最終決定するとみられる。テキサスが生産制限を導入すれば供給過剰の解消を目指す国際連携に追い風になる。テキサスは産油国との対話も進めているため、将来的に協調減産に参加するのではとの観測も出る。原油の減産など、極東の島国に住んでいる愚生が心配することではない。愚生が20ドル割れ近くで、すぐに反騰を期待して原油のETFを買い込んだせいだ。しかし、世の中そう上手くはいかない。「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」と損切りするという手段もある。しかし、今は鳴くまで待とうホトトギスという心境だ。株式投資では、待つと云う忍耐力は重要な要素の一つだ。これは長期投資だと開き直るつもりはない。

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2020年4月14日 (火)

心動けば相場に曲がる

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石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国で構成する「OPEC+」が大幅な減産で合意した。トランプ大統領は、Twitterで控えめに言っても、OPEC +が削減しようとしている数量は、一般に報告されている1000万ではなく、1日に2000万バレルだ。武漢ウイルスの災害から事業を立ち直れば、エネルギー産業は現在予想されているよりもはるかに速く回復する。この非常に大きなビジネスを軌道に乗せるために、私と協力してくれたすべての人々、特にロシアとサウジアラビアに感謝すると伝えている。それにも関わらず、13日の原油相場の上昇は限定的なものだった。業界ウオッチャーによると、市場の需給バランスを取り戻すにはまだ、武漢ウイルスによる需要の急減という大きな課題が残っているという。日量970万バレルの減産は、リーマンショク時の2008年に決定した減産量の4倍以上だ。世界供給量のほぼ10%に相当するが、原油価格の上昇は5%未満だ。この値は、年初来の下落率として依然として50~60%に相当する。愚生のように、石油高騰を期待して買い建てた者には、納得のいかない価格だ。しかし、果報は寝て待てと諦めるしかない。今後、世界の石油市場安定化に向けた取り組みとして、米国やG20メンバーを含め、産油国、消費国も石油価格の安定化に関与したことは一定の評価ができる。いずれ、原油価格が回復すると期待したい。心動けば相場に曲がるというが、当に愚生の心境だ。冷静な判断ができずに、自分に都合の良い情報ばかりを取り込む。これでは、投資家というより、単なる欲の塊になってしまっている。その結果、相場観もだんだん曲がってしまうようだ。今回の原油騒動はどうだったろうか。原油に投資したことは以前にもあったが、待ちきれずに損切りした。今回は歳も重ねたので、亀の甲より年の功を活かしたい。

 

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